東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

逆走、1月リレーブログマラソン

2020年01月25日 18時25分38秒 | 2020リレーブログ

こんにちは、新2年スナイプスキッパーの青木大吾です。眞珠さんにご紹介預かったとおり三鷹寮に暮らしています。

三鷹寮は6棟×3階×20部屋くらいある大きな寮なのですが、なんと僕の部屋の斜め前が新4年・大善さんの部屋だったんです。ちょうど入れ替わりで入居したのでした。不思議な巡り合わせだなぁと。

 

今日開催されている東大ヨット部1月レクリエーションに参加してルポ記事のようにまとめようかとも考えていたのですが、試験勉強との兼ね合いもあり断念しました。

下重さんごめんなさい。

 

 

僕は話題を探しに1月リレーブログを昨年版の終わりから遡ってみることにしたのですが、読み終えてみると通常ブログとも引退ブログとも違う良さがありました。

みんな同じタイミングで書くからその人っぽさが色濃くでること、練習真っ只中じゃないから落ち着いて色々考えられていること、または肩の力の抜けた味のある文章になっていること....

 

どれもこれもいいブログばかりでしたが、今回はそのうち僕が考えさせられた2つを軽く紹介させてもらいます。

リアルタイムで読めなかった同期向け、っぽくなったのはご容赦ください。

 

1つ目は、昨年の塚本さんのブログ『継続は力なり』。以下引用です。

ーーー

「ヨットを楽しんで!!」って結構いいますよね。最初のうちは動作に一生懸命で楽しむことはできないと思います。というか今でも自分は楽しんでヨットに乗っているのかというと、まあそうではないのでしょう。だっていつも今の自分に満足することは無いですし、勝負に徹している以上そんな感情は芽生えません。「それでは楽しみが無いことをなんでやっているの?」そんなこと答えは決まっています。「成長していくことが楽しみだから」なんだと。

ーーー

「ヨットを楽しめてなくね??」っていうのは僕の入部来の悩みのタネで、たまに鬱々とした気持ちになりました("to be, or not to be"とまで問題にはしないけれど)。そんな僕にこの言葉はしっくりきました。

塚本さんの言葉だから、というのもあると思います。インカレ前期間の塚本さんの姿を見て、これくらいヨットに向き合い、必死に藻掻く人に僕はなれるだろうかと感じました。ならねばなならない、とも。頑張ります。

 

2つ目は、一昨年の西坂さんのブログ『引用句』より。西坂さんが自身の引退ブログでも触れている言葉です。

 

「過去の自分は、未来の自分が作る」

 

最初「?」となる言葉ですが、続く説明を読んで納得しました。西坂さんはそこから部について考えていましたが、まだ僕にはそんな素地もなく。

 

でも、自分個人についても言えることだなって思います。今悶々とすることはあっても、絶対悩んだ分だけ為になっていて、いつかメキメキっと伸びた未来がその過去に意味づけしてくれるのかなと。(ちょっと違う?)

 

 

そうこう読みすすめているうちに、浅川さんの新年の挨拶まで辿り着いてしまいました。もっと前の代まで読んでみたかったというのが読了後の感想ですね。

こうやってこのブログもいつか後輩に読み返されるんですかね?引用ばっかりでラクしたな、って思われたり?

まあいいや。

 

 

ここらへんで終わりにします。お付き合いいただきありがとうございました。

明日は令和のハニカミ王子こと新4年スナイパー・永田さんです。お楽しみに!

 

 


心に太陽を くちびるに歌を

2020年01月24日 09時00分00秒 | 2020リレーブログ

菜々子ちゃん、素敵な紹介をありがとう!
社交辞令は素直に受け取るタイプの新4年マネージャー、濵田眞珠です


唐突ではありますが、去年から病気をしてしまい、1年ほど休部をさせていただいています。

部活に行かなくてもできる仕事を割りふってもらってはいましたが、その場に行けないということは、以前よりもプレイヤーをサポートできていない気がするし、代交代の年なのに最後の最後まで美駒さんに心配かけっぱなしだし…と、情けなさやら、申し訳なさやらで一杯でした。

ちょっと暗くなっちゃいましたね笑

でも、そんな中でも嬉しいことがありました!
それは、私がこの事をきちんと皆んなに話せたこと。そして、それを皆んなが受け入れてくれたことです。(受け入れてくれた気がする?笑)

お医者様から病気のこと、手術のこと、その他様々なリスク聞いて、怖くて怖くて眠れない状態になっていました。
考えた結果、こんな状態で、こんな勢いだけで伝えるのは辞めておこうと決め、黙っていました。

でも皆んなからしたら、「なんでか分からないけど来なくなった人になるよね」「そうだとしても、自分が受け止めきれていない事を皆んなに言ってしまうのって、気を使わせるし、甘えすぎているかも」と、グダグダ考え考え…薬の副作用すら伝えられずに、用事があると休んでいました。

ただ暫くして、「あんなに優しくて器が大きい人ばっかりなのに、こんなの皆んなを信用していないみたいで、本当に失礼すぎるな」と思うようになり、勇気を出して言ってみることにしたのです。

結果として、本当に言えてよかったです。
「何か負担があればすぐに言って」とおっしゃってくださった先輩方、すぐに「無理しちゃダメだよ」と連絡をくれた同期、「待ってます!」と言ってくれた後輩に感謝の気持ちでいっぱいです。
なによりも、言えてよかったと思える人に出会えたことも幸せです。
プレイヤーを支える側であるはずのマネージャーですが、今年1年は特に皆んなに支えられました。

よく分からない病気ではなく、きちんと名前がついている病気でよかったんだ。と思えたのは、皆んながいたからです。
本当にありがとうございます。
あ〜どうしよう、恥ずかしくなってきました!笑

やっと、来月の手術でひと段落つくので、少しずつではありますが、さっさと復帰して部活に参加したいです!

長文な上に拙い文をここまで読んでくださって、ありがとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


さて、明日は三鷹寮の青木大吾くんです!

 


メリハリパリパリイキイキ

2020年01月23日 20時36分00秒 | 2020リレーブログ

うっしー、紹介ありがとう!

同期マネのみおと“風呂サー”というものを設立し、温泉で泥パックをしたりサウナで汗を流したりしています。東大ヨット部の美白担当になれたらいいなと思っているマネージャー新2年齊藤菜々子です。
(この自己紹介は、1月19日のクルーザー班新3年の中野さんのブログをみて思いつきました。)
ちなみに、写真はあの“風呂サー”のものです。

突然ですが、私はみんながおいしくご飯を食べてくれている時、ヨット部に入ってよかったと思います。
私は料理は好きですが、大した物ができるわけでもなく自己満で生きてきました。ヨット部に入ってからご飯を作ることで、他の人が食べるというプレッシャー、美味しいと言って貰える喜び、私の作ったものでその人の体が作られているという責任感を感じるようになりました。

ご飯を作っている時は、「みんな寒い中頑張ってるんだろうな」とか、「今日の献立、みんなの気分に合ってるかな」とか色んなことを考えて作ってしまいます。
先輩マネージャーの方々が今まで作ってきてくださったヨット部の献立は、野菜が沢山入っていてとてもバランスが考えられていて、全部美味しくて、最高です。
でもふとした時に、私たちはそれの通り作っていればいいのか、元々ある美味しいということが分かりきっているご飯を作っていればいいのか、と思ってしまいました。
そこで、マネージャーの赤坂優羽と私で栄養管理係というものになりました。まだ仕事という仕事は出来ていないので大きな口は叩けませんが、、、
これからは先輩から受け継いだ東大ヨット部メニューに磨きをかけ、新世代のヨット部メニューを増やしていきます!
カレー、タコライスに並ぶような人気メニューをたくさん作りたいです!!!


ご飯の話を長々と失礼しました。
うっしーが明るいと紹介してくれましたが、
ディンギー班のマネージャーとしてはご飯の他に、合宿所の雰囲気を明るくしていこう係というものを勝手に担っています(ほんとに勝手にやってます、誰にも言ってもいません笑笑)。
東大ヨット部の合宿所が活気溢れる、笑顔溢れる、メリハリパリパリイキイキした場所にしていきたいです!!!


次は、
女性らしさの中に明るい可愛さも兼ね備えた素敵な先輩、眞秼さんです!

艇庫改造(?)案考えました。

2020年01月22日 18時25分49秒 | 2020リレーブログ

くれは紹介ありがとう。1470クルーの牛嶋です。

1229日の夜、大掃除でプリント整理しているとFLOWのプリントの裏になにか書かれている、見てみると艇庫の見取り図が書かれていました。あ、やべえ考えなきゃ。

艇庫を改良する役に買って出た身なので、とりあえず案を出したいと思います。どうしたらより良くなるか、ここはそうしないほうがよいのでは、ということは全員の意見を聞いてから議論するのが適切なので。

この休みの期間で考えてくるために最終日の帰る直前慌てて写真を撮ってきました。

 改めて艇庫汚いですね、、特に右側がカオス。私物がたくさんかかっています。ウェアは艇庫裏のスペースにかけましょう。

 

まず悩んだのがコンクリートに穴を空けることを考慮した上で案を作るかどうか。コンクリートに穴を空けるのは大変ですが、他大がやっているようなマストの配置にするには必要になってくる。ただ今回は部員の労力とお金、そもそも工事するに値するいい案が浮かばなかったので工事はしない方針で行きます。

 

次に配置をどうしたらよくなるか。ずっと、考えて写真を見て・・・を繰り返していて、右側のラック回転してもいいことないし、、とか思っていたのですがまずサイドステイがだらんとしていて調くんが危ない!ということが気になりました(ヨット部で合宿しているとステイが邪魔だと思うことはありましたが危ないとは思わなかったですね)。普段シーホッパーのセンターボードとラダーがてきとーにおいてあるところも、ステイが邪魔で放らざるを得ない状況にあると思いました。よって解決策としてはステイがだらんとならないようにするためにクリップで止める(クリップを紐で柱に結んでなくならないようにするとか考えていますが、正直これに関してはうまくいかない気もします)、そして解装するときステイがだらんとしすぎないように気をつけるべきだと思います。

 
ここで、配置はいいのだけれど、定位置が定まっていないもの多くね?という発想に至りました。
 

そして、気になっていたこと2つ目は、練習に出るときウォーニングとセンターケース、そしてセンタボードが落ちないための梱包をビルケに入れるのですが、ビルケの定位置がなく放りっぱなしなので、練習出る時においた人しか場所が分からない、よって誰にも頼めない(手分けがしづらい)という状態です。これを解決するにはビルケの定位置を決めるために、いま私服がおいてあるところの下辺りにビニールテープとかで区画をつくり(その時シーホッパーに備品を置く場所のスペースは開けておく)、艇によって定位置を決めておくのが良いと思います。

シーホッパーのセールですが畳むのではなく丸めほうが楽だと思いました。また、ホッパーの位置は同じでいいので、スチールラックをおいて(仕切りあり)、ホッパー用センターケース(470のラーダーケースのイメージ)をラックに固定することでセンターボードをそこに入れるだけの状態にできます(本棚に本を立てかけるイメージ)。ホッパー用ラダーケースも同じように作り、こちらは立てるよりは上に重ねていくことをイメージしています。

(↑棚のイメージ、床においたときステイが当たらないくらいの高さ)

またスピンが奥にあるのも取り出しにくいので、今私服がおいてある位置(写真でいうと3,4つ目の右側)に移動したほうが効率的だと思います。 ブーツは1年の誰かがいっていたように、ひっくり返して乾かせるように改良しましょう。

淡青、疾風のウォーニングは工具箱がおいてある一番下のスペースを空けて、置くのが良いと思います。

艇庫で使うステンレスのハンガーは足りない気がするので部費で買いましょう。ライジャケはハンガーに掛けましょう。艇庫でいらなそうなもの(箱とか)があったらミーティングで議題に挙げましょう。 

意外と当たり前のことができてないがゆえに汚くなっている節もあるので気をつけたほうがいいですね。

 

他の人にわかりにくい説明だったら申し訳ないです。あくまで提案なので、もっとこうしたほうがのでは?とかあれば聞きたいです。改造しようと張り切っていたわりには、ほとんど何も変わってないじゃないか、とも怒られそうですが、定位置がないものに定位置を与えるのは大事だと思って、艇庫改良案として出させていただきました。棚を買い換えるなら全部一斉に変えるほうがいいかもしれません。

明日は料理が上手で、明るい1年マネージャーのななです!お楽しみに!
 
p.s. 画像を貼るとどうしても反転してしまい苦戦していたのですが、今はスマートエディタという方で打てるのですね。気づくまで時間を無駄にしました…

面白味のないことを書きます

2020年01月21日 00時40分00秒 | 2020リレーブログ
 こんにちは。智貴さん紹介ありがとうございます。1年スナイプクルーの山村です。腹筋がなさすぎて変身モノヒーローも真っ青の短時間しかフルハイクで出られません。最近筋トレを頑張ってるので成果が出てほしいところです。というか出します。

 さて、今回のブログはヨットのことに絡めるということですが日常の出来事とヨットを繋げることが出来る気がしないので自分が考えたこれからのことについてでも語ろうかなと思います。

 少々時は遡り代替わり後、自分は今年の目標はと聞かれても特に思いつきませんでした。漠然と上手くなりたいくらいで、もっと考えて絞り出しても同期と競り合いたいなぁくらいでした。将来全日本でいいとこ行きたいよなみたいな同期との会話は上手くできるのに。自分のこととなると、直近のこととなると、何も思いつかない。

 まあだから落ち込むというわけでもなく、時間はいっぱいあったので思い出した時にちょこちょこ考えました。結局分かったのは、同期より上手くなるんだ!とか言ってたんですけど別にそんなことどうでもいいなと思っちゃうっていう。まあそれは今レギュラー争いとか無縁の所にいるからかもしれないですが。

 小学生の時は塾で一方的にライバル視してた子よりテストの点とか通常点がいいとか悪いとかで喜んだり悔しがったりしてたんですけど、中高で勉強を頑張らなくなった結果ついでにそれなりに丸くなったみたいです。

 それで、じゃあ考えた結果の目標は?っていうと、自分がなりたいと思うクルーになる、かなと今は思います。まだヨットのことは分かってないに等しくて、なりたいクルーが何なんだよって言われると言葉に詰まるのですがそれはまたこれから考えていけばいいかなと。

 とはいえ、今思ってるそれなりに具体的な目標もあります。それは、先のこととかは分からないけどとりあえず春合宿が終わった後のインカレシーズンまでに、ちゃんと一通りのことができるクルーになることです。
 
 自分は女子インに出させてもらうなら確実に、そして個戦でも高確率で、同期スキッパーと組むことになります。多分お互いに自分の仕事でいっぱいいっぱいです。その時にごめん周り見てなかったとかそういうことは言ってられないなと。せめて自分の仕事は最低限できるようになっておきたい。

 ほんとはもっと先のことまで考えて逆算して目標を決めていった方がいいんでしょうけど、今の自分にはその先はまだ見えませんでした。

 少しでもその先が見えるように、オフ期間でも出来ることをやれる人間になっていきたいと思います。自分はこんなとこから努力しないとできないような人間なので。以上です。

 明日はアツイ思いを秘めた1年470クルー牛嶋です。自分の薄っぺらーい語りとは一線を画すようなブログを書いてくれることでしょう。お楽しみに!

脱却

2020年01月20日 15時56分37秒 | 2020リレーブログ
こんにちは。新三年470スキッパーの鈴木です。

先日、成人式がありました。テストやレポートのことなど忘れて、久しぶりに高校の友達や小学校の友達とあって思い出話に花を咲かせたり騒いだりと大変充実した3日間を過ごしました。(その後テスト大変でした…)新しい話などもいっぱい聞いたのですが、やっぱり昔の思い出を笑いながら話す時間が一番楽しくて、良い中高時代だったなーなんて感傷に浸ってました。なんかおっさんみたいですね。

これで終わりたいところなのですが、中野に熱い意気込みを期待されてしまったのでヨットについて少し。



ヨット部で去年過ごして、僕は後輩のたくましさをすごく感じました。練習に対する姿勢、レスキューでの振る舞い、先輩に対しても恐れずガンガン質問していく積極性、大会期間中の陸でのサポート、自手練への参加率などどれをとっても一昨年の僕とは大違いでした。たくましい後輩のおかげで今のままではいけないのではないかと痛感しています。。
僕はもともとあまり前に出たり積極的になるのが得意ではありません。恥ずかしさとか面倒くささとかが勝ってしまっていつも積極的にはなれずにいました。でもやっぱりこれからレースに出て部を引っ張っていく存在になるにはこのままではいけない。受け身な自分から脱してもっと積極的になっていかなくてはいけない。そのことを胸に刻んでこの一年頑張っていこうと思います。
短いですがこれで失礼します。


明日はハイクアウトをこよなく愛する新二年スナイパーの山村です。



黒から白へ 〜継続は力なり〜

2020年01月19日 23時23分31秒 | 2020リレーブログ

洋子ちゃん、紹介ありがとう。オフのこの時期が一年で一番焼けていないはずで、風呂でたまに「あれ、ちょっと白くなったかな?」と思うのですが、先日久々に会った友人にも「お前相変わらず黒いな」と言われ悲しくなったクルーザー班新3年の中野です。死ぬまでに一度は「色白だね」と言われてみたいものです。

 

肌の色と同様、ちょこちょこ体を動かさないと気が済まない性分も昔から変わっていないようで、新年に入ってから色々と運動しております。

まずは1/3-5のスキー。戸沢さんの別荘にお邪魔しました。いやー、楽しかった。楽しかったけど、去年から上達したかというと3日目にちょっと上手くなったかなってぐらいで、最初の2日は感覚を取り戻すっていう程度でした。

次はヨット。先週の日曜日、八景でホッパーに乗りました。まともにホッパーに乗るのは去年の冬合宿で1回乗った時以来で、まぁこれもめちゃくちゃ楽しかったのですが、後で動画を見返して結構ヘコみました。自分のイメージより全然下手。微風のタックでロールはほぼかかってないし、フルパワーちょい上ぐらいの風になるとメインも舵もブレブレ。3月にも八景に行く予定なので、可能な限りホッパーに乗って上達したいですね。

そして最後は今日のお話。いつも通り11時に起きて外を見るとやけに天気が良くて、ふと「走りたいな」と思い、数年ぶりにランニングなるものをしてみることに。10キロぐらい走ってやろうかと意気込んで臨んだのですが、最初の1キロに5分弱かかり「😅」という気持ちに。結局4キロに20分かかってギブアップ。4キロ15分台で走ってた中3の時の自分よ、お前スゴすぎるぞ。

いずれのスポーツについても言えるのは、「継続は力なり」ということですかね。1年ぶりとか数年ぶりとかにやるスポーツが全然できないのはある意味当然で、とにかくコツコツと練習を続けて上達するしかないのでしょう。当たり前すぎますね。

 

さてさて、できなかったことを悔いてばかりいてもあれなので少しは未来に目を向けましょう。

今年はフランスで開催されるEDHECという学生の大会に出たり、イギリスで開催されるJ/24の世界選手権に出たりと思わず浮き足立ちそうになります。ですが、まずは地に足をつけて3月のANIORU’s cupでの王座奪還を目指します。

入部以来、一昨年のJ/24全日本、去年のアニオル、そして去年の全日本と、3大会連続で神戸大に黒星を喫しています。今度こそは神戸に勝つ。冬合宿中、この意識をクルーザー班員全員が1日とて欠かさずに持つことができれば、自ずと白星はついて来ると信じています。

 

さて、明日は新3年470スキッパーの鈴木智貴です。ヨット部の割に色白な彼は、レギュラースキッパーを目指す今年の意気込みを普段と違って熱く語ってくれます(知らんけど)。こうご期待!


東京大学運動会ヨット部

クルーザー班 副将 中野陽


よそはよそ、うちはうち

2020年01月18日 10時34分19秒 | 2020リレーブログ

こんにちは。板坂紹介ありがとう。私そんなにパワフルじゃないけどなあ笑、でもこのブログ読んだらそんな風に思われちゃうのかなあ、うーん、、新2年470マネージャーの仲田です。


今日からセンター試験ですか!ずっと昔のことみたいです、懐かしいですね。私は去年上京浪人していたため、東京で、かつ寮の住所的に東大の本郷キャンパスで受験したのですが、毎年「今日からセンター試験です」とテレビで放映される用の撮影が入る大教室に当たってしまい、「やっぱ東京で受けると違うな!」と田舎者らしい感想を持った覚えがあります。笑 受験生のみんな落ち着いてファイト!


さて、代交代後、マネージャーの中に「海マネ」という役割が生まれ、マネージャーもプレイヤーと同じくらい海に出るようになりました。(時代が変わりそう!)私自身その海マネの1人となって1~2ヶ月やってみたのですが、未だに海マネの仕事と言ってもよくわからず、レスキューの定員枠をひとつ奪ってしまっているような感覚を拭えません。。。とまあ海マネの存在意義を考え始めるのは早々にやめて、本題に移りましょう。


実は、昨年の全日本インカレのスナイプで優勝した京大の方にお話を伺う機会があり、優勝の秘訣をいくつか聞けました。先輩方や同期に「京大ってこんな感じだったらしいですよ!」と報告するのもなんだかおこがましい気がしてなかなか話せていなかったのですが、今回いい機会なのでここに軽くまとめてみようと思います。()書きは私の個人的感想です。以下①〜⑥と、思ったより長くなってしまったので、お時間ある方は読んで頂けたら嬉しいです。


①全日本前入り

京大は10月前半から西宮に前入り(全日本自体は11月1日〜)。大会の何日目かに、1週間前入り勢は経験したことのない風が吹いて戸惑っていたが、実は10月前半にも同様の風が吹いていたため京大は既に研究済み。だから走れた!この”超”前入り期間中どうしても上級生が出なければいけない授業などがあった場合は、下級生と協力してやりくりしてたそう。

(来年度の全日本インカレ@江ノ島ならわんちゃん出来るかもしれないけど、その次の琵琶湖だったら厳しいかなあ。でも私たちの代が4年生になる時、琵琶湖で京大一人勝ちはやだなあ。。。)


②ブレない目標

京大の4~5年前のスナイプは全日本予選落ち。それから15位→7位→2位→1位!昨年2位になった時はまぐれ感がすごかったために、「次の目標は優勝って掲げるしかなくね?いやでもさすがに無理じゃね?」という空気が部内に流れていたが、リーダーがずーっとブレずに「優勝」と掲げていたおかげでみんなも次第に同じ目標を目指すようになった。

(「今の東大見てると3~4年前の京大見てるみたいやな!」と言ってくださったのを覚えています。優勝っていう言葉が身近に感じられるくらい強くなってみたいなあ。)


③メンタル

ヨットはメンタルスポーツ。京大は定期的にスポーツメンタルトレーナーに来てもらってメンタル指導受けてた。あと、全日本の時に気をつけていたことは、体操もエールも全部「いつも通り」にすること。大会だからって何も特別なことはしない。メンタルを通常モードに保つことを最優先してた。

(当たり前のことですがメンタルって大事ですね。小松さん語録を思い出します。「本番は稽古の如く〜、稽古は本番の如くだ〜。」正直言うとご本人からこの言葉を聞いたことはないのですが、先輩方が小松さんの名言としてご紹介されてたのを思い出し、勝手に脳内再生しました。)


④ミーティング

京大でミーティングが変わったのは最近のこと。それまでは脱線が多くて先輩の昔語りがだらだらと。。。今は、5分間の各艇ミーティングの中でその日のチームミーティングの議題を考える(ex.今日のタックについて)→各艇が議題を持ち寄り、それを一つずつ消化していく。そうすると脱線することもなくなって効率的なミーティングになったそう。

(前に角出さんとお話した時に、「東大生はその賢い頭をもっとそういうとこ(ミーティングなど)に使った方がいいのにな〜。京大の方が頭使ってる。」とおっしゃっていたのを思い出しました。)


⑤マネージャー

京大はプレイヤーとマネージャーの境目ほぼなし!食当もレスキューも一緒にやる!「マネージャーがヨットを理解するためにはどうしてるんですか?」と聞いたら、「新歓後にプレイヤーが新入生プレイヤーに座学するのと同じように、マネージャーが新入生マネージャーに座学するよ。」とおっしゃってました。

(ひえー、私今座学しろって言われても何にも説明出来ないなあ。京大マネおそるべし!やっぱ強豪校はマネも強い…!)


⑥卒業文集

京大は毎年引退する4年生が、4年間の笑いあり涙ありの思い出と得たヨット技術をまとめて文集として発行する文化があるそう。これは後輩が学ぶためのいい教材になってるらしい。

(先輩の技術が後輩に受け継がれるのは素敵だな〜、これは真似したいと思いました。同期のみんな、卒業するときは作ろうね。)


と、、、私が少し聞いただけでも京大には魅力的な文化があり、それがいくつもの層となって、スナイプ優勝・総合5位に繋がったんだな〜と思いながらお話を聞いていました。ですが、私がその中で考えていたのは「東大は東大のやり方で戦う」ということでしょうか。数あるインカレ出場校の中で見ると、難関国公立かつセレクションがないという点等々で京大がもっとも似ていることは事実ですが、丸パクリしても、必ずしも成功するとは思いません。そもそも部のキャラも違うと思いますしね。もちろん上記のようなことは比較的真似しやすいですし、上手く使えそうなところは積極的に取り入れるべきだと思いますが。


部員全員の、もっと強くなりたいと思う気持ちが高まっている今、強豪校のやり方を倣いたくなってしまいますが、東大ならではの事情を考えなければいけない時も往々にしてあるはずです。例えば、経験者があまり入ってこないこと、強豪私大が集う激戦区・関東を勝ち抜かなければいけないこと、我々マネージャーが他大生であること、院進が多いために忙しくなる時期が他大と違うこと、などでしょうか。(ちなみに京大も他大生がマネをしてるそうですが、東大よりは制約が少ない印象を受けました。)

もちろんネガティブ、というかマイナスなことだけではありません。経験者が少ないからこそスキッパーとクルーが同等でいられること、小松さんに教えて頂けて、早稲田と一緒にコース練が出来ること、、何より部員それぞれがヨットに対して誠実で努力家で、そして誰にも負けない賢い頭を持ってること。

要は、東大は東大なりの、強くなって勝つ方法を見つけたいな、ということです。


まだマネが発展途上で、これから何をしたらいいんかな〜くらいにふわっとしていて理想像が定まっていないことも、東大が強豪校へと進んでいく変革期にはちょうど良いのかなとも思います。今はまだ海での仕事が確立されてないですし、陸でも改善の余地はたくさんあります。だからこそ、ここ数年は自由に色々試せるのだろうと思いますし、むしろ他大よりも有効なマネのあり方を見つけることができるかもしれません。きっと気楽で楽しい時期ですね。これやったら良さげかも?と思いついたことはちゃっちゃかやってみようと思います。


以上、動作も艤装もまだよくわかってないくせにみんなわかってる当たり前のことを偉そうにつらつらと書いてしまったことにここまで来てやっと気づき、恥ずかしくなってきてしまいました!でもブログは書かなきゃいけないから今更引き下がれない!うう、少し現実に戻ると、そんなたいそうなことは考えずに、まずは冬合宿を乗り切、り、たい、、な〜〜、頑張って耐えてくれ自分、、と思っているのが正直なところです。


では、ここらへんで失礼します!


p.s.

明日のリレーブログは、見た目も心もアツい!クルーザー班新3年中野さんです。早く明日になってブログ読みたいです、中野さん!


新2年

仲田洋子


新年初クルーザーMTG!@1月リレーブログPART17

2020年01月17日 23時44分00秒 | 2020リレーブログ

こんばんは!今日のブログを担当します、板坂吉純です。


今日は、クルーザー班での久しぶりの活動ということで、スポンサー契約に関するミーティングがありました。10:00の集合で余裕と思っていた自分の体は、すでにヨット部のものではありませんでした…。見事に約30分ほどの遅刻をかましてミーティングが始まったわけですが、久しぶりに仰秀のみんなと会えた嬉しさときたら!って言うほどの感動は無かったです笑 やはり、去年にほぼ毎週会っていた感覚は忘れてないようです笑 そんなわけでいつもの部活のようにワイワイ楽しくミーティングを進めていたのですが、いざ企業に電話をかけようとなると空気は一変します。主将の春日さんがお手本を見せてくれたのですが、初っ端から塩対応。相当ビビりました。社会は冷たすぎます。自分はどんな相手にも温かさを持って接しようと誓ったわけです。しかし、いざ電話をかけ出すと徐々に緊張はほぐれ、資料を送ってくださいと企業側から言われた快感を忘れられず、終盤はみんなこぞって電話をかけていました。今日電話が成功した企業全部とスポンサー契約が取れると信じて、資料請求やプレゼンも頑張っていこうと思っています。

明日はセンター試験です。少しだけ金沢トークを挟むと、去年のセンター試験は受験会場まで歩いて辿り着けないほどの大雪でした。明日雪が降るとの予想ですが、東京の受験生は恵まれているということです笑 優秀なセーラーが東大ヨット部に入ってくれることを祈っています!

明日は、プレーヤー顔負けのパワフルマネージャー、仲田洋子さんのブログです!どうぞお楽しみに〜!

7年後は。

2020年01月16日 23時08分00秒 | 2020リレーブログ

あけましておめでとうございます。
新3年470クルーの下重智華子です。

東京オリンピックを掴み取った「お・も・て・な・し」が日本を沸かせてから早7年。
いよいよオリンピックイヤーの2020年がはじまりました。

当時中学生だった私の描く2020年の私はどんな人だったのでしょうか。きっと、遥か先の事だからとあまり現実的には考えていなかったと思います。
今の私もそうです。自分の7年後なんて全く考えられない。

実は数年前までの私は惰性で妥当な丸い楽な選択ばかりをしてきました。進路から31のアイスクリームの味まで、攻めたことはせず安定に守りに入るのが私の生き方でした。

そんな私でも、自分では無謀だと思っていた東大受験に挑戦したり、今までスポーツとは無縁だったのにヨット部に入部したりと攻めようという意識で大学生活を送ってきました。

だけど、イマイチ自分が変われたような気がしない。そんな思いを抱きながら、少し前に高校の時の後輩に誘われてある就活イベントに顔を出しました。

あるyoutuberが登壇して話をしてくれました。その人はお金も人脈もないも無い状態で、1人東京にきて活動している人です。
凄い人だなぁ自分にはできないなぁと思う私にある言葉が突き刺さりました。

「求められるのは、優秀な人材ではなく勇気のある人材なのだ」

そうか、“勇気”か。
自分に圧倒的に足りないのは勇気なのか。
今まで目を逸らし続けていたことが、急に突きつけられました。

私がどうして今までのような生き方をしてしまったのか。それは一重に勇気がなかった。と言えてしまうような気がしました。

そんな人生をすごく、すごく後悔しました。

私は昔から、ある意味やりたいことがはっきりと決まっていました。ただ、それを無謀な夢だとずっと向き合わないで生きてきました。

勉強があるから、学校があるから、部活があるから。ほんとにやりたいことなら、勇気をもって全てを捨てるくらいの覚悟で飛び込むべきだった。

きっと、私は片手間で出来ることだけを選んできたんじゃないか。そう思いました。

全部を懸けて失敗したり、上手くいかなくなるのが怖くて、保険をかけ続けていたんだと。

私は変わりたいです。

だからこそ、私は2020年。
いままで以上にヨットに励もうと思います。
全部を懸けたと言えるくらい。

誰よりもヨットに乗ります。

本当はスポーツとか少しだけ向いていないなぁとも思います。頭でっかちですぐに考え込んでしまう。
辛いことからすぐに逃げ出したくなってしまうし、すごくネガティブだし。
でも、向いてないからこそ、変われる部分ってすごく大きいんじゃないかなって思います。だからこそ、一番向いてるのは私です。

でも、私は弱いから、決意した直後は熱くともすぐに冷えてしまうかもしれません。
そんなふうにならないように、今ここで宣言します。


私は、この1年で最も成長するクルーになります。


そうしたら、必然的にレギュラーの座も手にできると思います。

それでも私は弱いから、すぐ心が折れたり逃げ出したくなることもあると思います。周りの人にはたくさん迷惑をかけると思います。
それでも、支えてくれる人がいて、共に励ましあって切磋琢磨できる仲間がいる。
こんな恵まれた環境ないと思うから。
頑張ってみようと思います。
これから、よろしくお願いします。

こうして、成長して変わり続ける人生でありたい。
7年後の自分が、今よりももっと素敵であれますように。





P.S.
ふわっとしたブログになってしまいました。

明日は、大きな体躯をクルーザーで存分に発揮し、将来のエースと(私が勝手に)期待している新2年クルーザー班の板坂吉純くんです!