東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

ナマステ

2021年01月28日 15時46分31秒 | 2021リレーブログ

 

ご無沙汰しております、新2年470クルーの松尾一輝です。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

私はというと、先週の今頃、愛用していたMacbookが故障し(というか破壊し)、1週間パソコンの使えない生活を過ごしていました。バックアップするのを怠慢していたせいでレポート諸々のデータを消失し、一週間かけてようやくメンタルもデータも復旧している途中です(苦笑)

緊急事態宣言が宣言が出てから(主にパソコンをぶっ壊すまで)何をしていたかというと、まあ色々ありましたが(魚の三枚おろしを習得したり、鬼滅の刃を1話から全部見てみたり、下宿先でアボガドの水耕栽培を始めてみたり…etc.)、インド映画にハマっていました。

井の頭線に乗っていたときに、見知らぬ女性2人がインド映画について熱く語っていたのに感化され、試しに見ることにしました。最初に見たのが、定番とも言われる「きっと、うまくいく」という映画なのですが、これが本当に面白かったです!!!インド映画は3時間弱という長さが特徴なのですが、完全に見入ってしまいました。学歴偏重のインドの社会問題に切り込みつつ、ロマンスやサスペンスの要素も網羅した、鳥肌ものでした。ちなみにインド映画は「マサラ映画」と呼ばれ、料理に多種多様な香辛料(マサラ)を加えるように、ロマンス・サスペンス・コメディー・アクション・・・あらゆるジャンルを掛け合わせるのが特徴らしいです。

以降、インド映画を手当たり次第に見ているのですが、その中で「ダンガル、きっとつよくなる」というスポーツ映画に出会いました。スポ根映画は何となく陳腐な印象を持っていましたが(完全に個人の見解)、これまた至高の作品でした。物語は、レスリングの元インド代表の主人公が、自分が果たせなかった国際大会での金メダル獲得の夢を娘に託し、鍛え上げるというものです。

スポーツとは無縁の村の娘が、筋トレや走り込みからスタートし、ルールを学び、徐々にレスリングを体得していく過程、壁にぶち当たった時に遠くに住む父が試合映像を通して娘に的確にアドバイスするシーン、そして国際大会で勝利を掴むシーン…

競技も性別も違うけれど、ついこの前にヨットを始めた自分や、先輩方の姿と少し重なるところもあって胸が熱くなりました。選手やその家族、観客の熱気がひしひしと伝わる演出からは、スポーツの凄みのようなものを感じ興奮しました。(オリンピック見たいな…)

そして今、自分も早く練習したいなという感情が湧いてきています。

緊急事態宣言が早く解除されることを願って。

 

新2年 松尾一輝

次回は、新3年のマネージャー「とにかく明るい香穂さん」です!!

 


初心不可忘

2021年01月27日 22時23分00秒 | 2021リレーブログ
お世話になっております。本年度470リーダーを務めさせていただいている新4470スキッパーの古橋です。

去年の11月から最高学年として部活に打ち込んでいるわけですが、やはり時の流れというのは恐ろしいなと改めて感じます。ついこの前まで1年生だったのに、、、とうとう最後のリレーブログとなってしまいました。そう思うとなんだか感慨深いですね。

ブログの順番がわかった時は「それまでに何か書くことが浮かんでくるだろう」と思い、話のネタを見つけようと1月を過ごしてきたのですが、最後のリレーブログにふさわしいような内容を見つけられずに今日を迎えてしまいました。本当は何かかっちょいいことを端的にズバッと言いたかったのですが思いつかないので少し昔話でもしようかと思います。

ディンギーに乗った時の一番古い記憶は、僕が覚えている限りでは八景島で試乗会をしていただいた時のことです。その日は快晴で風も強過ぎず弱過ぎず、まさに試乗会日和だったことを覚えています。僕は運よく2人で470に試乗させてもらいましたが、トラッピーズに出て「ヨットってこういう感じかあ」と正直あまり何も思わなかったのをよく覚えています笑。その時は入部宣言をしなかったけれど、最終的にヨット部に入り1年生として活動することになりました。

1年生のホッパー期間はほぼ無風と言って良いくらいの日が多かった印象があります。風がある日は、大して吹いてもいないのにわけもわからず沈を何回もしていました。葉山に移って上級生練習に合流する頃にはレスキューワークや長いミーティングなど、部の勝手もわかるようになり、その後江ノ島のワールドの運営に参加したこともあってヨットについての知識が日に日に増えていきました。

そして時は進み、秋インカレの時期になりました。結果は最終レースで逆転され、470チームの全日本進出は叶いませんでした。あの日の着艇時、船台を渡す際にスロープから見た茜色になりかける空と湾内に帰ってくる先輩方の姿は今でも脳裏に深く刻まれています。本当に行けなかったのだと、実感しました。自分がレースに出たわけでもないし、そもそも470にだって昼休みに乗ったことくらいしかない入部して数ヶ月の僕でしたが、自分のことのように感じてしまいました。いつか必ずこの日の雪辱を果たしてやる、いや果たす義務が後輩である俺らにはある。そう思いました。

それからというもの僕はとにかく強くなりたい一心で練習に取り組みました。そこからは470スキッパーとしてヨットに乗り始め、あっという間に2年の時が流れ今に至ります。(もちろん色々ありましたが長くなりそうなので割愛させていただきます笑)

1年生の時、片道30分弱の道のりをわざわざ台車を運んでガソリンを買いに行き、練習前には食材の買い出しのために早めに集合し、志願してもないワールドの運営に駆り出され、「ヨット部に入ったのになんでこんなことしてるんだ」とかきっと感じたと思います。でも今、部活を運営する最上級生という立場の人間として当時を振り返ってみると、それは決して無駄ではなかったのだと本当に思います。そういう部員がいるからこそ部という組織が成り立っていて、多くの人が助けられているのだと。そしてあの時そういう思いをしたから、今に至るまでそれを忘れずに部活に励めるのだと。改めて感謝の心を忘れずにいたいと思います。

後輩たちにはきっとこの先辛いこともあると思うけれど、ぜひその時々で感じたことを忘れずに「その時経験したことがあるからこそ今の自分がある」と言えるように頑張って欲しいと思います。もちろん僕にもこれから迎えることになる試練は数知れず多そうです。

なんだか引退ブログみたいになってしまったかもしれませんが違います笑。まだまだヨット部を通じて色々な経験をしたいと思っています。

長くなってしまいましたが以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

古橋恒太


明日は新2年ほんわか関西人の松尾です。きっともう少し柔らかい文章を書いてくれることでしょう!お楽しみに!


ラーメンやめました、たい焼きはじめました

2021年01月26日 21時12分17秒 | 2021リレーブログ

こんにちは。新2年の千田綾菜です。私も流れを継いでこのオフの期間について書こうと思います。

 

まず体重が3キロ増えました。筋トレをしたからではありません。年末に帰省してからというもの、自分で作らなくても勝手にご飯が出てくることに感動し、口に食べ物を運び続けていたからです。お腹が空くということもないほどでした。かつ、帰省中は筋トレもランニングもサボりました。こうして一週間ほどで3キロ増加し、ヨット部に入って少し付いたかと思われた筋肉はただの肉へと化したのでした。

 

次に、筋トレとランニングを再開しました。年末年始にダルダルになった体のままではいけないと思い、意気込んで始めました。

しかし問題が一つ。

私が普段走っているコースには、走り始めると序盤にケーキ屋さん、折り返し地点にラーメン、ちょっと寄り道をするとたい焼きやコロッケ、もっと寄り道をするとワッフルやクレープ…誘惑がありすぎるのです。そして走るとお腹が空きます。

ついこの間、夕方に走っていた時のこと。ポケットにお金を入れていたのが間違いでした。片方だけポケットが重たいなあと思った私は、あ、軽くすればいいんだ、と気付きました。するとちょうどそこにラーメン屋さんが現れたのです。30分後、ポケットが軽くなった私は、坦々麺と餃子で重くなったお腹を抱えて復路につきました。胃の中がぐるんぐるんしていましたが、意地でも走って帰りました。それからというもの、ランニング中はラーメンではなくたい焼きにしています。

運動しても結局食べてるなら一緒かもとも思いましたが、走らないよりマシで、これが案外続くものです。ご褒美を設定するのも一つですね。

 

クラス分けが終わってから一度も部活に参加できていません。早くみんなに会ってヨットに乗りたいなあと思いつつ、明日はたい焼きではなくみたらし団子にしようかと画策しています。

 

明日は新4年の古橋さんです!お楽しみに!


スマブラー

2021年01月25日 21時04分32秒 | 2021リレーブログ

こんにちは新2年の加藤です。

他の人の記事を見ていて自分も1月を振り返って主にやって来たことを振り返ってみてみるとこの一言に尽きると思います。そう「スマブラSP」

念のため説明しておきますとこのゲームは様々なゲームシリーズのキャラクターが集まって吹っ飛ばし合う格闘ゲームです。

ちなみに私は単マルス(青髪の剣士)使いで昔のスマブラDXからやっていたのでスマブラを始めてからはや10年、10歳上の兄に小さい頃泣かされるほど厨キャラ(DXピーチ、初心者殺しキャラ)でボコされ続けついに地元の友達全員をボコせるほどの実力をつけることはできたと思います。ちなみに小学校の時スマブラ負け知らずの人たちも幾度と薙ぎ払って来ました。

そして今年1月いつものようにスマブラのネット対戦しててついにこの空いた時期にレート対戦始めようと思い立ち頑張って少し名の通ったプレイヤーを目指していきたいです。

後最近少し自分の中でハマり出しているのがマーダーミステリーです。これはあらかじめ決められた背景の登場人物にプレイヤーたちがなり切ってそれぞれの目標を遂行しながら犯人を探し出すゲームです。中には感動的なストーリーや予想を裏切る展開を多く含むものもあり見ていて全く飽きません。あと思ったのはこのシーズンのアニメは熱い物がなかなか多いです。約ネバ、ワールドトリガー、ひぐらしのなく頃に、進撃の巨人、呪術廻旋、ダイの大冒険、Dr.Stone見させていただいています。ちなみに私はアニメ勢です。ワールドトリガーは小5ぶりに見ているので感慨深く見ています。

漫画は最近ポケモンspecialと言うポケモンの世界でかつ子供向けではなく王道ストーリーの内容のものを読んでて新鮮で面白いです。

明日は新2年の千田さんです!ぜひ楽しみにしてください・


筋トレって何すればいいんですか。

2021年01月24日 20時36分00秒 | 2021リレーブログ
こんにちは
新二年の小俣要介です。お世話になっております。


最近重い腰をあげて、ヨット部に入るまで五ヶ月くらい続いていた筋トレを再開しました。
今週はちょっとテストが忙しくやってなかったりしますが…

僕の筋トレは気分で色々やります。必ず毎回やるのは、YouTubeの「1日2分で必ず腹筋が割れる」という動画のやつを真似してます。ちなみに五ヶ月それをやり続けて、腹筋は割れませんでした。ヨット部の先輩方におすすめの筋トレを教えてもらいたいものです。(エグいのをオススメされそうですが)


今日は皆様にとって3番目くらいにどうでも良い、僕が初めて筋トレをした時について書いていこうと思います。


僕は中学高校時代文化部で、筋トレなんていうものとは一切縁がない生活をしてきました。しかし、ある日、転機が訪れます。

その日、人類は思い出した。筋肉がない、恐怖を。脂肪の中に囚われた、屈辱を。


それは高1の冬のことでした。「体力テスト」という、泣く子も黙る、恐ろしいイベントがやってきたのです。


そこで僕は(改めて)自分の腹筋のなさを思い知りました。体力テストの結果表にある、ただでさえ小さい五角形が、腹筋が無さすぎて四角形になっていました。

そう、実は当時の僕は、超絶おデブちゃんだったのです。どれくらいおデブちゃんだったかと言うと、もうそれはそれは不思議の国のアリスに出でくる、ハンプティ・ダンプティのようでした。(母親談)
実際当時の体重は75キロ(現57キロ)で、中学時代の僕につけられたあだ名は、「sphere(訳:球体)」でした。お陰様でその単語の発音だけはネイティブ並みに上手いと自負しております()

そんな状況に危機感を感じた私は、ある日、毎晩腹筋をやることを決意しました。

その日からというもの、欠かすことなく毎日腹筋をしました。初めは10回すら覚束なかった(!?)のにも関わらず、連続で120回できるくらいには成長しました。

すると、たった二ヶ月で体重が15キロ落ち(!!)、今の体型に落ち着きました。
僕はデブという生涯の悩みを克服し、初めての筋トレ期間の幕を下ろしたのです。


ということで(?)明日のブログは、
サンフレの貴公子「カッツォ」こと、加藤くんです。

意識高い「系」

2021年01月23日 19時55分51秒 | 2021リレーブログ

お世話になっております。

クルーザー班新3年の青木維摩です。2021年もよろしくお願い致します。

 

意識高い系大学生と光生から紹介を受けました通り、意識高い「系」であって全く意識は高くないんですね笑

そんな意識高い「系」の大学生の昨日の行動をご紹介します。

 

朝、小鳥のさえずりで目を覚まし、キッチンに行きお水を一杯。

起床後すぐにお水を飲むとお肌にいいとモデルの人が言っていました。

コーヒー豆の入った瓶を棚からとり、手動のミルで豆を挽く。ミルは電動にしようと思っているのですが、、手動の音、雰囲気が好きなので変えられません。

コーヒーを飲んだら身支度を整えて、駅前のカフェへ。パパッとモーニングを食べて、インターンしている会社のオフィスに出社。

午前中は午後のミーティングのために資料を作成し、13時ごろ表参道のカフェで社員の人とランチ。

午後デザイナーさんとのミーティングが終わったら、オンラインの就活セミナーに参加するために18時ごろには退社。この日のオンラインセミナーはとても為になりました。

帰宅後、ちかさんが企画してくれたヨット部のzoomレクリエーションに参加、久しぶりにディンギーの同期と話せてよかったです。

夜の11時から大学のクラスの友達とzoomで飲み会。彼らはとても意識が高く、この日一番面白かった話題はなぜコロナ禍で株高が続いているのか、マイナス材料すらプラス材料に変わる現在の相場はおかしくないか、とても興味深かったです。

 

はい。嘘が混じっているので訂正していきたいと思います。

 

朝、小鳥のさえずりで目を覚まし、(小鳥のさえずりで目を覚ましたことは一度もありません。人生で一度くらいはこんなことしてみたいなと思っています。)

キッチンに行きお水を一杯。 (キッチンに行くのが面倒くさいので、部屋に500mlのクリスタルガイザーが大量に備蓄されています。出かける時も持っていくので、自動販売機でお水を買うことがなくなりました。)

起床後すぐにお水を飲むとお肌にいいとモデルの人が言っていました。 (出典:なし。妄想です。でも多分身体にはいいと思います。)

コーヒー豆の入った瓶を棚からとり、手動のミルで豆を挽く。 (こんな優雅なことしたことはありません。人生で一度くらいはこんなことしてみたいなと思っています。)

ミルは電動にしようと思っているのですが、、手動の音、雰囲気が好きなので変えられません。 (インターネットで検索したらこう書いてありました。無駄な10分を過ごしたなと反省しています。)

コーヒーを飲んだら身支度を整えて、(コーヒーは飲んでいませんが、身支度は整えました。本当です。)

駅前のカフェへ。パパッとモーニングを食べて、朝の時間を有効活用できる人になりたいと思います。土日ヨットがあると、平日も早寝早起きになるのですが…)

インターンしている会社のオフィスに出社。午前中は午後のミーティングのために資料を作成し、(本当です。)

13時ごろ表参道のカフェで社員の人とランチ。 (オフィスは永田町にあります。永田町だからか道端にポツポツと警察が棒みたいなものを持って立っていて、悪いことはしていないのに前を通るときは緊張します。)

午後デザイナーさんとのミーティングが終わったら、オンラインの就活セミナーに参加するために18時ごろには退社。 (本当です。)

この日のオンラインセミナーはとても為になりました。 (就活が怖くなり、初めて就活セミナーなるものに参加しました。とても眠く、後半は爆睡してしまいました。)

帰宅後、ちかさんが企画してくれたヨット部のzoomレクリエーションに参加、(本当です。)

久しぶりにディンギーの同期と話せてよかったです。 (まさかの同期参加者ゼロ…)

夜の11時から大学のクラスの友達とzoomで飲み会。(本当です。)

彼らはとても意識が高く、この日一番面白かった話題はなぜコロナ禍で株高が続いているのか、マイナス材料すらプラス材料に変わる現在の相場はおかしくないか、とても興味深かったです。 (結局、オンラインで麻雀をしてしまいました。どっぷりと夜中の3時くらいまでやってしまい、朝起きれず今日は無為な1日になりましたが、今から試験に向けて勉強したいと思っています。きっと)

 

茶番失礼いたしました。

 

こんな日々を過ごしていて、とてもとても思うのは、ヨットやりたいということ。秋は普通に練習できていたのであまり感じることはありませんでしたが、普通にヨットができるという恵まれた環境にもっと感謝しなくてはいけないなと思いました。緊急事態宣言が延長されるかもとニュースで流れていますが、先行き不安で仕方ありません。春休み期間中、練習ができない時間があったとしても無為な日々を送ることはないようにしたいです。

 

ともあれ、春休みは練習ができることを祈って、2021年も全力でヨットに励んでいきたいと思います!

 

青木維摩

 

明日は新2年の小俣要介くんです!練習している時の物分かりの良さに、流石理3やなーと思っています。


走りすぎて腰が痛いので泳ぐことにしよう

2021年01月22日 18時00分00秒 | 2021リレーブログ

緊急事態宣言が発出されて2週間が経ちましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

新3年470クルーの工藤光生です。今回はそんな自粛生活の中で感じたことを書いていこうと思います。

 

この時期、多くの大学生は試験やレポートに追われヒーヒーわめていることと思いますが、大根田からの紹介にもあったように、僕の所属する学部は今学期の試験が全て昨年の12月に行われました。

お気づきですか?本試験でパスすれば1月は自主練し放題なんです。

何それ最高やん、と思った僕は11月末から図書館に通いつめ本試に臨みました。(後日談:結果的に全て本試で通ってました。)

念願叶って年末年始は全ての自主練に参加し、自分の確かな成長を感じていたところで、緊急事態宣言の発出で課外活動は全面禁止に、、、

そのことを知った時は、、本当にショックで。ガラガラと自分の計画が瓦解していく音が聞こえるような気がしました。

突然、目の前の希望がなくなってしまって、成人の日に友人と会った後は、しばらく一歩も家から出ず、冬眠中のクマのように一日中布団にくるまっている生活が続きました。(編注:ご飯とお菓子はたらふく食べていたため、クマの冬眠よりリスの冬眠に近い。)

 

『人生の夏休み』と呼ばれる2Sセメスターも同じようにヨットに捧げるつもりだったにも関わらず活動自粛となっていたこともあって、

「なぜ自分が自由に時間を使えるときにコロナは流行するのだろう。」

「この先集中的に練習できるタイミングはあるのだろうか。」

「そもそもいくら計画してもどうせ上手くいかないんじゃ。」

なんてことばかり考えて。本当に自暴自棄になってました。

 

そんなとき、たまたま同期にランニングを勧める機会があり(参照:タワーレコード)、勧めた手前自分も馴染みのコースを走ってみると、4日間の冬眠生活の代償は凄まじく5kmで7回吐くという飲み会帰りの若手社員もびっくりの大記録を樹立しました。

心身の衰えを身をもって実感したことが生活リズムを改める契機となって、それからの1週間は、

5kmのランニングや懸垂に腕立て、腹筋といった運動を1時間余り、

疲れた身体をほぐすためのストレッチを朝夕20分ずつ、

そして昼間は図書館で気になった本を読み漁る、

というQOL maxの生活を日々送っております。

 

1週間前までは着々と腐敗が進行していた心身も、現在は良い感じに発酵しているような気がして気分がいいです。

 

この生活の中で、ポストコロナの時代に「生きていく力」みたいなのが少しだけわかった気がします。

考えてみれば、高校時代までの僕は、水泳と勉強という非常に計画通りに進むことに取り組んできました。どちらも、他者に左右されず自分の努力が能力の向上に直結します。もし上手くいかなくても、それは個人の努力不足でしかない、と思っていました。

しかし去年一年でコロナの前には計画がほとんど意味をなさないことを実感しました。努力の届く範疇を大きく超えた自然の力みたいなものに対する対処がわからずおろおろしてしまう。

でも、ヨットも似たところがあるような気がします。どれだけ練習がしたくても風が吹かなかったり、はたまた爆風で赤旗だったり。レース中のコース引きも然り。決して予定通りにはいきません。セーリング競技では、練習においてもレースにおいても変化を予測し、また変化に対応することが大切になってきます。

 

もしかしたヨットを続ける先には、自然とうまく向き合って生きていく術が隠されているのかもしれません。

そんな術をあと2年のヨット部生活の中で少しでも会得できたらいいなと思います。

 

工藤光生

 

 

次は、不真面目キャラだったはずが気づけばインターンを渡り歩く意識高い系大学生になっていた、同期の新3年青木維摩です。お楽しみに。


ニイゼロニイイチ

2021年01月21日 21時22分43秒 | 2021リレーブログ

ご無沙汰しております。新3年スナイプクルーの大根田です。

ついに経済学部も期末テスト1週間前に突入して非常に焦っております。緊急事態宣言が発令されていなければ試験期間中の1/30-31の江の島スナイプに出場する予定でしたが、出場すると決めていたあの頃の僕は完全に試験をなめてましたね笑。(まあ、直前で試験がやばいことに気付いても出場できるならしていたんでしょうけれども。)

 

さて、2020年はなかなか思うように活動できず、もどかしい1年でした。引退した4年生からもっといろいろなことを吸収してもっと成長したかった。そんな思いがあります。その一方で昨年ペアを組ませてもらった古山と切磋琢磨し、昨年の個人の目標であった「4番艇のクルーになる」を達成できたこと良かったと思います。できる限り海に出て自主練をした甲斐がありました。練習に付き合ってくれ、常に刺激を与えてくれた古山には感謝しかないです。

今年、スナイプクルーは自分たち新3年が最高学年となります。ついこの前まで一番下の学年だったのに早いものです。全日本シングルを達成できる強いチームを作るためにもより一層責任感を持って後輩の教育、自身の成長をしなければなりません。

 

そんなわけで最後に2021年の個人の目標を述べさせていただきます。今年は「誰と組んだとしても全日本個人戦に出場できるクルーになる」を目標にします。そう簡単ではない目標だと思います。ですが、やはりなんとしてもあのハイレベルなレースに出場したいです。2021年も先行きが不透明ですが、1分1秒でも練習時間を大切にして成長し目標を達成しようと思います。そして2022年のリレーブログで「今年も全日本個人戦に出場する」と目標を言えるように。

 

大根田智也

 

明日のブログは新3年470クルーの工藤です。誰よりも早く試験を終えた彼は今何を思っているのでしょうか。お楽しみに。


高学歴への挑戦状。

2021年01月20日 23時16分00秒 | 2021リレーブログ

こんばんは。

クルーザー班新3年の萩原です。

菜々子さん紹介ありがとうございます。成人式で8年ぶりに会った青学の女の子と、全く綺麗に会話が続かずコミュ力不足を痛感してたので少し癒されました。


 自粛期間からラジオにハマってまして、過去の放送の切り抜きを流しながら試験勉強をしていると、オードリーのラジオがオススメに上がってきました。

その副題が「高学歴のテレビ局員が頭を抱える難題」。


噺の経緯は若林さんが

「角度の問題を解くアプリ、 “なんどにハマったんだけど、最後の問題が解けない。それで知り合いの高学歴の人に聞いたところみんな全然解けない。1人京大理系の人が解けたけど2ページにわたる方程式の羅列でおかしい。今までの問題は方程式とか使わないのに最終問題だけこんな難しいのだろうか?これを方程式とか使わないで、10行とかで解く方法はないのだろうか?」


この問題がこの下のなんですけど







これを聞いて、「やってやるぞ」。この類の問題死ぬほど中学受験でやったし解けるだろと。








これが全く解けない


そもそも方程式立てても解けない


そして解答が発表されて


こう。





すごい。この問題解けないことに衝撃を受けまして、一ミリも正方形の外に目を向けれなかった…。解き方綺麗すぎて、これ解けた人凄いと思います。お菓子奢ります。ひたすら正方形の中でゴチャゴチャ解いてた自分の解答


「柔軟な思考力」を失ってる自分に衝撃を受けました。


今年は学部でもヨット部でも今までの知識の習得から実践の利用に移る段階なので固定観念に変な縛られないように気をつけたいです。




明日は同期のスナイプ班新三年大根田です。自分は統計学撤退したので同じ統計学を取ってる大根田には自分の分まで頑張って欲しいです。





やるべき事は、踊ってから。

2021年01月19日 22時26分00秒 | 2021リレーブログ

こんばんは。
お世話になっております、新三年マネージャーの齊藤菜々子です。

緊急事態宣言の発出によって、ヨット部の活動だけでなくあの“風呂サー”の活動も自粛しています。そこで自粛の間の期間限定で“散歩サー”として活動することにしたので、最近は今までよりも歩数を気にするようになりました。


さて、こんな世の中ですが、私が住んでいる横浜市は予定通り成人の日に成人式が開催されました。予定通りといっても、会場は二か所に分けられ時間は四分割されて、式の後の同窓会は行われなかったので振袖を着て散歩したような気分でもあります。
私の区は会場がパシフィコ横浜だったので、みなとみらいを中心に歩き回って写真撮影をしました。やはり横浜の景色は素敵ですね。私は“はまっ子”なので横浜が大好きです!
でも、ふと気がつくと、私の足は遊園地でも赤レンガでもなく海の方に向かっていました。
合宿中は嫌というほど海を見て、とても寒い海風に当たって生活していたのに、合宿がなくなるとそんな海風にも当たりたくなっていました。

海風を感じるとその寒さから合宿生活がよみがえります。毎朝、日が昇る前に起きて炊事場へ向かい朝ごはんの支度をしていたあの日常が。
朝ごはんが終わって出艇を見送った後、片付けのために寒い炊事場で冷たい水に触るためには、覚悟が必要です。(プレーヤーはもっと寒い思いをしているということは重々承知です。)
その時に私たちの代のマネージャーは、ラ・ラ・ランドの曲やディズニーのパレードの曲を流します。そうすると体が勝手に踊りだすので、その勢いでやるべきことを片づけていました。
その様子をたまにプレーヤーに目撃されると、「いつも楽しそうでいいね」と言われます。

プレーヤーのみんなが元気に全力で練習に集中できる環境を作ることが私たちの仕事なのですが、いつも私たちマネージャーはどんな環境でも勝手に楽しんで盛り上がってしまっています。
それはマネージャーのあるべき姿なのか、とたまに反省することもあります。
ですが、
昨年末の練習で、合宿がなくてもプレーヤーの顔を見るためによく練習に遊びに行っていた時のことです。何もできなくて、何の役にも立てていないのに、プレーヤーが「来てくれるだけで嬉しいよ」や「来てくれると元気が出るよ」と言ってくれました。お世辞だと分かっていてもとてもうれしくて、改めてヨット部に入ってよかったと思いました。


長くなってしまいましたが、
つまり、早くいつもの練習に戻って、合宿生活がしたいということです!
あと、新二年生とももっと仲良くなりたいです!


どんな逆境でも楽しみながら、プレーヤーのみんなが十分に力を発揮できる環境を作れるマネージャーを目指します!!

齊藤菜々子


明日のブログは、しばらく会っていない間に余裕で女子と話すことができるようになっていて驚かされた、クルーザー班新三年の萩原です。
お楽しみに!