大変お世話になっております。仰秀4年萩原と申します。3/12-13にかけて行われたANIOUR's CUPの報告をさせていただきます。
リザルトです。
上記の通り、神戸大学に負けてしまい、目標である優勝を逃してしまいました。神戸大学優勝おめでとうございます。
優勝争いは熾烈でした。
1日目は5戦中、神戸3勝、東大2勝
2日目は最終レース前、神戸1勝、東大1勝
結果として最終レースでの勝者が優勝となる展開となりました。ここで勝てませんでした。勝ちきれませんでした。
勝てない相手ではありませんでした。数艇身差で負けたレースが2つ。2上まで東大が勝って抜かれたレースが2つ。ただ勝ちきれませんでした。勝負強さの点でボロボロでした。
個人の反省として、本来最高学年でチームを引っ張っていくべき自分が、オーバーレイやカバーミスなどで数艇身失ってしまい勝てるレースを落としてしまったことを後悔しています。
今回のレースで強く学んだことが2つあります。
1つ目は未熟な自分達は、変なプライドなど捨てて上手い人を徹底的に真似るべきだということです。改めて全員が痛感しました。自分の感覚・考えを持たずに練習しても意味がないですが、自分たちより上手なチームがいればとにかく真似て吸収するのが一番だと改めて気づきました。
それをレース中にできたのが今回の1番の収穫だと思います。スタートは最初神戸に比べて負けていたのですが2日目から神戸をコピーしてスタートするようになり明確に改善しました。また微風でのランニングの艇速が神戸と比較してあまりに遅いと認識して以降、神戸大学のランニングと全く同じ形を目指しました。結果それでも艇速差は詰まらず、抜かれることとなったのですが、そこで下手に自分のスタイルに拘泥せず、相手に比べて劣っているとの認識を共有し、「プライドを捨てて」完璧に真似するべく努力できたことはチームの強さだと思います。
また形を・見た目を完全に揃えても、それでも艇速差が詰まりきらなかったことは、チーム全体として形から入って、その上でより速くなるように練習を積み重ねないといけないと痛感しました。
2つ目は、ヨットがいかに総合力勝負かということです。前回の全日本選手権では先輩がいて、チーム全体を支えてくれており、自分自身の余裕もなく自分のポジションを全うすることしかできませんでした。チーム全体への配慮が足りていませんでした。
しかし代交代後、ポジションが変わり成長期の部分が多く、最高学年として自分は自分のポジションのみならず、チーム全体を配慮しなければならないことを強く認識しました。まだまだ未熟なチームでは、とにかくなんでも気づいた人がガンガン意見を言っていくべきだと思いました。もちろんチームなのでお互いへのリスペクトも大事ですが、社会人チームに勝つ強いチームになるには、気づいたことをすぐに言い合えるチームを目指していくべきだと感じました。
この2つをチーム全体が当たり前にできるようにならなければ、社会人に勝ち切るチームにはなれないと思います。
最後に、運営してコロナで厳しい環境の中、尽力してAniours’cupを開催してくださった学連の皆様大変ありがとうございました。大変貴重な経験を積むことができました。
今回の経験を糧により強いチームへとなっていきたいと思います。
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