一年470クルーの松前です
このたび、10月1日から6日にかけてAntaresⅢというクルーザーで三崎のシーボニアから志摩の五ヶ所湾に回航するのに一年天木とLBの青木さん、松山さんとともに乗らせていただきました。
行程を簡単に説明させていただきますと、三崎口〜下田(静岡)〜御前崎(静岡)〜安乗(三重)〜志摩へと1日ずつ寄港しながら回航し、御前崎から安乗まではオーバーナイトで回航しました。
僕はまだ湾内で行うディンギーヨットのレースにしかふれたことがありませんでしたが、今回の経験を通じて、迫力あるクルーザーヨットの帆走の面白さや、全く陸が見えない中でGPSと方位磁針だけを頼りに海に突き進む醍醐味を体験することができました。また、オーバーナイトでは風速19mにも及ぶ爆風や大波に遭遇し、もし転覆したら死んでしまうではないかと不安になりましたが、満天の星空や満月に照らされながら暗い海を航海していくのはとても興奮しました。
また、それぞれの寄港先では地元の新鮮な美味しい海鮮料理を食べさせていただきました。特に安乗でいただいた初体験のフグは言葉では表現できないほど魅力的な味でした。最高でした‼︎
これまでは、ヨットといえば大学のヨット部で乗るディンギーしか思いつかなかったのですが、湾外でクルーザーを走らせたり、港町の街並みを眺めたり、地元の方々と交流したりと海の世界が大きく広がったと思います。
最後に、伊勢神宮に行き、先輩方の両クラス全日本進出、さらには全日本総合10位を祈願してきました。目標を達成できるように、僕もできる限りサポートできるよう頑張ります。
そして、普段では経験できないこのような貴重な経験をさせていただきまして、オーナーの細谷さま、岩木さま、伊藤さま、ほんとうにありがとうございました。