お久しぶりです。新3年470スキッパーの藤田です。
12月下旬から始まり2月初めまでの予定だったオフが、気がつけば1ヶ月延びての活動再開とあいなりました。
オフ期間もそこそこ自主練に参加していたとはいえ、やはり活動休止になってからの1ヶ月強、とてもとても長く感じました。代替わり以降、小松コーチ推奨の "とにかく自主練する" 東大方式で、コツコツ頑張り続けて、手の届きかけた強豪校の背中が、またさらに遠くなってしまった。そんな気がして、焦りを感じましたし、それは今でも感じてしまいます。
それでも焦るだけで終わらなかったことが、今回の活動停止期間の良かったところかもわかりません。どんなトレーニングをすべきか明示され、ミーティングで次海上で意識することや試すことを言語化し、活動再開に備えることができました。
久しぶりに海に出てみて、帆走・ヨットの位置感覚は少し鈍ったと感じる一方で、動作自体は逆に洗練されたような感覚がありました。とりあえず一安心です。これからの練習にかかっているようです。
春ということもあり吹き荒れる日が多く、5日間のうち丸3日程しか海に出ることができませんでした。
その中で、新2年クルーの陸シミの時間を長く取れたり、必要な整備を行えたりと、充実した時間を取れたとは思います。
とはいっても、強豪校がずっと練習していた日々に活動できなかったことでさらに大きくなってしまった差を、埋めることができるのは、やっぱり海に出ている時間だとも思います。
出艇時間に間に合うように準備する、自分がヨットに乗れる時間は乗り尽くす、毎日反省して次の目標をたてる。決して簡単ではないこうした凡事徹底を、地道に、積み重ねていきます。
必ずや実を結ぶことを信じて。
藤田郁