東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

2017春イン予選

2017年05月08日 13時32分01秒 | レース反省

こんにちは。四年の山本です。またしても書きます。文字をつけてしまった。。。ので。

まずはリザルトから

 

 

[470級 (全52艇)]
①千葉 166
②東大 190
③明治 218
④横国 280
⑤専修 288

個人成績
4357 塚本・中田/千葉 18-8-24-7-19 計76
4579 西坂・水石 3-1-3-6-36 計49
4452 小野・角出 20-5-15-9-16 計65

[スナイプ級 (全44艇)]
①法政 109
②東大 132
③学習 200
④関東 201
⑤立教 305

個人成績
31308 山本・多賀谷/高山 11-10-4-45(BFD)-5 計75
30785 師田・江村 1-13-3-6-10 計33
30563 菅原・浅川 4-4-5-9-2 計24

 

春イン予選が終わりました。春の予選は去年そこそこ走った記憶があり、そこまで緊張はしていないなと思いながら臨みました。


いざ始まってみると、第1レースは最初の上りレグでスタボ艇を避けさせペナルティの2回転、続いて上マークでマークタッチし1回転、このペナルティ履行中に他艇を避けさせ、さらに2回転とレグの序盤に5回転1800°をしてしまうという馬鹿っぷり

2日目の最初の第5レースでも、スタート直後のクローズで下艇に避けたと主張され、プロテストと声をかけられ、正直避けてないだろと思いつつリスク排除のため2回転。

このどちらのレースも一上の時点で後ろに数えるほどしか船がおらず、序盤のペナルティ履行のロスがいかに大きいかを痛感する

その後は落ち着いて1艇ずつ抜いていくことで最終的に第1レースは12着、第5レースは6着でフィニッシュ出来たが、この回転がなければもっと順位が良かったのは間違いない

救いようがないのは第4レースでBFDに引っかかったことで、深く反省している
今回文字を付けたことそのものが取り返しのつかない大失敗なのは勿論なのであるが、初日終わった後に落ち込んでチーム、ひいては部全体に悪い影響を与えたことを本当に反省せねばならないと思う。
犯してしまったミスを取り返すことは出来ないが、さらに悪いスパイラルに周りを引きずりこんではならないし、チームに迷惑をかけた張本人にこそチームの雰囲気を悪くしないために努める義務が存在する


春のシード枠が減ったことで、法政のスナイプが予選に出てきたわけですが、
第3レースまでは東大55点に対し法政52点と3点差、熱い勝負をしていたものの、第4レースで31308が文字を付けたせいで大きく離されます。申し訳ない

第3レースでこちらが3,4,5着と会心のレースをしたと思いきや、向こうは2,6,9と大して差をつけることができなかったし、第4レースやその次も連続で1,3,4着を取られるなど、文字を抜きにしても力の差を感じます。


昨年度は一度も文字を付けたことがなかったのに、 今年度は東北大戦、八景島レース、春イン予選と三回もリコールしています。焦っているのか気持ちが前に倒れすぎているのか、文字を含めた点数が当然現在の実力なので、昨年の今頃より下手になっている事実を重く受け止めなくてはならない

ただ、今回の春予選でもこないだの六大学戦でも感じたことなのですが、一上がどんなに悪くとも、一艇一艇抜いていくことで予選ならシングル付近、六大学戦なら真ん中付近まで回復して順位をある程度安定させられるのが自分の強みだとも思うので、とにかくスタート時に逸る気持ちを抑え慎重になるメンタルの強さが求められていると思います。


文字つけてブログで反省投げるのも今回で最後にしたいと思います。来週の決勝はノー文字・ノーケース・ノートラブルを絶対に達成します。

 

では、失礼します。

東京大学運動会ヨット部四年 山本圭祐