東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

全日本所感。

2018年11月12日 01時12分39秒 | 全日本インカレ2018

ついに最後のブログとなりました。

全日本でのこと、今までのこと、これからのこと。

書きたいことはたくさんあるように思います。

それでもなかなか筆がすすまないのは、最後のブログなのに伝え残しがないか、言いたかったことをちゃんと言えているかいちいち考えてしまうからで。

そんなことを考えていてもきりがないので、田原ではないですが、徒然なるままに、書いてみることにします。

                                                                                                                              

 

 

…と思っていましたが、書いてみたら全日本のパートが長くなってしまったので、今回は全日本のブログです。引退ブログは次の記事です。ご容赦ください。

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こんにちは、4年の西坂です。

 

今からちょうど一週間前、第83回全日本学生ヨット選手権大会が閉幕し、自分たちの代は引退する運びとなりました。

 

すでに秋の関東インカレで現役選手として引退していた自分は、今回の大会はサポートとして臨みました。

秋インカレで敗れたときの感情はもちろん吹っ切れているわけはありません。その時の感情については、その当時ブログで書いた通りなので割愛します。それでも、その時の悔しさだったりとか、無念だったりとかが今大会に臨むうえで自分にとって強い原動力となっていました。

負けて改めて気づく勝ちへの執念。関東で負けたからこそ、代の引退を迎えるこの全日本の舞台では絶対に勝ってやろうと。自分にはサポートしかできないなら、勝ちたいという思いはチームで一番強く持ってやろうと、思っていました。

サポートという役回りをしたのは、二年生の秋以来二年ぶりでした。サポート能力はずっとサポートをしてきてくれていた後輩たちが優秀で、自分は自分にしかできないことをやろうと思っていました。セーリングに関するアドバイス、注意喚起をしてやってくれ、ということはコーチや先輩から頼まれていました。ただ、自分が一番やるべきことはサポートチームの士気をいかに高められるか。レースメンバー以外の全員を集めて、士気が高まるような言葉がけを意識して話してみたり。自分はこんなにサポートに本気なんだぞっていう姿勢を見せるように意識していました。

でも、やっぱり強い学校のまとまり具合はうちのチームよりはるかに上で、個人個人がそれぞれ自分の役割、やるべきことをはっきり認識できていることがはたから見てもわかる。

即興でサポートに回った自分の非力さを痛感しました。

 

そして、海上ではもっともどかしい思いをすることになります。

レース艇と接触できる機会は限られていて、海上にいるほとんどの時間、自分は何もすることができない。できることと言ったら、回航順位を取ったり、レース展開を観察したり、海面の情報を集めようとしてみたり。でも、自分が直接レースを助けてあげることはできない。なにも出来ない自分が悔しくて仕方がない。なんてサポートってつらい役回りなんだろうって思いました。

でも、そこであることに気が付きます。自分はレギュラーである時、サポートメンバーの心情を推し量ったことがあったのか。なぜ今初めて気が付くのか。

自分は、レースメンバーであったとき、サポートのみんなも同じ方向を向ける、全員が本気で勝ちたいと思える、そんなチームであったらいいなと思っていたし、強いチームとはそういうチームだと思っています。確かにそういうチームであったらいいと思っていたはず。

でも、もし本当にそういうチームだったとしたら、一番つらいのはサポートメンバーのはず。直接海上で戦っているレースメンバーよりも、勝ちたいと強く思っているのに、陸上でその戦いを見られない陸番のメンバーや、直接戦えないサポートボートメンバーの方が、辛い思いをしていたはず。

自分は、レースメンバーであったとき、サポートメンバー1人1人にまっさきに感謝の言葉とねぎらいの言葉を伝えていたのか。一部の人に伝えることはあっても、合宿所のミーティングで全員にまとめて伝えることはあっても、着艇後すぐに全員には伝えてこなかった。

サポートメンバーがいるから、自分たちはレースに集中できるし結果が残せると、感謝しているつもりになっていた。でも、見えていたのは実利的な部分だけで、最後の最後まで何も気が付かなかった自分が恥ずかしい。

こんな人間が理想とするチームを作れることがないのは、あとから考えれば明白です。

チームのメンバーには未熟者の先輩を反面教師として、これから強い、全員のためのチームを作ってほしいです。

 

 

今回の全日本でもう一つ痛感したことがありました。

片クラスで戦わなくてはいけない難しさです。

たまに「東大片クラスにしたら強いんじゃない?」って言われることがあります。確かにレギュラーは3,4年でも余るくらい層は厚くなるなぁとは思いますが、スナイプ、仰秀を復活させた先輩方を見てきた身としては、どんなに人数が少なくても両クラスで戦って総合を目指すことが東大ヨット部のプライドだと思ってきました。

でも、今回初めて両クラスで戦えないレースを目の当たりにして、両クラスで戦うことの大切さを今まで以上に実感しました。

今回、スナイプチームは孤独に戦っているように映りました。おそらく、同じ海面で違うフリートで戦っている仲間がいるというのは、与える安心感が大きいと思います。

実際関東のインカレなどでは、自分自身スナイプチームの結果を気にしながら戦い、違うフリートで戦っている仲間を思うことで、自分たちも頑張ろうと思っていた。オレンジ旗が上がってしまってからもそう。サポートボートが近づけない状態で、近くにいる仲間と健闘を祈りあう時間はすごく心強かったように思います。

自分はサポートボートに乗りながら、自分はサポートボートに乗っているよりも470であの海面に一緒に浮かんでいる方がよっぽどスナイプチームの力になれるのに。そう思っていました。

実際スナイプチームがどう思っているかはわかりませんが、両クラスであることの意味は、それぞれのチームに与える結果という面でも、重要だと思います。

来年以降は、なんとしても両クラスで全国の場に立って、助け合いながら上を目指してもらいたいです。

 

 

全日本で久しぶりにサポートをして、思っていたことを書いておこうと思ったら長くなってしまいました。

頑張って戦ってくれたスナイプチーム、サポートチームは、本当にお疲れ様でした。

(次記事に続く)

 

4年前副将

西坂惇之


蒲郡日記11月4日

2018年11月06日 19時47分10秒 | 全日本インカレ2018

最終日は風がなかなか安定せず、スタートしてノーレース、海面の移動などののち、11時前にスタートしてスナイプは1レースのみ行われました。

《スナイプ級最終成績 (24校72艇)》
13 31418 高山・田原
23-52-62-62-62-62-70-23 計416点
14 31308 浅川・多賀谷
38-43-56-41-13-40-41-55 計327点
15 30785 吉武・阿部/野村
36-49-51-43-45-54-64-56 計398点

1位 早稲田大学 428点
2位 京都大学 437点
3位 同志社大学 494点

17位 岡山大学 1112点
18位 東京大学 1141点
19位 北海道大学 1149点



最終レース終わって着艇して淡青を上げて、西坂にお疲れ様って言って言われて、レース艇のスロープに行ったらみんな納得のいかない表情で、とりあえずお疲れって言って。もっとすっきりした感じを想像していたけどなかなか思ったとおりにはいかないですね。ただ、着艇してすぐ早稲田が総合優勝って聞いた時は本当に、想像していたより嬉しかった。自分で何もしていないのに変だけど、日本一のチームと練習しているというのが自信のもとになってもいて、マストに旗を上げて帰ってくるのを見られて良かったです。
解装梱包して、時間があったので他大学の同期と話したりして、4時半から閉会式、出たのは4年生とスナイプの2年生以上だけで裏で積込みをしてくれていました、その後積込みを終わらせてミーティング、集合写真、新チームミーティング、で解散しました。
閉会式に出て一番思ったのは、やっぱり総合順位を目指したかったということでした。今年の部の目標だった総合順位がなくなったままレースは続いてスナイプチームも気の持ち方は予定と違うものだったのではと思う。私にも予定と違う全日本でどういうふうにすればいいかわからなくて意味不明制御不能なテンションの乱高下で迷惑をかけたし、最強のサポート体制が作れることだけは片クラスの強みと思っていたけどそこもそうでもなかった気もするし。
んー、なんともいえない気持ちで文章にならないので2週間経った辺りでもう一回書こうかなと思います。言っておかないときっと書かないから口に出してるので後輩同期のみなさん催促してください。

最終日は一つ上の先輩方がたくさん観覧艇に乗ってくださいました。すごく心強くて、よねんせいに応援に行こうと思ってもらえる我々だったことを嬉しく思います。ありがとうございました。3日目までにも、応援に来てくださったLBの皆様、松前のお母様、阿部のご両親、工藤、磯野、差し入れをくださった高山、浅川、西坂、磯野のご家族、ほか応援してくださった皆様、ありがとうございました。

蒲郡日記はこれで終わります。1日以外欠かさず書いた風に7編上げましたが、表示されている投稿日時は最初の下書きの時刻で、寝落ちたり迷走したりして実際に投稿したのは場合によっては何日か後です。時制がずれているかも知れません。待ってくださっていた皆様申し訳ありません。催促してくれた小野みく天木阿部ちゃんありがとう。誰に聞いても蒲郡にいない日のやつが一番良かったそうで、人には得手不得手があるのだなと思いました。
あまり真面目に読まないでほしいけど、読んでくださりありがとうございました。

水石さおり



【番外編】田原日記 11月6日

月曜日は八景島で積み下ろしですが、4年生は蒲郡で引退ということで豊橋の近くの田原市で一泊して帰ることにしました。向かう途中、(たぶん)電照菊のビニールハウスがとても綺麗だった。田原が見つけてくれた森の中の家みたいな一軒家で初めてハンモックで寝ました。べつに布団はあったけど寝室3つあってどこにするか考えるの面倒だったしハンモックなかなか快適だったので。朝起きて、近くのビーチに行きました。蒲郡は湾内だったので大きい波はありませんでしたがここは渥美半島の太平洋に面している側で、サーフスポットです。近いけど全然違う海でした。
今回の帰り道のメインイベントはひつまぶしを食べるということで、田原が浜松の鰻屋さんを探してくれました。鰻、すごく好きだったのですが、減っているという話を聞きすぎて食べられなくなくなっていたので本物を食べたの5年ぶりとかだと思います。めっちゃ美味しかった。また5年くらい食べないのではという気がするのでずっと上書きされずに覚えていられそうです。
5人なのに車が2台で私は西坂と二人で5時間くらいあったので積もる話とかあるかなと思ったけどそうでもなく、面白い話してよと二人合わせて80回くらい言って面白い話は3つしか出てこずどれも一瞬で終わってしまって他は何を話してたんだっけ、中学校の話とか、キャベツと組織の進化とか、おとっととっとって、とか、後輩たちのもう何回もしたような話とか。あとはQueenといきものがかりとBeatlesを歌っていた。西坂長い運転ありがとう。去年の福井も、葉山八景の軽トラ2トンもありがとう。私も免許取って使える人間になりたいです。みんな君には無理って言うけどそんなことないと思う。
合宿所の手続のため葉山に向かった高山号とは途中のサービスエリアで別れ、4年生旅は解散となりました。次に集まるのは今週末の八景島、私物放出会ですね。近い。その後は仰秀の全日本、次は東北戦、学生マッチの練習。…ほぼ毎週なのでは。
おそらく皆ちゃんと帰れたようで、八景島の積み下ろしも済んだと思われ、無事に遠征終了です。ご協力くださった皆様ありがとうございました。私は、西坂の最寄り駅から私の家までのどこかでパソコンと卒論のノートと授業の資料全部紛失して社会復帰が無理になりました。ほんともういや。


蒲郡日記 11月3日

2018年11月03日 21時31分00秒 | 全日本インカレ2018

今日は3年小野と1年斎藤の誕生日です!去年福井で角出さんと小野の1日違いの誕生日でホールケーキが3つもあったのが懐かしいですが、今年もケーキ2つでお祝いしました。ケーキ登場の時照明を落とす役を仰せつかったために別室にいてまゆこちゃんの驚くところが見られなかったのが残念ですが、上手くいったみたいなのでまあよかったです。3日前の吉武のときを考えるとごめんて感じだ。


さて、
今日は風が弱く風待ちの末14:30頃にAPAとなりました。運営艇が13時過ぎに出たのに続いて淡青や他の支援艇も出艇し、多くのレース艇はスロープの水際ぎりぎりでメインセールを上げて待機して空と雲に圧力をかけていましたが平均5ノットの基準を満たす風は吹いてこず、一度もD旗は上がらずに今日は終了となりました。
長い風待ちの間、レースメンバーは他大学の同期と話したりわりと楽しく過ごしているようでした。ふだん陸での風待ちはそわそわしていやだから早く出してくれと私は思ってしまいますが、今日は淡青着艇した時に出る前よりも空気が和んでいたように感じました。そう見えただけかもだけど。

今日で、今回の遠征に来る予定の38人全員がそろいました。他校と比べて多い方なのではと思うのですが、ハーバーで周りを見るともっと大きく見える学校がたくさんある。ミーティングで集まったときのまとまりとか一人ひとりが決まった仕事をしている感じとか、強いところは人数より大きく見えます、スイミーみたいな。前入りで合同練習した時とか今日とか、レース以外のときの方がチームとしてどうということを感じます。今日来たサポートメンバーズが私たちと他のチームをどう見たか聞いてみたい。

最終日の明日は9:30第一予告、12:00最終予告です。2レース予定ですが1レースしかできないこともあり得るし、みな次が最後と思ってレースすると思います。もしかしたら昨日が最後だったかもしれないけどそれを考えると、去年の全日本インカレで最終レースに出た人たちが次のレース頑張ろうって思いながらAPAを見たって言ってたのを思い出す。明日やってほしいです。


蒲郡日記 11月2日

2018年11月03日 05時32分03秒 | 全日本インカレ2018

大事なところで1日空いてしまった。
4年水石です。
昨日から全日本インカレが始まり、昨日3レース、今日4レースが行われました。1日予定3レースのところ1レース前倒しで行ったほか、第一予告までの時間やレース間が非常に短く、4日間で予定されている11レースを運営が全て消化しようとしていることが感じられます。海上にいる時間のほとんどはレースをしている感じで、支援艇はレースエリア外に出ていなけれらなりません。レース艇との接触があまりできないので、ごはんを渡す一瞬で情報と元気も渡したいのですがなかなか難しく、歯がゆいことも多いです。


1日目
スナイプ 全72艇
13 31418 高山・田原 23-52-62 計137点
14 31308 浅川・多賀谷 38-43-56 計137点
15 30785 吉武・阿部 36-49-51 計136点

前入り練習と同じような風が予報されており実際初めはそのようでしたが、レースが始まると前日までと比べて振れと強弱がエグい。1レースの中でオーバーパワーと下オンの風が両方あったりします。先の風が見えている艇、風に応じて好きなところでタックできる艇が前に出ていく様子でした。
比較的風が安定していた第1レースは31308の1上9位回航で始まり、フィニッシュも23, 38, 36と平均30に近いところで良い大会の始まり方でした。第2、第3レース。少し余裕のある長さのスタートラインで最も混んでいる場所からは離れて3艇とも一線でしっかり走って出ており手応えを感じるスタートで、ただ上手く風に合わせられずに順位を落とすことが多いようでした。


二日目
13 31418 高山・田原 62-63-62-71 計395点
14 31308 浅川・多賀谷 41-13-40-41 計272点
15 30785 吉武・野村 43-46-54-65 計344点

1位 早稲田大学 361点
2位 京都大学 399点

18位 北海道大学 969点
19位 東京大学 1011点
20位 三重大学 1064点

微風の予報に反して風があり、当初の予定を前倒して4レースが行われました。今日も風の変化があり順位がどんどん入れ替わるレースでした。東大スナイプは13位の好成績とあるのですが難しい風に苦戦、艇数が多くつまっているので一つの判断ミスでわっと抜かれることがあるようです。あと回転…
今日は京都大学のスナイプが2回の1位フィニッシュほか好成績で2位につけており、着艇してからハーバーはその話でもちきりでした。難しい風で強豪校がすごく後ろを走ることも多い中で京大のメインセールの青いマークがいつも前にいて、淡青も盛り上がりました。京大、阪大など七大学が前にいるとやっぱり嬉しいです。まあ、私たちも出てれば西坂はあのくらい、52も、とか思っちゃうけどね時々は。京大はこのままメダル取ってほしいです。 淡青はなかなかないようなメンバーで乗っているのですが、永田が回航順位をとるプロになるなど成長していると思います。それでもレース中は何もできないので支援艇2年ぶりの西坂はその歯がゆさにもだえているようだけど、支援艇ってそういうものだからしかたない。でも逆に私は今まで交代要員として淡青に乗ってきたから100%サポートメンタルでないまま支援艇慣れだけをしてまあそんなもんって思ってしまって、そういうのが絶対無くレースメンバーと同じくらいの気持ちでやっている昨日今日の淡青リーダーはかっこいいです。 …などとサポートメンバーミーティングを寝ぶっちした私の言えることではないのですが。本当に恥ずかしい。


蒲郡日記 10月31日

2018年10月31日 23時54分00秒 | 全日本インカレ2018


こんばんは。今日は30785スキッパー吉武の誕生日です!宿でメロンパンナちゃんケーキを作りました、4年水石です。なんか狂気を感じる仕上がりになった。

今日は朝レース用セールで出艇して風が上がったので着艇、計測の準備と整備をし、計測の後主将会議、開会式が行われました。全日本インカレ開幕です!工藤、磯野、小野、大橋、落合が来て最初の倍以上の人数になりました。
午前中走り合わせをしていた時間は一時間もないのですが、浅川いわく一日分疲れたというくらい濃い練習になったようです。レースメンバーの集中力は言わずもがな、淡青リーダー西坂が熱く頼もしく、一昨日までよりも断然たくさんの指摘をスナイプにしてあげられます。今日蒲郡にいるなかで最強のマネージャー(西坂水石はマネージャーとしてパンフに載っている)だと思います。明日もレースメンバー6人淡青6人陸4人全員が勝つ気でいます。私は全日本で結果を出したい気持ちがレースメンバーだった去年より強くて面白いなと。
1日目の配艇です。

13 31418 高山・田原
14 31308 浅川・多賀谷
15 30785 吉武・阿部
淡青 西坂・水石・戸沢・野村・永田・天木
陸番 小野・塚田・大橋・落合

予定では10:00 470第一予告で3レース、どうやらこの4日間乗ってきたような風でのレースになりそうです。淡々としたレースを、できるようなサポートを、していきたいと思います。
応援よろしくお願いいたします。


蒲郡日記 10月30日

2018年10月30日 23時12分00秒 | 全日本インカレ2018
31日朝の追記
私昨日の永田君のブログを上書きしてしまったらしいのですが、もちろんそんなつもりは全くなく、私は自己満足で書いてるだけなので蒲郡にいる人に書いてほしいに決まってるんですよ。本当に申し訳ありませんでした。永田さん覚えてたら書き直してください…


こんばんは。名古屋行きの夜行バスの中にいます、4年水石です。今日は顕微鏡のなかの63μmくらいのものを見ていたので広い海が恋しいです。
昨日から今日にかけて蒲郡には浅川、西坂、塚田、天木、永田が到着し、一気に賑やかになりました(たぶん)。昨日まではほぼスナイプチームだけで練習していましたが、サポートメンバーが入ったことでいよいよ部全体での遠征という雰囲気です(写真を見る限り)。

…私今日これ書く意味ない気がするな。

蒲郡に来て淡青から練習を見ている時、レース艇のいてほしいところにいるように、欲しい情報を渡せるように、と考えていますが、時々、雑念が湧いてくることがあって。リーチング楽しそうとか走り合わせしたいなーとか千葉大もっと前走ってとか学習院早く来いとか。まあそんないろいろを感じるために来ているところもあるので、470の下級生にとってはこの全日本が、私の2年生の秋インみたいになるのかもしれないなとふと思いました。

昨日まで、自分が出ないからかわかりませんが思った以上にいつも通りの気分です。レースメンバーはもしかしたら緊張高揚があるのかもしれないけど見た目そうでもなく、葉山の4年生部屋でごろごろしていたようにスナイプ部屋で無駄話をしていたり、夜明日のお昼を買いにコンビニ行ったり、海で考えていることもたぶんいつもと同じと思う。高山の口が悪いのも田原がお疲れモードなのも多賀谷に話が通じないのも戸沢が意味わからないのも阿部がタメ口なのも大善が長電話してるのも吉武がラテンのリズムで歩いてるのもいつも通りですね。悪くないんじゃないかと思います。田原さんは今日明日でよく休んでほしいが。あと私も、顕微鏡を覗いたまま寝る、鍵を蒲郡に忘れて家に帰れなくなる、と平常運転すぎて困ったので、明日の受付、計測、開会式からの大会期間はもう少しまともにいきたいと思います!


蒲郡日記 10月29日

2018年10月29日 23時03分43秒 | 全日本インカレ2018

こんばんは。東京行きの夜行バスの中にいます、4年水石です。明日は学校に行かないといけないので、サポートは西坂くんにバトンタッチして一時帰京します。浅川、永田を乗せたにしざカーはそろそろ宿に着く頃でしょう。今日の夕方にはマネージャーの塚田が蒲郡に着き、明日からも少しずつ人が増えてくる予定で楽しみです!

今日は418, 785, 563の3艇で、午前中は東北大学と北海道大学、午後は早稲田大学のコース練習に参加しました。マークが打たれると海にいるほぼ全ての艇が集まってきて自ずと大規模のコース練になります。午後は数えたらスナイプだけで44艇いて、海面もインカレと同じ場所を狙っているはずなのでかなり本番に近い練習になっています。惜しいのは予報によれば昨日今日のような風が吹くのはレース初日だけで二日目からは微風軽風になりそうなことで、せっかくならこの風でレースしたいなぁと思ってしまいます。あとリーチングやりたいし一回くらいは自分たちでコース練運営したくなってきた(昨日と言ってることちがうけど淡青二人いればいけそう)けれど、明日は私いないのでした。東大はそこそこの位置で走ることもあれば後ろの方に固まってしまうこともあり、スタートの成否が結果に出ているという印象です。それぞれ順位を上げられるレグ、落としがちなレグがあるようですが、4番艇戸沢が順位を上げてこられることが多くて見ていて楽しい。明日は永田に代わるかもしれないけど二人とも自分がレース出るつもりで頑張ってほしいです。
レース前なのでオフの日を作ったり早めに着艇する学校もあるようですが、我々はコース練が終わったあとも16時ぎりぎりまで練習するようにしています。走り合わせを見ていてスナイプのセールに目が慣れてきました。昨日も言いましたが4番艇までちゃんといて1人欠けても3艇で走れるのいいなと思って。八景にいる470の3、4、5番艇候補たちもがんばれ。今日は出艇も一番で気持ちよかったです!スロープで他大学に先を行かれそうになったのでめっちゃ急かして写真取りました。疲れも溜まってくるので明日以降はは早めに着艇するなどすると思いますが、朝は一番を目指していきたいです個人的には。また、朝イチで出艇できるのは今のところ艇のトラブルが起きていないからでもあるので、出艇時間にこだわりつつも焦らず(17時にはハーバーの門が閉まるのであまり時間がないのです)毎日こまめに確認して、レスキュー含めてレース当日変なことが起こらないようにしたいです。

ここまで書いている間に、正確には途中で寝落ちて寝落ちて気づいたら、朝になっていました。純合宿所スタイルで東京駅に降り立つことになるので暗いうちに電車に乗って弥生に逃げようと思います。
蒲郡のみんな今日も楽しんで!

水石さおり

蒲郡日記 10月28日

2018年10月28日 23時28分00秒 | 全日本インカレ2018
こんばんは。Facebookでは気配を消していますがじつは蒲郡にいます、4年水石です。
今日の蒲郡組は浅川、高山、田原、多賀谷、阿部、戸沢、大善、吉武と私の9人。人数が少ないので少し寂しいですがそれでもスナイプ4艇出せています。自分が淡青に乗ることで一艇増やせると思うとちょっといい気分になれるので、ぎりぎりの人数というのも楽しいですね。

午前は早稲田のコース練習に混ざり、午後は京大主催の合同コース練に参加しました。午後の運営メンバーは京大、東北、東大、阪大、九大と聞いていたので7月に不成立だった七大戦やりなおしin蒲郡かと思っていたら、参加校がずっと増えてスナイプは40艇弱、470も20艇以上のレースでした。すぐ隣(というか思いっきり被ったところ)でも別の合同練習が行われていて狭い範囲にとてもたくさん艇がいます。遠征先でこれだけ大きなコース練習を仕切れる、仕切ろうと思えることに、人数の力もそうですが全日本への慣れやチームとしての行動力を感じました。東大はまだ、人数的にも自分が練習することで精一杯ですが、コース練一本一本で多くを掴める4艇だと思うので、明日以降もたくさん海に出ていきたいです。
午後の練習では淡青はアウター(本部船を真ん中にした3点スタートラインの上側の方)を打っていました。スタートラインがフィニッシュラインを兼ねていてすることは多かったわりにアンカーがとてもかかりやすい場所だったので余裕もあり、通り過ぎていく470艇団を見てこの中入りたかったなぁと時々思ったりしてました。一緒に淡青に乗ってくれた九大の4年生はサポートのプロという感じで引っ張ってくれ、とても助かりました。仲良くなれて嬉しかったのですが、彼女によれば東大といえば(面識ないけど)下重さんらしいです。レセプションMVPさすが。

明日は浅川がいませんが、3艇でしっかりやっていこうと思います。

水石