お世話になっております。
4年スキッパーの安藤です。
春合宿第8クールの報告をさせていただきます。
早いもので、もう「新」が取れて晴れて「4年」と名乗ることができるようになりました。
合宿中も、就活やら実習やら研究室やら、4月からの新しい大学生活に向けて頑張っている人が多く、いよいよ長かった春合宿も終わってしまうんだなあと、少し感慨深いです。
このクールを少し振り返っていきます。
一日目、朝は8mくらいの北東の強風、昼頃に東に回りながら風が落ちてきて、最終的には東の3-4mくらいに落ち着きました。僕は91に乗らしてもらっている身でありながら早稲田との合同コース連などで前を走れず、歯痒い思いをしていました。風、マーク、他艇のうちの一つに縛られずに2つ以上を理由にしたコース、と意識していてもタコティクスに走ってしまうことがあり、反省の限りです。
二日目、出艇直後の風は北風が3m前後あってコース練を一本できましたが、10時ごろに落ちていき、しばらく海上で待機となりました。美味しいミートソース丼に舌鼓を打ちました。昼ご飯を食べてもまだ南から入って来ず、曳航権をかけたロッキングレースをやりました(6位以下は自力でロッキングしてハーバーバックしろという鬼のように楽しい企画)。シングルハンドとなった神田がボート部の意地を見せてパドルで漕ぎ続け見事3位を獲得し、このレースのハイライトを飾りました。そんなこんなしているうちに風が入ったかなーと思ったところでスタート練をしてみたりすると、また風が消えたり振ったり。そんな形でなんとか練習していると、南の方からさーっと風が入ってきたので、早稲田のコース練に混じりました。
三日目は、Wind Finderが真っ赤に染まる南風爆風&大雨のため一日オフ。雨のなかテント列で頑張ってくれたみなさん、本当にありがとうございました。
四日目は最高気温が20℃を超える暖かい春の陽気でしたが、午前中は風が全くなく、爆風のうねりが残って酔いコンディション。僕は91の整備のため午前中は出艇しなかったので、げっそりした顔で帰ってきたみんなを出迎えました。小松さんが南風の黒っぽいのを発見し、パッション溢れる成相主将の号令のもと出艇。そしたら本当に南からそよ風が入ってきて、練習再開。小松さんが打ってくれたマークでスタート練3回+コース練上下2周をずっと回しました。僕はスタート時の加速のタイミングを課題としていたのですが、このスタ練でなんとなく感覚を掴めかけてきたような気がするような、しないような感じでした。今後も精進します。
mtgでは、遠藤がCATS EYEの保留案件を解決してくれて、すっきりした気持ちでした。ルールには強くなりたいですね。
夜は宮川さんmtgも行っていただき、色々なお話を聞かせていただきました。
五日目は、またもや南風の爆風。朝起きて新港の風速計を見て絶望しかけるも、Wind Finderの9時くらいに若干落ちる予報にかけて新港へ。しかし白浪の圧倒的な量と、クルーザーのマストのヒューヒュー音の大きさに、「あ、これは無理なやつだ」と分からされました。案の定赤旗でして、午前中は整備、11時くらいからは新合宿所のプロジェクターを設置し、小松さん動画鑑賞会を行なっていただきました。小松さんに動画を見てコメントを頂くという滅多にない機会で、普段小松さんが何を見てどうコメントをしているのか、といった視点の置き方や考え方を知ることができ、とても勉強になりました。
ちなみにこの日の昼食は海鮮入りの天津飯で、あまりのおいしさにプレーヤーは感動し、小松さんも「やっぱり東大のご飯は日本一だな」と誉めておりました。最近、マネ飯のクオリティーが爆上がりしており、大変嬉しい限りです。合宿後半を乗り切れた原動力は、マネ飯による午後の練習のモチベーションアップがかなりの部分を閉めています。いつも本当にありがとうございます。
↑めっちゃ美味しかったかき揚げ。おかわりが殺到。
↑着艇後のトレーニングの合間に焼いてくれた煎餅?餅?。砂糖醤油が好きでした。
六日目は、僕は研究室のキックオフミーティングのため欠席していたためどんな練習だったかはわからないのですが、いい風で練習できていたようです。
さて。
この春合宿は、上級生も下級生も含めチーム全員の実力が高まり、チーム全体の底が上がってきているのをひしひしと感じます。
後半になるにつれ疲れとフラストレーションが溜まってきているのは要所要所で感じましたが、そんな中でも練習の中で毎回目標を設定し、個人でもmtgでも振り返り、次は何をどうやって練習していこうかと考えていく姿勢をチーム全体で作れていたと思います。
凡事徹底、コミュニケーション、組織力。
十月に掲げた僕たちの行動目標ですが、合宿を振り返ってみると、疲れた頭でもこの目標を意識できていたのではないかと感じました。
もちろんまだまだな部分もありますが、成相主将や各チームリーダー、そしてそこについていっている部員全員で、ある程度いい空気を作ってこれていると思います。これからは新歓と春インが迫ってきてバタバタする時期になります。そんな中でも部としてまとまり、今後入ってくる新入生にいい姿を見せられるように頑張っていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
今後とも応援よろしくお願いします。
安藤