こんばんは、2年470スキッパーの塚本です。5月13、14日に春イン決勝が行われました。結果報告をさせていただきます。
リザルトです。
スナイプ級 7位/14校(全42艇)
31308 山本・多賀谷/高山 20-29-22-16-30 計117
30785 師田・江村 25-25-20-19-15 計104
30563 菅原・浅川 17-11-15-7-19 計69
470級 9位/15校(全45艇)
4579 西坂・水石/千葉 36-35-24-29-31 計155
4452 小野・角出 41-40-31-23-16 計151
4357 塚本・中田 16-26-16-31-28 計117
総合では7位の明治大学と129点差の8位でした。
両クラス全日本出場を最低目標に掲げるチームとしてはまだまだだなと感じる結果でした。秋インカレに置き換えて考えればスナイプチームのみが全日本に行けることになります(上位8校が全日本出場権利獲得)。
リザルトをよく見ればわかりますが470は8位の千葉大学と67点差。この差を何としても秋までに埋めていかなければなりません。いろんな箇所で反省点、課題を見つけることになったチーム4357の今回の大会を振り返っていきます。
まず初日の朝、出艇準備の時です。ここから問題が起きました。いつものようにセッティングをとっているといつもとは違う数値が、、、慌てて小松コーチと相談しながらセッティングを決めることに。その時は幸運にも風待ちで出艇延期となっていたため時間がありましたが、正直あの時は焦りました。
セッティングの不具合は二日目にも起こります。昨日の数値とまた違う!ナンテコッタ!!
原因はマストの梱包をするときに明らかになります。なんとスプレッダーをマストに取り付けるネジが片方無くなっているじゃないですか!よくまあこれで走っていたなと我ながら思ってしまいましたが、完全なる点検見落としです。これは猛省します。レース以前の問題ですね。
このセッティングという前提が崩れながらになってしまいますが簡単にレースの方についても話します。
予選では思ったように前を走ることができず、東大の中でも足を引っ張る形になってしまったのがたまらなく悔しく、決勝ではなんとか上位校に喰らいついていこうという気持ちで臨みました。
初日は雨の中でのレース。風はそこそこ強くフルトラ〜オーバーくらい。コースはいつものトラペゾイドではなくオリンピックコース。これは少し不意を突かれました。特に2下の後にオレンジの三角マークを回って最後のリーチングに入らなければならないのですが、これを見落とした艇も多かったようです。今回この見落としは結果に反映されてないですが、もし反映されていたなら大きなミスだったでしょう。帆走指示書はよく読むべきです。さてスタートは有利エンドからそれなりにいいスタートをします。自分たちの最も大きな課題としてスタートが挙げられますが、それがうまく乗り切った形になりました。結果は16位でフィニッシュ。スタートが良ければ結果もついてきます。
二日目、この日の風は初日とあまり変わりはなかったのですが一番の大きなコンディションの違いは波でした。八景島の海を彷彿させるくしゃくしゃな波にうねりが伴っていました。これもまた自分たちの課題なのですが波が立った中での動作は雑になってしまいがち。今レガッタでも何度かタックのミスをしていました。やはりうねりは難しいです。誰かうねりの中走らせ方のコツを教えてください!
レースの結果だけを言うと26-16-31-28で後半たたいてしまった形になりました。最後のレースは一つケースを起こしてしまい2回転することに。あれだけ口すっぱくノーケース、ノートラブルと言われていたのにそれを達成できなかったのは大変悔しいです。また、技術不足はもちろんですが体力不足も少しレースに影響したのではないかと思っています。後半のレースはかなりの疲労感の中でのレースでした。部内でも最貧弱の体格の部類に入る自分は人一倍トレーニングをしてやっと追いつけるかどうか。秋インまでにできるだけのことをしていきたいです。
とにかくまだまだ甘い部分が露呈してしまった今大会でしたが、予選も含め反省をしっかり次につなげていきたいと思います。
最後に、悪天候の中応援に駆けつけてくれましたOBの方々、応援部の皆様、新入部員のみんな、ありがとうございました!当日の朝は予期せぬことも起こり、焦っていましたが皆様の応援のおかげで勇気を持ってレースに臨むことができました。まずは両クラス全日本出場に向けてできることを一つずつやっていきます。これからもどうぞよろしくお願いします!
ここまで読んでいただきありがとうございます。それでは失礼します。
2年 塚本将史