東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

1週間経って

2017年10月20日 18時07分28秒 | レース反省
こんばんは、四年の山本です。

決勝から1週間が経ちました。また、去年の決勝からは1年と少しが経ったことになります。

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去年の結果、つまり両クラス敗退、を敗北と形容するのならば、今年の結果というのは勝利に近い何かに相当するのかもしれない。

実際決勝初日に1レースだけ行って9位に着けていた時は胃が痛かったし、決勝最終日、両クラス全日本出場を決めて着艇した時には嬉しかった。言いようもなく晴れやかな気分だったのは事実。


もともと両クラス共に目標は全日本出場ではなくその先に定めていたのであるが、いざ決勝が始まってみれば予選上位校のレベルは拮抗しており、簡単な道ではなかったと思う。
故に当たり前だと思ってた全日本出場ラインである8位を強く意識することとなってしまった。


僕に関して言えば、東大が長らく逃し続けてきた経緯もあり、最低でも全日本ラインは絶対に死守しなければならないという意識が生まれ、今までずっと保ってきたはずの、いわば挑戦者の姿勢が崩れていたように思う。



そうしてスナイプ級は5,6位に対して約35点差、総合でも6位に対して約30点差と、僅かな差で関東の入賞を逃してしまった。


スナイプ級も総合も、入賞はこんなに近いところにあったのだ。


四年秋、最後の関東決勝でも死ぬほど緊張して、たくさん失敗してしまったし反省も多くある。
ただ、幸いなことに次のチャンス、つまりは全日本の舞台が残されているし、ある意味では史上最高の挑戦者の立場に置かれているとも考えられる。


まだ見ぬ世界ではあるが、臆することなく全力でぶつかっていきたいと思う。

そろそろ前を走っちゃおうかなって(*^◯^*)



この秋、サポートボートは気配りと陽気さ、レース間の大学別順位速報の出来などが最高にイカしていたし、陸番も結果速報の迅速な作成や船台運びをしてくれるなど、レースメンバーとしてとてもありがたかった。こんなに応援してもらえることは人生においてもなかなかない。
サポートのおかげで結果が出たと言っても過言ではない。です。

また、インカレ予選前後で絶不調だった僕を見捨てず明るく励ましてくれた菅原、師田を始めとしたチームメンバーの存在が心の支えでした。
最後に、辛い時期も、一緒に耐えてくれた浅川、ありがとう。
あと少しだけ、よろしくお願いします。


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今回の秋インカレを迎え、LBの皆様方、小松コーチ、部員のご家族の皆様、諸関係者の皆様より厚く支援いただいたこと、心より感謝申し上げます。

今後も宜しくお願い致します。

東京大学運動会ヨット部四年 山本圭祐