TBS『NEWS23クロス』で「あそび支援隊」が紹介されました

4月13日に『NEWS23クロス』(TBS系列)で、
東日本大震災の被災地へ遊びとおもちゃのセットを届ける「あそび支援隊」の活動が取り上げられました。

子どもの"心のケア" 国内外からおもちゃ



東京おもちゃ美術館の被災地支援活動は、「あそび支援隊」特設サイトでご覧いただけます。↓↓↓ 



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被災地からレポート2(気仙沼)

あそび支援隊の活動が本日4月11日(月)の日経新聞朝刊と読売新聞朝刊で紹介されました。
掲載記事<jpegファイル> 「子どもの笑顔取り戻そう~あそび支援隊が活躍~」

また、本日4月11日(月)ニュース23クロス(TBS系列)22:54~23:30で,
「あそび支援隊」の活動の模様が放送されます。

東京おもちゃ美術館震災支援活動「あそび支援隊」の特設ページはこちらから



馬場清事務局長からの被災地レポート第2弾をお届けします。

2日間で4か所の避難所を回り、あそび支援隊を実施した他、
岩手支部、宮城支部の方々とのミーティング、その他関係者とのミーティングを行い、
実際に被災地に足を運んでみて、行かなければわからなかったさまざまな現実、状況、ニーズ、課題等々が明確になり、今後の活動にぜひとも生かしていきたいと強く感じました。

以下はいずれも避難所での様子です。



陸前高田・第一中学校 
テレビでもよく登場する大規模避難所。
真中にいるRさん(小学校5年生)が、お皿に描いた絵に「世界 笑顔」とメッセージを綴っていたのが印象的でした。


陸前高田・松峯公民館
青空「おもちゃの広場」の実施。
地域の中にある小さな避難所。
ただじゅんの獅子舞を見て、思わず身を乗り出す子どもたち。高校生とも語り合いました。


気仙沼・仙翁寺 
地域の絆を感じた私設の避難所。
おもちゃの広場を機に、自宅で暮らす子どもたちも来てくれて久しぶりの再会。
被災後初めて顔を合わす親もいて、話が弾みます。


気仙沼・階上中学校
旧本吉町地域では最大の避難所。
この日が避難所内に設けられた学童保育の最後の日。その運営を任されてきた保育士に「遊びのレシピ」DVDを渡しました。

 現地に向かった初日の夜、震度6弱の余震に見舞われ、停電、断水とライフラインを断たれ、
一時はどうなるかと思いましたが、何とか無事に帰ってきました。
岩手グッド・トイ委員会、宮城グッド・トイ委員会のみなさんをはじめ、
避難所窓口になっていただいた陸前高田市社協の安田さん、岩手県社協の星さん、
気仙沼市役所の千田さん、畠山さん、熊谷さんなどなど、
本当にいろいろな方にお世話になりました。
ありがとうございました。

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被災地からレポート1(陸前高田)

東日本大震災「遊び支援隊」特設ページができました。
こちらをクリック!!!
東京おもちゃ美術館の被災地支援活動の本格化の前に
「現時点で被災地ではどのような支援を必要としているのか?」
情報収集と準備のため、多田千尋館長、馬場清事務局長、多田純也理事ほか数名が
7日より被災地入りしています。

以下、先ほど届いたばかりの多田千尋館長の第1回目の被災地からのレポートです。


4月8日(金)

フランス製の積み木「カプラ」で遊ぶ男の子が、
「流されない丈夫な家をつくるんだ!」
といって、土台をしっかり作って、高床式にしていました。
目頭が熱くなった瞬間です。

今、国内外のおもちゃメーカー、全国のおもちゃ職人、作家の協力を得て、
「おもちゃの広場セット」を持って、陸前高田にきています。

午前は、野戦病院のような避難所の中学校、
午後は津波被害で目を覆いたくなるような現場からすぐ近くの公民館。
最後は、近くの公園で青空広場。

昨夜の余震はさすがにびっくりしました。
これは覚悟を決めなければとも思いました。

停電の中での朝食を済ませ、陸前高田へ出発。
本日の夜8時にようやく電気が復旧しました。

明日は気仙沼です。
TBSのNEWS23クロスの膳場アナウンサーも駆けつけてくれます。


















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「あそび支援隊」結成!!

東京おもちゃ美術館は、被災地の子どもたちへおもちゃと遊びで心のケアを行う
「あそび支援隊」を結成しました。


全国のおもちゃコンサルタントの支援のもと、
岩手県社会福祉協議会、岩手県子ども家庭課と連携し
「安心して遊べる環境」と「良質のおもちゃ」をたくさん詰め込んだトラックと、
「遊びとおもちゃの専門家=おもちゃコンサルタント・おもちゃ学芸員」が、
現地に豊かな遊びを届けます。また日常的な遊びにつながるようなおもちゃセットも寄贈します。
(盛岡市・気仙沼市・福島市を中心に10ヶ所での開催を予定)


現在、現地と情報交換のもと調整中です。
被災地の落ち着きを待ち、早ければ5月初旬スタート予定です。


支援①
移動型「おもちゃ美術館」グッド・トイキャラバンの出動


支援②遊びのレシピ「遊びのビタミン」映像・冊子の制作・配布。
おもちゃがなくても遊べる手遊びやからだ遊び、
新聞紙、紙皿、タオルなどすぐ手に入る材料での簡単ふれあい遊びなどを、
当館のおもちゃ学芸員の出演により収録した冊子・映像を被災地に適した形で直接配布します

(3月28日東京おもちゃ美術館にて撮影終了)

支援③
「グッド・トイ」選定玩具メーカーのご支援により、
心の栄養である「おもちゃ」をセットにし、日常的に遊べるよう被災地に寄贈します。
キャラバンを開催する10の地域を中心に予定しており、100セット製作。
できる限り直接届けます。



本日も、おもちゃの寄贈をお願いしたグッド・トイ認定メーカー様から、
続々と支援の申し出が届いています。すでに到着したおもちゃもあります。


一般の方々からの支援金も受け付けています。

寄付のページはこちらから
メッセージ欄に「震災支援金」とご記入ください。
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震災地に届け!遊びのレシピ

東京おもちゃ美術館はこのたび、㈱ベネッセコーポレーションのチャイルド・リサーチ・ネットと共同で
震災地の子どもたちの遊びケア、心のケアのための支援活動を始めました。

第一弾は、震災地の子ども向け施設のスタッフや親御さん向けの
遊びのレシピのDVD「遊びのビタミン(仮称)」の製作です。

今日は、おもちゃ学芸員、おもちゃコンサルタント、NPOスタッフ、
芸術教育研究所スタッフに加え、趣旨にご賛同下さったお客様も飛び入り参加です。
撮影隊はベネッセCRNのスタッフが行いました。


おもちゃがなくても遊べる手遊びやからだ遊び、
新聞紙、紙皿、タオルなどすぐ手に入る材料での簡単ふれあい遊びなど。
10人の大人と4名の赤ちゃんと小学生とで2時間50種類以上の遊びを紹介しました。

震災地でこのDVDを見て下さった方が、一人でも多くの子どもたちと笑顔になってくれるといいな…
そんな気持ちで作っています。

完成は4月中旬。
震災地へ「グッド・トイキャラバン隊」が直接お届けする予定です。

  ベネッセコーポレーションのチャイルド・リサーチ・ネットには、

  ・乳幼児・子どもに関する緊急対応についての諸外国の事例について
  ・子どもを癒やす遊びの力 自分を表現し、乗り越える
  ・「震災後の子どもの心のケア」をテーマに記事

   など、今までの災害後の調査などに基づく
   「震災地の子どもの心のケア」についての情報が満載です。
   親御さん、子どもにかかわる活動をされている皆さん、
   ぜひ一度アクセスしてみてください。

いしきょん
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おもちゃで笑顔に!

バランスゲームのヒマラヤを一生懸命やっている男の子に話しかけると、
「仙台から来たんだ!」
と元気いっぱいに答えてくれました。

この度の東北関東大震災で被災した男の子で、今は都内のご実家にご滞在とのこと。
お母さんとお姉さんとご一緒に来館されました。

お母さんが、
「地震直後はとても不安でした。
東京おもちゃ美術館にきて沢山のおもちゃに触れることができました。
とっても楽しかったです。」
とおっしゃって下さいました。

男の子は、
「まだ遊び足りないから、また絶対来ようね!」
と家族三人笑顔で帰っていきました。


地震から2週間が経ちました。
東京おもちゃ美術館にも東京近辺に避難された方が遊びに来てくださいます。


悲しいニュースがとても多いこんな時だからこそ
おもちゃに触れたり遊ぶことで、みんなが楽しい気持ちや笑顔になればいいな、
と思います。


東京おもちゃ美術館は通常通り開館中です。
みなさまのお越しをお待ちしています


まりを
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