お世話になっております。新2年470スキッパーの北村です。11/26,27の練習報告をさせていただきます。
代替わり後の入念なミーティングと引っ越しを終え、本格的な練習が始まりました。今クールの470は、新2年のスキッパー志望である僕と悠汰が初めてスキッパー練習をすることになりました。八月山中湖でのホッパーを除けば、およそ4ヶ月半ぶりに舵を握りました。
土曜日。初470スキッパー。はやくスキッパーやりたいなぁ、と長らく思っていたので、朝に配艇を見た時は気持ちが高ぶりましたが、出艇時はこころなしか落ち着いていてました。初心者スキッパーと同船する加藤さんの方が不安だったかもしれません、嫌な顔せず指導してくれてありがとうございます。この日の午前中は天候が不安定で、10時ごろに雷雨で赤旗が掲揚されました。自分達は出艇が遅れていたため、揚がっていく赤旗を横目に出着艇の練習をした後、合宿所に戻り一時間程雷雨が過ぎるのを待ちました。
11時ごろに再出艇しました。インデッキくらいの微風でした。動作練とサークリングをしました。テルテールを流すことに集中する、舵で予想以上に船が動く、少し上向くと船が止まっちゃう、そんな久しく忘れていた感覚が蘇ってきて楽しかったです。課題は沢山見つかりました。実際に船に乗っている間に何度も同じ指摘を受けないように、思い通りに体を操ることと船の仕組みを理解することが大事だと実感しました。
夕方には、先日引退された先輩方が来てくださり放出会が行われました。先輩方は、最後の最後まで、本当に沢山の財産を残してくれました。
欲張りな同期との放出品をめぐったジャンケンレースは大変白熱したものとなりました。近頃、掘り出し物や寝袋の所有権がジャンケンで決定され、ジャンケンの強さは人生を変えうる気がしてきました。ブログを書きながらボーッとジャンケンについて調べていたら、こんなタイトルの論文が目に入りました。『じゃんけんの強さとその人の性格特徴の相関性』。おーっと、まさかジャンケンの強さは性格で決まるのか!?、強くなるには性格を変えた方がいいのか!?、なんてある種の期待を持って結論を読みましたが、なんということはなく、「性格型の各群におけるじゃんけんの勝率に有意性は得られなかった。」とのことでした。ジャンケンに性格は関係なかったけれど、ヨットレースには関係するんでしょうか。まだ経験はないけれど、きっと関係はありそうです。じゃあ、どんな性格の人が強いんでしょうか。自分の性格はヨットレースに向いているんでしょうか。自分の性格はヨット生活を通して変わっていくでしょうか。色々考えていたら、これからがちょっと楽しみで、ほんの少しだけモチベーションが上がりました。
日曜日。この日は朝から風が強くて波も高く、上級生スキッパーのみでの出艇でした。風が落ちたら乗せられるかもとの事だったので、レスキューの上でじっと待ちました。着込んでいても風に晒された手や顔の冷えが全身に伝わっていく感覚は、代替わり前のレスキューでの感覚と違っていて、冬のレスキューでの寒さを垣間見れた気がしました。さっそく放出会で頂いたルースターの青のニット帽を被りました。耳先が隠せて温かかったです。
午後からは少し風が落ちたため、スキッパーをさせてもらえる事になりました。しっかりとクローズを走る事に苦戦して、山こうさんを何度もしゃぶしゃぶさせてしまいました。色々と迷惑をかけてしまって、すいませんでした。撮ってもらった自分の動画を、同じ風域での上級生の動画と比べると安定感が段違いで、まぁそりゃこんなふらふらしてたら遅いよなー、と思いました。ティラーの持ち方から姿勢から何までぎこちなかったので、完コピできるぐらいに上級生の動画を見返したいと思います。着艇後には5kmランニングをしました。このランニングは毎土日行うのだそうです。ちょうどいい強度だと思います。
年内の練習はもう数えるほどしかありません。指導した甲斐があったと上級生に思わせられるようにすること、着実に進歩してヨットを楽しめるようにすることを年内の目標に、1度の乗船機会を大事にしていきたいと思います。
練習報告は以上になります。それでは、失礼致します。
代替わり後の入念なミーティングと引っ越しを終え、本格的な練習が始まりました。今クールの470は、新2年のスキッパー志望である僕と悠汰が初めてスキッパー練習をすることになりました。八月山中湖でのホッパーを除けば、およそ4ヶ月半ぶりに舵を握りました。
土曜日。初470スキッパー。はやくスキッパーやりたいなぁ、と長らく思っていたので、朝に配艇を見た時は気持ちが高ぶりましたが、出艇時はこころなしか落ち着いていてました。初心者スキッパーと同船する加藤さんの方が不安だったかもしれません、嫌な顔せず指導してくれてありがとうございます。この日の午前中は天候が不安定で、10時ごろに雷雨で赤旗が掲揚されました。自分達は出艇が遅れていたため、揚がっていく赤旗を横目に出着艇の練習をした後、合宿所に戻り一時間程雷雨が過ぎるのを待ちました。
11時ごろに再出艇しました。インデッキくらいの微風でした。動作練とサークリングをしました。テルテールを流すことに集中する、舵で予想以上に船が動く、少し上向くと船が止まっちゃう、そんな久しく忘れていた感覚が蘇ってきて楽しかったです。課題は沢山見つかりました。実際に船に乗っている間に何度も同じ指摘を受けないように、思い通りに体を操ることと船の仕組みを理解することが大事だと実感しました。
夕方には、先日引退された先輩方が来てくださり放出会が行われました。先輩方は、最後の最後まで、本当に沢山の財産を残してくれました。
欲張りな同期との放出品をめぐったジャンケンレースは大変白熱したものとなりました。近頃、掘り出し物や寝袋の所有権がジャンケンで決定され、ジャンケンの強さは人生を変えうる気がしてきました。ブログを書きながらボーッとジャンケンについて調べていたら、こんなタイトルの論文が目に入りました。『じゃんけんの強さとその人の性格特徴の相関性』。おーっと、まさかジャンケンの強さは性格で決まるのか!?、強くなるには性格を変えた方がいいのか!?、なんてある種の期待を持って結論を読みましたが、なんということはなく、「性格型の各群におけるじゃんけんの勝率に有意性は得られなかった。」とのことでした。ジャンケンに性格は関係なかったけれど、ヨットレースには関係するんでしょうか。まだ経験はないけれど、きっと関係はありそうです。じゃあ、どんな性格の人が強いんでしょうか。自分の性格はヨットレースに向いているんでしょうか。自分の性格はヨット生活を通して変わっていくでしょうか。色々考えていたら、これからがちょっと楽しみで、ほんの少しだけモチベーションが上がりました。
日曜日。この日は朝から風が強くて波も高く、上級生スキッパーのみでの出艇でした。風が落ちたら乗せられるかもとの事だったので、レスキューの上でじっと待ちました。着込んでいても風に晒された手や顔の冷えが全身に伝わっていく感覚は、代替わり前のレスキューでの感覚と違っていて、冬のレスキューでの寒さを垣間見れた気がしました。さっそく放出会で頂いたルースターの青のニット帽を被りました。耳先が隠せて温かかったです。
午後からは少し風が落ちたため、スキッパーをさせてもらえる事になりました。しっかりとクローズを走る事に苦戦して、山こうさんを何度もしゃぶしゃぶさせてしまいました。色々と迷惑をかけてしまって、すいませんでした。撮ってもらった自分の動画を、同じ風域での上級生の動画と比べると安定感が段違いで、まぁそりゃこんなふらふらしてたら遅いよなー、と思いました。ティラーの持ち方から姿勢から何までぎこちなかったので、完コピできるぐらいに上級生の動画を見返したいと思います。着艇後には5kmランニングをしました。このランニングは毎土日行うのだそうです。ちょうどいい強度だと思います。
年内の練習はもう数えるほどしかありません。指導した甲斐があったと上級生に思わせられるようにすること、着実に進歩してヨットを楽しめるようにすることを年内の目標に、1度の乗船機会を大事にしていきたいと思います。
練習報告は以上になります。それでは、失礼致します。