東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

『しゃべクルー』への道

2016年12月08日 02時00分00秒 | レース反省

こんばんは。新2年スナイプクルーの多賀谷です。

遅くなってしまいましたが、12月3,4日の東北大戦の感想を書かせてもらいます。

リザルトは中田先輩のとんぺー+の記事にありますので、そちらをご参照ください。

 

僕は、今回で最後の東北大戦となる、新4年の頼れる高校の先輩、山本先輩とレースに出ました。

結果は参加したスナイプ全24艇中、5-3-1(OCS)-1-3、計37点で個人7位となりました。

 

OCS(On (the) Course Sideの略だそうです。記号や信号旗にも早く慣れたいなと思っています。)がよろしくないことが、

今回のレースで痛感させられました。

角出先輩は、

「もしたらればの話ではあるけれどもOCSがなかったなら…総合1位を十分狙えた」とおっしゃっていました。

1位だー!とフィニッシュラインを切ったけれどもホーンが鳴らない。。

後ろで「やっちまったなぁ」というようにこちらを見つめてきた師田先輩と浅川先輩のあの表情。。。

自分のせいだと言ってくださった山本先輩。。。。

忘れません。

 

自分では、リコールはしていないと思っていましたが、1艇身ほど出ていたそうです。

まだまだスタートラインが見えていないので、これからは意識して練習して行こうと思います。

スタートラインはクルーの方がよりよく見えているはずなので、

リコールはクルーにかなりの責任があると思います。

あと何艇身あるかを正確に伝えられるくらいになれればと考えています。

 

今回のレースを通じて、自分は『しゃべクルー』という言葉を思いつきました。

これは、できるだけ多くの情報を艇内に集め、他艇との間のやり取りもするクルーのことです。

スキッパーは、他艇に声かけするとき、ボートスピードから一瞬気がそれてしまったりするそうです。

クルーは声かけを積極的に行い、スキッパーの負担を軽くします。

また、スキッパーはクルーよりもメンタルがやられてしまいやすいので、

クルーが優しい言葉をかけてあげることで艇内の覇気を保ちます。

『しゃべクルー』を目指して練習練習。

 

東北大学の方々はとても気さくに接してくれて嬉しかったです。あと、恋ダンスも(笑)。

七大学戦でまた会えることを、楽しみにしています。

 

東京大学運動会ヨット部 新2年 多賀谷光