どうする秋華賞。チェルヴィニアが勝つと決めてはいるが、穴の虫が囁くのだ。何か見落としていないか、と。
まずはトライアルの検証。
レコード決着となった紫苑S。開幕週、前が止まらない、予想通りの展開と結果だった。同日の1勝クラスが57秒台の決着だったことを考えれば、レコードを過大評価するのは危険だろう。今の早い時計が出る京都の馬場を考えれば、紫苑Sは評価していい。先行有利の中、3着まで迫ったボンドガールも評価できるということだ。
ローズSもやや重だったことを加味すれば、時計を見ても決して低レベルではなかった。そこで、中団後方で折り合いをつけたクイーンズウォークが直線大外からまとめて差し切った力は抜けていた。最後方からレガレイラが追い込んで掲示板を確保したが、2頭だげ他馬と脚色が違っていた。たぶん、力がちがうということだろう。
そんなトライアルだが、どちらが本番につながるかというと、紫苑Sなのではなかろうか。ローズSは中京、左回り、やや重というあたりもかなり条件が異なり、力がある馬以外は度外視していいのではないか。ただ、大逃げで3着に粘ったセキトバイーストは、マイペースの逃げに持ち込んだら怖い。
直行組のチェルヴィニアとステレンボッシュは、きっち仕上がったとみていい。枠順を考えると。チュルヴィニアが有利ではなかろうか。
不気味なのコガネノソラ。捲り気味で前を捉えにかかるレースっぷりが父と重なるのだ。父のような明らかなまくり差しではないが、3コーナー手前からギアをアップし、直線に向くと悠々と前を捉えるレースに魅力を関じる。強敵ぞろいではあるが、自分の競馬ができれば馬券内に飛び込むチャンスは十分だ。
前売りで4番人気に推されたミアネーロも内でじっと脚をため、直線で出口さえ見つかればチャンスはありそうだ。
買い目は当日決めるが、印を打つなら
◎チェルヴィニア
〇クイーンズウォーク
▲ステレンボッシュ
△ボンドガール
△クリスマスパレード
△ミアネーロ
☆コガネノソラ
注セキトバイースト
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