お疲れ様です。山本です。
先週のj24関東選手権の報告です。
仰秀チームの順位は8位/14艇でした。
まだ二週目の急造チームであり、新メンバーだらけのフォアデッキでは未熟さがやはり散見されましたが、レースを重ねるごとに動作は向上し、まだj24初レースの僕からの感想ですが、結果としてはまずまずだったのではないでしょうか。
特に、二日目に初日の反省を活かせたことが最終レースの4位という順位につながったと思われます。
動作の向上はもちろんとして、フォアデッキが強く意識したことは
トリマー、ヘルムスの信頼を得て走りに集中させられる環境を作る
ということで、まだまだ同じ船に乗った回数が少ない我々でしたが、フォアデッキの議論を後ろへしっかり届けること(コースの内容、理由)や、後ろが欲しい情報(ブロー、波、他艇など)、積極的にヒールバランスや前後バランスを後ろに問うて最適なバランスを常に取ろうとする など初日の反省をうまく活かして二日目に繋げられたと思います。
個人的な振り返りとしては、小さな他艇の動きに対してやや過敏に反応して、後ろの集中を乱してしまったことを非常に反省しております。
ポンコツ星人の僕に比べ、ピットの一年笠原は初ヨットレースではありましたがミスも少なく、ブローコールも積極的で、とても頼もしかったです。
今回、フォアデッキとして良くなかった点としてはダウンレグのコース、下マーク回航後のコースが、1上のコースに比べると練り不足だったように感じられます。
結果として走りづらい位置で返してしまったこともありました。やはりメルジェスなどのスタートシークエンスにじっくり考えられる一上に比べ、どうしても不慣れな動作と共に考えなくてはならないダウンレグや二上はやや難しいのかもしれません。
じっくり海面と他艇を見てタクティシャンを中心にタスティクスを議論しながらレースをできる機会もそうそう無いので、楽しみつつ、全日本までに全幅の信頼を預けてもらえる最高のフォアデッキを形成できるように努力します。
フォアデッキの話ばかりとなってしまいました。が、全日本選手権での順位を上げるためには、この一ヶ月でフォアデッキの四人でどこまで理想に近づけるか、にかかっていると思います。頑張ります。
あとフォアデッキという単語がとても気に入ってしまいました。日常生活でも積極的に使っていこうと思います。
長くなりましたが以上となります。
二年 山本圭祐