お世話になっております。3年スナイプスキッパーの中静です。
今日、藤井聡太竜王が「藤井荘」で行われた名人戦で勝利し、史上最年少名人&史上2人目の7冠保持者になったというニュースを見ました。本当にすごいですね。藤井七冠は記録もそうですが、インタビューの受け答えや将棋へ向き合う姿勢が素晴らしくて尊敬します。同い年とは全く思えないです(笑)
そんな藤井七冠は今まで数々の名言を残しており、それが将棋だけでなくスポーツや仕事にも当てはまりそうな、とても沁みるものだったので少し紹介します。
【勝つためには、如何に最善に近づくことしかない】
これ沁みますねえ。特にヨットというスポーツにもよく当てはまる気がします。無限に選択を迫られる中で最善に近いものを選んでいかないとレースで勝てない。勝敗がかかる場面で冷静に判断するのは本当に難しいです。
最近でいえば、春インでこれができませんでした。爆風の中行われた初めての春イン。クラス旗が上がり、緊張なのか寒さなのか僕の手はかつてない程に震えていました。
レース前の走り合わせで僕以外の2艇のスピードが異次元であったことから自分の役割を再認識し、「大外ししないように空いている所からスタートしてしっかりフレッシュを走ろう」と神田と話していました。
しかし、実際は周りを見ることができず、混んでいる場所、しかも西尾さんのすぐ下という最悪な場所でのスタートとなってしまいました。
幸い、スタートしてからは冷静さを取り戻しましたが二度とこのようなことにならないよう、余裕を持って最善の判断ができるようにもっと経験を積んでいきたいです。
【負けたことが許せないというより、自分の弱さを痛感させられる】
藤井先生レベルの強い人でもこんなふうに思うことがあるんだと思い、少し親近感が湧きました。でも、自分の弱さから逃げずにしっかりと見つめることができるからこそ強いのかもしれません。
先週出場した第3回江ノ島スナイプでは課題しか出てきませんでした。
一緒に乗っていただいたクルーが自分よりはるかにヨットが上手な人だからこそ、今まで自分では見えていなかった部分をたくさん指摘していただき、自分の弱点を認識することができました。
当日は無力感でいっぱいでしたが、自分の現状としてしっかりと受け止め、改善していきたいと思います。
やっぱり同い年ながら、偉大な結果を残している藤井先生の言葉は重みが違いますね。
来週末には個人戦が控えていたり、この間テストが終わったと思いきや、就活やら七大学戦の準備やらで今個人的にチョット大変な時期ですが、たまにこれらの名言を思い出して頑張っていきたいと思います。
最後に藤井先生の名言の中で一番好きなものを載せておきます。
【将棋にはものすごく強くなる余地があると思っていますので、自分の頑張り次第かと思います】
いやあ、沁みるなあ。。
中静勇輝
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