降って来るもの

写真と散文とぽえむ

両輪

2024-08-24 05:46:20 | 徒然

     両輪~penとカメラと~

 

書くことを止めることを

或いは

書くことが無くなることを

”断筆”と言う

又は、”筆を折る”とも表現する

”筆を擱く”とも

書く事の変容や変質には他にも

筆が滑るや、立つや、入れるや、染まるや

ふるうや、走るや、etc

筆の後には多様な動詞がくっ付いている

 

僕が書くことを続ける

その動機になった”健筆”と言う熟語も有る

それだから

書くことについては

今のところ何の心配も無いのだが・・

 

僕にはBLOG成立の両輪になる

cameraの題材がない

このところ撮る場面がない

切り取る一瞬に出合えない

心が動く風景に行き当たらないのだ

青息吐息の

炎暑の昼下がりのように

立ち枯れの気配さえ漂う

季節のせいなのか

猛暑の由縁か

老いに転嫁するのか

生来の気紛れが顔を出したか

で、いつでも

耳の傍で、カメラの欠伸が聴こえる

 

 さてさて、BLOG成立の為の両輪になる「画」が入手できないとぼやきましたが、為らばと過去の”集”の中から、この炎暑のような残暑に一服の清涼剤になりそうな写真を選んで・・

真冬の凍れる朝の「凍てsizuku」

少しは和らぐ?

あと一息

酷暑の夏を乗り切りましょう(;^ω^)

   

                8/24 06:24 まんぼ

  

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Blackboard

2024-08-23 21:15:48 | 詩 31

         Blackboard

 

胸の黒板に書かれ続けるコトバがある

 

僕は何時でも生徒で

僕は何時でも受講者で

 気を鎮め、耳を欹て

 真摯に、身動ぎせず

受け取る幸運の側で在り続ける

 

Curriculumに制約はなく

扉は誰に向かっても開き

 講義は

万人の胸に発せられ

望みさえすれば

 何時でも

中身は解放されている

 

 けれどそれは

身の裡にblackboardを持つ者に

附与された特権

 

誰でもに有ったはずの

 感受性や、passionや

 情の多寡や、生き様の色彩に

見合うだけのコトバを

 それは

炙り出してくれる黒板

書き出してくれるblackboard

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

処暑寸景

2024-08-23 05:59:03 | 風景

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 最高気温29℃だった月曜日、粉糠雨降る朝に「慈雨」をUPした翌日から、気温は再び30℃越えの猛暑日にcomeback(-_-;)昨日は35℃を危うく置き去りにしそうな程に回復した炎暑。

 この暑さでは何処にも出かけたくないし、かと言ってカメラを向ける程の新鮮な風景には御目にかかれない・・。で今朝は、一計を案じそんな晩夏のひと景色を集めて・・8/22午後の陽射しに・・

  

枯れ紫陽花、いろいろ

  

 

   生き残れるのか?この暑さの夏を”蝸牛”よ

   

実りの季節へ。御所柿が膨らみ始める

今朝は曇天。来週半ばまでマークが並ぶ。けれど気温は30℃を継続

やれやれ・・・、😥 もう一息みたいだから  8/23 06:16 まんぼ

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024-08-22 06:08:21 | 詩 31

 

     宛

 

泥濘から伸びる茎のように

その先に啓ひらく清浄の喩さとしのように

渾沌の有無から生まれる

一行の連理の契りのように

 僕らは、何時でも

 希めば、続けられれば

無明の未来から

一条の悟りの光沢を

己が宛ての条理の文ふみとして

授受できるかも知れぬ

 唯、連環の意志を保てば・・

 

 

     老いの展開~階段~

ここ数日、正答を出せないでいる

僕の方程式では

 いつでも

一定の正誤率の範囲に納まる答えを

 導き出せていたのに・・

 

近頃は、どうも、変な具合なのだ

 丑の尻尾と寅の頭の間に

その寝不足の危うさの間に

 目覚めてしまうのだ

そこは誤答の時間帯

 

理由は分からない

 もしかしたら

午睡が長すぎるのか

 夜昼の勘違い?

体が疲れていないから・・

 それとも

意識の変質なのか?

 或いは

夜毎に見る理不尽な夢の絡繰り

 

何れにしても、この儘では

 身の裡に

espritの怠さを抱え込んでしまいそうな

 一つの危惧になる

 

否、否、待てよ

 それこそは

老いの螺旋の、階段を一段上がった!

 と言う事かも知れぬぞ

言い換えれば、下った!

 と言う事かも知れぬぞ

 

 

PS 8/22 05:20 東空

06:36 今日の夏の光が・・

   

    何時まで続く炎暑よ!!ですが”負けないで”お互い 06:42 まんぼ

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

№7070~慈雨~

2024-08-21 04:52:07 | 自然

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 昨日、火曜日の朝、優しい雨が降った。

 「干天の慈雨」当に想いにピッタリの言葉。大地はきっと、生き返る思いで歓喜したことだろう若しかしたら「惠雨」でも「啓雨」と表現してもいいかも知れない雨の朝になった

   

 

              8/21 04:50 まんぼ

 

     老いの行方~老獪~

 

必ずしも、好まれる響きのコトバではないけれど

却って、批判の思想を集めそうだけれど

生き様の一つとしてなら

己の精神の有り様の一つとしてなら

容認できる雰囲気はある

 

 老いてこそ、強かに!!

 老いてこそ、しなやかに!!

 老いてこそ、遍く許し、待ち、動ぜず

 鈍色に光る燻し銀の存在に・・

 

そういう老獪さで存立していたい

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老いの感慨~滞留~

2024-08-20 21:19:45 | 詩 31

 

     老いの滞留~感慨~

 

僕は随分長く、此処に留まっている

 立ち止まったまま

動けないで居るのだ

 

その瞬間にも

時は変わり、時間は移り、時代は進み

 壽命は

短縮の一途を辿るというのに

 

もう、依然として

僕が想う僕でない僕が・・

 

変化そのものに

 価値云云とは

必ずしも言い切れないけれど

 変動は確かに

停滞を突破する

一つの動機にはなる

 

僕はもう、随分長く

 滞留の

悲哀を舐めている

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

器量も気量も

2024-08-20 04:52:50 | 詩 31

 

     器量も気量も

 

自前の器量の多少で

住む世界や、見る景色は

確かに変容してゆく

 或いは

自恃の強弱で

生きる場所や、生活の質も

著しく変貌する

 加えて

己がじし、持ち合わせの気量で

世の中の情の愛しさや

切なさや、揺らぎを知る

 

ときどき想うのだ

 

器量も気量も

何時でも満ち足りた、humanで有りたい!と

そのような矜恃を抱えて

自虐無い日日を生きたいと

 

到底無理な、凡人の極みだが・・

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

翠の影

2024-08-19 21:12:45 | 風景

  こんばんは!!

 今夜は、数行のtopicsと、移ろいの一會一繪を

◎曇り空で始まった月曜日。結局終日陽光は出ず、時折り、粉糠雨が大地を濡らす呈で経過しました。そこでtopics【最高気温が29℃で止った】ブログ日誌にも、五年日記の令和6年夏を繰ってみても、日中の最高気温が30℃を切るのは何日振りの事か、かなり日にちを遡らなければなりません。

 事程左様に”炎暑”に炙られ続けたJuly上旬から此処までのAugustの日々。青息吐息になりながら只管耐えるしかないと鬱屈を積もらせてきた時間。それが・・、やっと・・、気配が変わりそうな・・、これがtopicsでなくては、他に表現の仕様もありません

 そんな言葉上は”晩夏”の快晴の一昨日の朝、日の出の写真を撮って和室に戻り、ふと半分開いた障子を見ると、白い紙に外の樹の影が揺れている風景が・・

一幅の清涼剤になりましたよ

   

      少しは心地よい眠りにつけるかな 8/19 9:30pm まんぼ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

老いの考察~エネルギー~

2024-08-19 05:25:31 | 詩 31

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 起床04:30、このところの定刻に起き出し抜き足差し足でlivingに出ると、夜明け前の空はやっぱり今朝も魅力的で📷を撮りに和室に引き返す

08/19 04:51

  

  東から北に拡がる空は、なんとも不思議な色合いを見せる

   

 

     老いの考察~エネルギー~

 

老いてゆくというのは

生れ付いて与えられた

それぞれの一生分の活力を

次第に失くしてゆくことかも知れない

 

億劫だったり

彼方此方に起るPainや

経年劣化の精神が

なかなか

エネルギーに転嫁できなくなる

 

自覚し自重し

それでも

宿命の経路を辿るしかない

老いとは

その無念さの途次の事

否、否応なく、当たり前の

その道順を辿る事

 

その過程にenergyの量と質が

明らかに作用するけれど・・

 

04:51に撮った夜明け前の東の空。それから30分近くたって日の出の時刻が近づいてくると、雲の色が劇的に変わった

紫から茜へと・・

    

    何が待っているのか、今日 8/19 06:01 まんぼ 大谷君が39号を打った

  

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あんにゅい

2024-08-18 17:29:52 | 詩 31

     あんにゅい

ふむ~、確かにennui

気分が醸し出すのか?

環境の影響なのか?

八月の移ろいの中の

午後二時二分の遣る瀬無い感慨

 

物憂い風景を、窓越しに見ながら

気怠い・・と

炎暑のこの夏に、何度思っただろう

 

ただ、怠い情感のこと

アンニュイ、あんにゅい、Ennui

この昼下がりの

爛れた気分と風情よ

     2024R6 8/18 万甫

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする