自己紹介以来のブログ執筆になります。お世話になっております、一年スナイプクルー(先日配属になりました)の荒井です。
まだレースのルールもおぼつかないような僕が秋イン決勝の振り返りをするなんて大変恐縮なのですが、フレッシュな目線からのブログだと思ってお付き合いくださいませ。
秋イン決勝の朝はどの日も応援団の大音量のエールから始まりました。東大もレース初日に応援部が来てくれました。レースには関係のない僕がテンション上がっちゃいましたね。と同時にその異様なハーバーの様子からひしひしと今大会の重要性を認識しました。
出艇時の一年生は観覧艇の人員を除いて船台回収or学連派遣(レース運営のお手伝い)に行きます。(1日目に観覧艇に乗らせていただきました。お世話になったLBの皆様、ありがとうございました。)
今回荒井は学連がなかったので、専ら船台回収をしました。やはりその時間も熱い応援がハーバー中に響き渡っていて、海上に出ていく先輩方が「トップガン」のカッチョいいトムクルーズのように、僕がトムクルーズを見送るカッチョいい作業員のような気でいました。船台回収をダッシュで終えて、東大ヨット部の旗がなびく赤灯台の根っこまで応援しにトムクルーズばりのダッシュをかましました。間に合いませんでした。
その後はずっとたまやでした。いつも通り、得点集計が行われるたまやは事務所2階のみんなの部屋(通称みん部屋)です。この部屋、なぜか東大で一杯で、部屋の雰囲気も当然東大ガンバレムード一色。東大専用控室みたいでした。あ、利用ルールは守ってますよ。念のため。そんなみん部屋の一年生にできることは「祈」、これに尽きます。今年の漢字だったらピースフルなメッセージ性に富んでて良いですね。でもたまやの「祈」はあんまピースフルじゃないです。ガチです。ガチで祈ってるから、Excelの前で海上からの連絡に思わず声を出して喜び、そしてガックリ落ち込む。
最終日にりょうすけに「西尾さんの一位回航が見たいなぁ」って言ったら、直後に海から西尾・三上艇の一上トップ回航の連絡が来ました。電話越しにヒャッハーしてる矢野さんと一緒に叫びたい気分でした。近くに歓談中のママ友集団がいなかったら僕も叫んでたかもしれないです。「祈」が少し役立ったのかなぁ。そうだと良いなぁ。こんなことを言っているとShimaセーリングに「お前、バカじゃねぇの?」って言われそうです。ごめん。西尾さんすごすぎです。
そんな祈りも最後は通じなくて、470・スナイプともに勝負のレース前にAPAに。自然は何が起こるか分からない。
先輩方の姿を見ていると、こういう先輩になりたいな、そう強く思います。スナイプは全日本を決めたけれど、自分たちもこんな風にイカした走りができるようになるんだろうか。俺もトムクルーズになれるのかな。とりあえず練習して、ヨットの勉強をするしかないです。どれだけ先輩に怒られようが何回沈をしようが動作ができるようにならないといけない。多分四年間は光のように過ぎ去っていきます。良い加減お客様気分から脱却しないとなんですよね。カスタマーサービスを受けられる期間はもう終わりです。
そしてもうすぐ六大戦が、何より11月には全日本があります。ひとまずサポートに全面集中です。このサポート期間に何ができるのか考えて、主体的に行動することがお客様気分脱却の良い契機になるんじゃないでしょうか。言わば試用期間です。先輩方が良い結果を出せるよう、そしてヨット部をクビにならないように頑張りたいと思います。ありがとござんした。
一年 スナイプチーム
トムクルーズ
いや流石に早すぎるって
一年 スナイプチーム
荒井太久
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