成長経済回帰への具体策 その4 日本は何をすべきか-1
周囲の人たちによく質問をします。「何か買いたいものありますか?」ほとんどの方がしばらく考え込んでしまします。そして「差しあたって、特にないですね・・・」 「テレビもデジタルにしたし、車も、これが最後のマイカーだと思ってハイブリッド車にしたところだし・・・」
エコ減税や補助金、エコポイント は結構効果があったようです。「エコポイントが住宅リフォームにも広がったから、少し家を直そうと思っている」という人もいます。
多くの人たちは現状でそこそこOKと言うところなのでしょうか。「将来不安まで考えたらキリがないけどね。マア、政府が何とかやってくれるでしょう・・・。」
日本では「現状はまあまあ、しかし将来はわからない。その頃、俺はもういないよ。冗談、冗談。」と言うのが一般的で、一方、途上国へいくと、「現状は厳しく、大変。しかし将来は明るい(と信じている。)」という人が多いようです。考えてみれば戦後の日本もそうでした。
多分、いま、日本は経済発展の踊り場にいるのでしょう。何故踊り場になってしまったのかというと、ひとつには、それなりに豊かになったという事もあるでしょう。それにもうひとつは、プラザ合意以降の失われた10年20年の間、日本経済は、あまりに巧くいかないことばかりなので、やる気をなくしてしまった、という事もあるでしょう。
日本には、歴史的にも、こういう踊り場はあったように思います。(歴史の専門化には笑われるかもしれませんが)平安時代とか、室町時代とか、元禄時代とか言われる時期はそうだったのではないでしょうか。
その時代の生活レベルは、今に較べれば大変低いのですが、その時点では、それなりに豊かで、人々はその生活をそれなりに楽しんでいたのでしょうか。そういう時、日本では、いろいろな「芸術・文化」が花開いています。
今、日本は経済成長はダメです。しかし、J-ポップ、アニメ、ゲームソフト、ジャパニーズ・クール、日本食文化などなど、日本からの文化の発信は今までにない強さと広がりがあるようです。
これもひとつの方向です。日本人のエネルギーレベルの高さは、常にどこかに噴出口を求めているという事でしょう。
「まあ経済は一休み」と言ってしまえばそれまでですが、これまで経済、経営に入れ込んできた人間としては、経済もなんとかなって欲しいと思ってしまいます。
日本人にはそれが出来るでしょうし、世界も多分それを必要としているのではないでしょうか。
周囲の人たちによく質問をします。「何か買いたいものありますか?」ほとんどの方がしばらく考え込んでしまします。そして「差しあたって、特にないですね・・・」 「テレビもデジタルにしたし、車も、これが最後のマイカーだと思ってハイブリッド車にしたところだし・・・」
エコ減税や補助金、エコポイント は結構効果があったようです。「エコポイントが住宅リフォームにも広がったから、少し家を直そうと思っている」という人もいます。
多くの人たちは現状でそこそこOKと言うところなのでしょうか。「将来不安まで考えたらキリがないけどね。マア、政府が何とかやってくれるでしょう・・・。」
日本では「現状はまあまあ、しかし将来はわからない。その頃、俺はもういないよ。冗談、冗談。」と言うのが一般的で、一方、途上国へいくと、「現状は厳しく、大変。しかし将来は明るい(と信じている。)」という人が多いようです。考えてみれば戦後の日本もそうでした。
多分、いま、日本は経済発展の踊り場にいるのでしょう。何故踊り場になってしまったのかというと、ひとつには、それなりに豊かになったという事もあるでしょう。それにもうひとつは、プラザ合意以降の失われた10年20年の間、日本経済は、あまりに巧くいかないことばかりなので、やる気をなくしてしまった、という事もあるでしょう。
日本には、歴史的にも、こういう踊り場はあったように思います。(歴史の専門化には笑われるかもしれませんが)平安時代とか、室町時代とか、元禄時代とか言われる時期はそうだったのではないでしょうか。
その時代の生活レベルは、今に較べれば大変低いのですが、その時点では、それなりに豊かで、人々はその生活をそれなりに楽しんでいたのでしょうか。そういう時、日本では、いろいろな「芸術・文化」が花開いています。
今、日本は経済成長はダメです。しかし、J-ポップ、アニメ、ゲームソフト、ジャパニーズ・クール、日本食文化などなど、日本からの文化の発信は今までにない強さと広がりがあるようです。
これもひとつの方向です。日本人のエネルギーレベルの高さは、常にどこかに噴出口を求めているという事でしょう。
「まあ経済は一休み」と言ってしまえばそれまでですが、これまで経済、経営に入れ込んできた人間としては、経済もなんとかなって欲しいと思ってしまいます。
日本人にはそれが出来るでしょうし、世界も多分それを必要としているのではないでしょうか。