都心の旧校舎にNPOがミュージアムを設立
海外のデザイン性の高いおもちゃや国産の木製玩具で遊べば自然に会話が生まれます
東京おもちゃ美術館ブログ
讃岐おもちゃ美術館レポ
福岡に引き続き、4月25日(月)香川県高松市に開館した讃岐おもちゃ美術館のレポートをしていきます!
運営をしているのは地元香川で20年以上子育て支援をしている
わははネットのモットーは「香川から子育てをもっと楽しく」
3つの信条を掲げています。
- すべての母親が子育てをしている自分を好きになれる社会を目指します。
- すべての子どもが愛され、生まれてきてよかったと思える社会を目指します。
- すべての人が子育てに関心を持てる社会を目指し、子ども・家族・地域・企業・行政などとの連携を推進します。
立ち上げたのは中橋惠美子さん。
『私自身が県外で、孤独で不安な育児を経験したことを期に地元に帰って立ち上げた「子育てサークル輪母(わはは)ネット」は、子育て真っ最中の当事者だから感じる「ここがオカシイ」「こんなのがあれば」と社会に感じたことを
一つ一つ解決しようと取り組んできました。
「産んでよかった!」すべての母親が心からそう思い、そんな自分が好きになれる。
「生まれて良かった!」すべての子ども達がそう思い、そんな自分を肯定できる。
そんな社会になるために、迷うことなく様々な人とつながり、発信し、交流していきたい。いつか、誰かがどこかで「子育てしやすい社会」を作ってくれるのではなく、自ら声をあげてさらに子育てしやすい社会にしていきたい。』
高松丸亀町商店街の再開発事業として、
大型の立体駐車場が整備されることになり「大型立体駐車場の1階におもちゃ美術館が出来れば街中で親子の笑顔があふれるのではないか」という中橋さんの思いを受け高松丸亀町商店街さんも開設を希望してくれたことから讃岐おもちゃ美術館が始まりました。
商店街にかかる素敵な看板
長年地元で活動してきたからこそ地元の方や関係者からの支援は厚く、
讃岐おもちゃ美術館設立前のクラウドファンディングでは9日間で目標額を達成。
完成した館内には地域の魅力を伝える充実のコンテンツとなっています!
早速コンテンツを3つご紹介します!
ひとつめはオリーブのつみきコーナー
香川県の代表的な島小豆島。小豆島といえばオリーブです。
オリーブでできた積み木やテーブル・壁は恐らく世界で初めてなのでは?!
オリーブは固くてオイリーで木工職人さんを唸らせたんだとか!
完成したオリーブのテーブルはつるっつるの肌触り!
見た目もインパクトがありますね。
いろんな積み木と組み合わせて遊んでも楽しいコーナーです。
2つめはさぬきごっこひろばにある、
てまりドーム!
館内の奥にあるのですが、一際目を引きます。
そのドームには、、なんと香川県の名産品のひとつである讃岐かがりてまりが盆栽のおもちゃに!!
この盆栽の枝は本物を追求した角度になっていて職人のこだわりが伺えますね。
大小様々なてまりには磁石が付いており、盆栽の枝にくっつく仕組みになっているので
バランスを考えて全部載せることができるかチャレンジしたくなります!
3つめに紹介するのはこちら。
うどんコーナーです!!香川と言ったらうどん!讃岐うどんです。
四国に工場を構えるなかよしライブラリーさん作のかき揚げたちがとっても可愛い!
かき揚げは小エビと野菜の2種類があるなど細かいこだわりや、ナスやレンコンの天ぷらの衣具合など
柔らかい色合いとすべすべの手触りに魅了されること間違いなしです。
うどんを茹でる店員さん、受け取って天ぷらを選ぶお客さんどちらも楽しめるのが良いですよね。
そのほかにも香川の名物電車「ことでん」や小豆島の醤油づくりで使われる大きな桶で出来たお茶室、
郷土玩具のほうこうさんなどなど、紹介しきれないほどの魅力がたっぷり詰まった讃岐おもちゃ美術館。
是非お立ち寄りくださいね!
アクセス:JR 高松駅から徒歩 13 分
高松空港から丸亀町商店街まで通るバスもありますよ。
詳しくはこちらをご覧ください
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