降って来るもの

写真と散文とぽえむ

Nostalgie

2023-02-02 21:10:05 | 詩28

 

     Nostalgie

 

”ノスタルジー”に導かれて

僕は早朝

”君へ”のぽえむを書いた

 

已むに已まれぬ情感の震えが

penを握らせたのだ

 

それは僕の後ろに堆積する

数多の時間の中の

さんざめく時の断章

 

消え去ることのない

忘れ去る筈のない

記憶の束に挟まれた

platinumの栞

 

事ある毎に

今に甦るinochiのsizuku

 

何度書いても

幾ら言葉を重ねても

決して色褪せぬ

無垢の時の輝き

 

幸せを感じる・・

 

願わくば全てのnostalgieが

彼我の今日と明日を

潤沢に浸してくれることを!!

 

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君へ

2023-02-02 05:57:47 | 詩28

 

     君へ

 

僕は生き残っているけど

其方の様子は如何だい?

 

僕はときどき悪戯されながら、噯気おくびにも出さず

堂々と人生を楽しんでいる、素面しらふの体てい

生かされている、残余を生きているけど

あっさりと逝ってしまった、君の世界は

住み心地の良い所なんだろうか?

 

偶に、思い出しては

あの頃の哀楽へ遡って、切無さの復習をする

時折り、郷愁が押し寄せて、ひと頻り

あの頃の感情をお浚いするんだ

 

其方にも、明け暮れが有って

愛憎が渦巻き、万感を駆使して

哀楽を享受するのだろうか?

だとしたら

僕はこの世で、その予習をしている・・

 

復習と予習を済ませたら

僕も胸を張って、君に逢いに行くから

もう少し待って!!

まだ、準備不足なんだ

五感や五情に、あと少し磨きをかけて

其方の”あらゆる”に

対応できる心体しんていにしてから行く

何しろ

僕は、周回遅れの身だから・・

 

 

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