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私の心の成人式は・・・

2004-01-12 22:44:00 | 徒然なるままに
1月12日(月)

今日は成人式。
私の成人式は、卒業制作真っ最中で、小平市の式典には出ず、武蔵美の仲間で、夜、お鍋パーティーをした。
その年の夏、故郷石巻市の成人式の式典には参加し、中学の同級会に出席した。
二次会のカラオケで「帰って来いよ」を歌ったのを覚えている。
初恋の人との再会もあったなあ・・・。

あの頃は、自分が「大人」になったという実感はあまりなかったなあ。
でも、夢だったアニメの世界に就職して、お金はなかったけど夢と希望だけはいっぱいあった。

あれから23年。いろんなことがあったけど、私自身は、結局あまり変わっていないような気がする。
3年前の中学の同級会でも、「思いっきり変わっていない人№1」に選ばれ、2年前の高校の同級会でも、去年の大学時代の仲間とのお泊り会でも同じ事を言われた。

私って成長していないのかなあ・・・なんて思っていたら、同級生に
「48歳の同級会でも、お前だけはそのままでいてくれよ」
と言われた。
多分、私は、60歳になっても、80歳になっても、見た目は年をとっても、中身は「そのまま」かも知れないなあ・・・。

私の心の「成人式」はまだまだ先のことかもしれない。
もしかしたら永遠に来ないかも???

大河ドラマ『新選組』―あの旗の文字の『誠』って、どういう意味?―

2004-01-11 23:30:00 | 徒然なるままに
1月11日(日)

今日は、長女と末娘が2人で従妹の家に遊びに行った。
子どもだけで電車に乗せて東京方面に行かせるのは初めてのことだ。
なんだかTVの「初めてのおつかい」みたいな感じだ。
乗り換えは大丈夫だろうか、挨拶はちゃんとできるだろうか・・・。
なんてことを心配してしまう私のほうが、子離れできていないのかもしれない。

末娘は、帰り際に従妹に後追いされて泣かれたのが可愛かったと話していた。

夜、楽しみにしていた大河ドラマ「新撰組」が始まった。
キャスティングに若手俳優がかなり起用されている。
香取慎吾の近藤勇も楽しみだが、江口洋介の坂本龍馬も期待できそうだ。
今日の第一話で、近藤・土方・桂と龍馬の意外な出会いのエピソードをやっていた。
次回もなかなか面白そうな展開だ。

「新選組」は見方によっては、テロリストとも人切り集団とも言われながらも、根強いファンが多い。
「新選組」についてはいろんな角度からみることが必要だと思う。
いや、「幕末」と言う時代そのもの自体そうなのだと思う。
それも、各藩ごとや、幕府側からも、浪士達の立場、庶民、農民の立場、世界からの視点など。
私は東北出身と言うこともあり、会津の白虎隊に対する思い入れもあって、「新選組」に対しては判官びいきのところがある。
でも、20歳の時、司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」を読んで以来の龍馬ファンでもある。
「燃えよ剣」や「新選組血風録」、「最期の将軍」などももう一度読み直して、改めて「幕末・維新」の時代を勉強しなおしてみよう。
娘の
「あの旗の文字の『誠』って、どういう意味?」
と言う質問にちゃんと答えられるためにも。

ありがとう

2004-01-11 21:50:00 | 徒然なるままに
1月10日(土)

「ありがとう。」という言葉は、難しい言葉だ。
たいていの場合、物をもらったらすぐ口に出ては来る。
親切にされた時や、頼んだことをしてもらった時にも自然に出てくる言葉だ。
でも、それが、近しい間柄になればなるほど、意識して使っていないとあまり言わなくなる言葉でもある。
感謝の気持ちは十分あるし、お互いにそれは分かっている。
だが、それをわざわざ言うのも照れくさかったり、他人行儀みたいで、あえて言わない場合もあるだろう。でも、それは双方の関係が「阿吽の呼吸」のように上手くいっている時には成立する。
それが、何かのはずみで、ボタンを掛け違ってしまい、それに気づかないでいたりすると、
「『ありがとう』の一言もない」という不満から、不信感が生まれ、修復不可能な関係になっていってしまう。
その一言で、救われたり、報われたり、嬉しかったり、癒されたり、満足感が得られる。またやってあげようと言う気持ちにだってなる。
それが、何の反応もなかったり、「してもらって当然」とでも思っているような態度や、あげた物も粗末に扱われていたりすると、虚しさだけが残る。

親しき仲にも礼儀あり。それは友人関係、夫婦、親子、家族ならなおのことだ。
お礼もお返しもいらない、気持ちだけで充分な関係ほど、感謝の気持ちは「ありがとう」という言葉に出して、相手に伝える意識が必要だと思う。
「ありがとう」と「ごめんなさい」は、言われて嫌な人は誰もいない。
お金がかからない、でも、何よりも大切で効果的な言葉だ。
でも、時と場合によっては、言うのにとても勇気のいる言葉だ。
そして言うタイミングも大切だ。後になればなるほど言いにくい言葉だ。
言い方一つで、逆効果になる事だってある。(それを狙って言う時もあるのだろうが)
大切なのは、気持ち。感謝の気持ち、謝罪の気持ちを相手に伝えようと言う気持ちだ。
「言ったつもり」でも、相手に通じていなければ、言ったことにはならない。
相手が素直に受け止める心理状態にない場合は「焼け石に水」なのだ。
「ありがたいとは思っているだろう」「悪いと反省はしているはずだ」と思ってくれるのは、相手の気持ちに余裕と、こちらとの信頼関係がある場合なのだ。
もし、そう言う状況にない場合は、とにかく、「誠心誠意気持ちを伝える」ことなのだ。

私は、よく喋るくせに、「言葉」が足りない。
気持ちはあるのに、それが的確に相手に伝わらない言い方をしているのだろうか・・・。
何にでも、「そうだね」と同意して、受け入れてしまうところもあるのも誤解を招く元だ。
トラブルを招かないようにしているつもりが、結果的にトラブルの元になっていることもある。
自分の気持ちをはっきり言うべきことも大切なことだ。
その上で、周りへの感謝の気持ちと、自分の至らなさを謙虚な気持ちで見つめる姿勢を持たねば。
上に立つ人ほど、稲穂のように頭を垂れる。実り多い稲穂ほど、深くたれるのだ。
「おかげさま」「おたがいさま」という言葉はなんて美しい日本語だろう。
私は、「お疲れ様」「お世話様」というねぎらいの言葉はかなりの頻度で使っているつもりだが、改めて考えてみれば、「ありがとう」という感謝の気持ちをストレートに伝える言葉はあまり使っていないかもしれない。
今年は、余計な長話を慎み、「言葉を選んで、端的に自分の気持ちを伝える」ことと、意識して「ありがとう」と言葉に出して言うことを心がけよう。

貯まると嬉しいもの、溜まると困るもの。

2004-01-11 21:41:00 | 徒然なるままに
1月10日(土)

貯まると嬉しいもの。愛情、人望、お金、功績、幸運・・・。
溜まると困るもの。疲れ、ストレス、病気、恨み、失敗、借金、不運、洗濯物、ゴミ、汚れ、・・・。

主婦の場合、家事は大変な重労働だ。
小さい子がいたり、介護する家族がいたり、共働きならなおのこと。
でも、誰かがやらなければ、「家庭」という「車」は走れない。
一家の大黒柱はさしずめエンジン、家族は各部品だ。「収入」はガソリン。「家事」はオイルだ。
どれも無くてはならないもの。エンジンだけ頑張っても、バッテリーが上がってしまう。
各部品が上手く機能するには、オイル切れでは故障の元だ。
それを「主婦」一人におんぶに抱っこではなく、みんなが少しずつ受け持ってくれるだけで、より効率が良くなる。
が、しかしそこにはポリシーなり、ルールがちゃんとしていないと「空回り」になってしまう。
やはり、基本は「主婦」にあるのだ。
最初に挙げた「貯まると嬉しいもの」が溜まるのは、家庭と言う「車」が上手く走っている時。
「溜まると困るもの」が溜まってしまうのは、どこかに原因があるのを速く解決しなければ、「車」は走らないし、故障したり、事故の元になる。

その原因の一つに、家事、それも「水周り」の衛生があるのだそうだ。
「水周り」とは、台所、洗面所、風呂場、トイレのことを言う。
これらが不衛生な場合、「溜まると困るもの」が溜まってしまい、「貯まると嬉しいもの」が流れていくのだそうだ。
家族の健康は「水周り」の衛生から。
冷蔵庫の衛生管理は、病気のもとを絶つだけでなく、無駄な出費も無くなる。
片付いていて清潔な水周りは、気持ちがいいし、作業もやりやすく、はかどる。
レストランのトイレは、きれいかどうかで、また来たくなるか、二度と来たくないかが決まる。

水周りと同様、大切なのが、玄関。車で言えば、フロントガラスだ。
ここが汚れていては、「事故」という「災い」を招いてしまう。
「福」を招くと言う意味でも、立派ではなくても、いつもきれいな玄関でなくてはいけない。

と言うわけで、今年は、どんなに忙しくても、「水周り」と「玄関」は毎日きれいにすることを心がけようと思う!「脱、3日坊主!」で、「いいもの」をいっぱい貯めよう!

人形劇と、コーラスと、ソーランと・・・。

2004-01-11 08:52:00 | 徒然なるままに
1月9日(金)

今日はてんこ盛りの充実したスケジュールをこなした。

午前中、久し振りに人形劇サークルに顔を出した。
恒例の『新春お汁粉』を食べた後、3月公演の『瓜子姫とあまんじゃく』の読み合わせをした。
私は長女のこともあって、6月からお休み状態になっているのだが、3月は卒園前で行事が立て込んでいて、役員をやっているメンバーは本番しか参加できない。スタッフが絶対的に足りない。
と言うことで、完全復帰とまでは行かないが、何とかお手伝いと言う形で参加できるようにしたいと思う。
とりあえず、次回まで背景を考えて、今月中に仕上げるのには関わることにした。
何とか、長女が少しずつでも学校に行けるようになってくれればいいのだが・・・。

午後からは、PTAコーラスの歌い初め。
新メンバーもふえた。(期待の30代!)
今年の1曲目は『赤い花白い花』。ご存知「赤い鳥」の歌。
と思いきや、知っている人と知らない人でメンバーが二分してしまった!
「赤い鳥」は、演歌と歌謡曲しかなかった70年代初頭に一世を風靡した日本初のソフト・ロック・グループ。後に分裂して「ハイ・ファイ・セット」と「紙ふうせん」になった。代表曲に『紙風船』『竹田の子守唄』『翼をください』がある。
と言うわけで、TVで「赤い鳥」歌っているのを見たのは、60年代生まれより前の世代なのだ。
61年生まれからは「ハイ・ファイ・セット」なら知っている世代になるのだ。
でも、『翼をください』は合唱曲でも有名なので、歌だけは皆知っている。
ちなみに『竹田の子守唄』は、テアトル・エコーのオーディションの時に歌った思い出の歌だ。
目指せ「山本潤子」で、今年もコーラス頑張ろう!

夜は子ども達に夕飯を食べさせ、ちょっと遅れて「マダム」チームのソーランの練習に参加。
公民館に着いたら、すでに「踊り初め」に熱気ムンムン!「マダムパワー」びんびんだ。
来週の新年会での「仮装ソーラン」には、『よさこい島』の「ノーマル」と「イージー」の2つのバージョンで参加しよう!と、中身の濃い~練習をして、帰路に着く。

深夜、レポートを書く。
流石に今日はちょっと眠い。
冬休みも終わったことだし、高校受験の息子にばかり言わずに、私も朝方に切り替えなくては。

年頭に「夢をかなえる人の手帳」というスケジュール帳を買った。
「自分らしく生きるための、上手な時間の使い方」を心がけて、2004年を充実した一年にしていこう!


Smile Again I'm Smiling Again !

2004-01-08 22:38:00 | 徒然なるままに
1月8日(木)

朝、長女の担任の先生からTELが入った。
昨日、長女からクラスメイトの住所を教えて欲しいと言うTELをもらったのだそうだ。
ちょうど、その電話の前、クラスメイトの住所録のことを聞かれたが、今時の連絡網は、電話番号のみで住所は載せてはいない。
同じ小学校出身の子なら卒業アルバムに載っている。
「他校の子ならその学校の卒業アルバムに載っていると思うよ。その小学校出身のお友達に聞いてみたら?」
と言ったのだが、流石にお友達には男の子の住所までは聞けなかったらしい。
そう、長女は、担任の先生に男子生徒の住所を聞いていたのだ。
長女は、クラスメイトたち(全員?)に年賀状を出すらしい。

先生の話では、おそらく、長女が学校を休むようになるきっかけになった男子の名前もあったということで、先生も心配なさっていたが・・・。
以前、小学校を卒業後、それまで仲たがいしていたクラスメイトに、娘から手紙を出して仲直りしたと言うことがあったことをお話しして、娘に電話を代わった。

昼食後、しばらくして娘は制服に着替え、嵐の「感謝カンゲキ雨嵐」を聞いて、年賀状の束を持って鼻歌を歌いながら登校して行った・・・。


   感謝カンゲキ雨嵐

      嵐

Smile Again I'm Smiling Again
Smile Again I'm Smiling Again

So So イイことなんてない 方向オンチの情熱Live
毎日 a Fool 墓穴掘る Fall だけど何かにあこがれてたい
感動しない日々の中で 不確かな希望が Believe In Love
いつか靴底で踏みつけた Faithが 君に出会って 血を燃やす

砕け散った気分なら ためわらずに
怒りをヤワな自分自身に向ける Wow Wow

まるで ひとりぼっちだと 嘆くそばで
ガレキに咲いた花が ユラユラ見てる

誰かが 誰かを支えて生きているんだ
単純な 真実が 傷をいやしてく

Smile Again ありがとう
Smile Again 泣きながら
生まれてきた僕たちは
たぶんピンチに強い
Smile Again 君がいて
Smile Again うれしいよ
言わないけど はじめての
深い いとおしさは嵐

つらい時は甘えてと 強く思う
大事な人の愛が ハートの包帯 Wow Wow

ウマクなんて生きれない それは誇り
助けてくれた君は 同じ眼をしてる

余裕をなくして 知らずに傷つけたかい
許して 許されると 人は素直だね

Smile Again ありがとう
Smile Again 何度でも
立ち上がれる気がしてる
僕の勇気は泉
Smile Again ひとりでは
Smile Again いられない
とまどうほど切実な
祈るような 恋は嵐

So So イイことなんてない 方向オンチの情熱Live
毎日 a Fool 墓穴掘る Fall だけど何かにあこがれてたい
感動しない日々の中で 不確かな希望が Believe In Love
いつか靴底で踏みつけた Faithが 君に出会って 血を燃やす

Smile Again ありがとう
Smile Again 泣きながら
生まれてきた僕たちは
たぶんピンチに強い
Smile Again 君がいて
Smile Again うれしいよ
言わないけど はじめての
深い いとおしさは嵐

頑張れ!受験生。頑張れ、不登校児!!

2004-01-08 15:42:00 | 徒然なるままに
1月7日(水)

始業式。
小学校はまだ3学期制なので、新学期が始まったが、中学校は2学期制なので、なんだか中途半端な感じだ。

冬休みボケも何とか気合いで起きて息子と末娘は元気に登校していった。
長女は、みんなと一緒の時間に起こしに行ったが、機嫌が悪く、起きようとしない。
「みんな、新しい年の新しい学校生活のスタートを切る日だけど、あなたはどうする?
自分の中に、その答えも、やり方も、やるべきこともみんな持っているよね。
自分でよく考えて自分なりのスタートを切りなさい。
『今』の積み重ねの延長上に、あなたの未来はあるんだからね」

ついに、午前中は、階下には降りて来なかったが、妹と自分の布団を干し、頼んでおいた洗濯物はかけてくれていた。

今日は、公立高校特色化選抜検査の願書配布の日。
息子が帰ってきてから、一緒に、願書に貼る証明写真の撮影に写真館に行き、証紙を買いに、警察署に行ってきた。

いよいよ受験に突入である。
息子も、家で見ている限りでは、勉強も四六時中ではないが、やる時はやっているものの、昨日も、『模倣犯』のビデオを借りてきて見ていたり、今日も、TVで『命』を見ていたりとずい分余裕がある感じ。ピリピリした所はあまり感じない。
家は、県立1本で、私立を何校も受けるわけではないからか・・・?
それにしても、2月3日の試験まで、1ヶ月をきった。
息子は、学校から『V模試』のパンフレットを持ち帰り、
「受けてみたいんだけど・・・」
というので、受験料を渡すと、素直に
「ありがとう」
と言ってくれた。(ん~、成長したのう・・・!)
願わくは2月3日、10倍の競争率を突破できてくれたらとも思うが・・・・。(宝くじ並!)
ま、努力はしただけの報いはあるだろうし、足りなかったらそれなりの結果が出ると言うことだ。
親としては、息子がベストコンディションで望めるよう、健康管理ぐらいしか応援できないだろう。
頑張れ!受験生。

夕方、郵便を出しに行きながらのジョギングの帰り道、長女の友達に会った。
いつも母子で長女のことを気にかけてくれ、夏休みに一緒に展覧会や芝居を見に行ったり、先日も金管ブラスバンドのオペレッタを見に行ったりした子だ。
長女が出した年賀状に感動してくれて、
「みんなで待っていることを伝えてください。○○ちゃん自身が、一番、友達と一緒にいたいと思っていると思います。」と言ってくれた。
私が、
「今はもう、自分が学校に行かないのを周りのせいにはしていなくて、それは自分に原因があるということにようやく気が付いた段階なの。もうじき、『さなぎ』の殻を自力破って出てくることを信じて待つ時期みたいなんだ。
2年生になったら、同じクラスになれるといいね」
彼女はニッコリうなずいて、私の手をとって、
「はい!」
と言ってくれた。
本当に、長女はこんなにも良いお友達に恵まれて、こんなに幸せで親としては本当に嬉しい。

受験生にも、不登校児にも、本当に明るい春が訪れますように・・・!


花粉症予防策スタート!

2004-01-07 23:16:00 | 徒然なるままに
1月6日(火)

今日も小春日和。文字通り『新春』という感じ。このところ暖かな穏やかな日が続いている。

『春』。昔は一番好きな季節だった。21歳の冬までは・・・。
その2月、風邪をこじらせた私は、そのまま不治の病『花粉症』になってしまったのだ。
以来、『春=花粉症』になってしまってからは、春の訪れに憂鬱になり、ひたすら春が過ぎ去るのを待ちわびるようになってしまった。

さあ、今年もまたその辛い季節がやってくる。
お布団や洗濯物を干しながら、もうすぐ、お天気でも外に干せない憂鬱な日々がやってくると思うと悲しくなってくる。
嗚呼、国土庁長官に、慢性で重症の花粉症の国会議員がなってくれないかなあ!

なんて愚にもつかないことを言ってはいられない。
息子の高校受験、進学、私の学籍更新と、この春は物入りなのだ。
耳鼻科通いで何枚もの福沢諭吉さんや夏目漱石さんにお別れするわけには行かないのだ。
という訳で、今日から予防策として、甜茶、青汁、紫蘇の実エキスのカプセル、紫蘇ジュースを飲み、体質改善と免疫力強化にアガリクスを飲み始めた。
あとは、ストレス解消法と睡眠不足の改善を真剣に考える。
はっきり言って、これがなかなか難しい。
どんなにいい薬を飲んだり、治療を受けていても、ストレスを溜めていたり、睡眠不足では全く効き目がないからだ。
花粉そのものは、マスクや花粉症めがね、その他で、なるべく吸い込まない、目に入れない工夫は出来る。
でも、免疫力が落ちるようなことをしていては、根本的な改善・解消にはならない。
後、大切なことは、この時期、風邪をひかないこと。
粘膜が炎症を起こしていたり、抵抗力が落ちていては一気に重症になり、今まで花粉症に縁のなかった人も、発症する条件が整ってしまう。

規則正しい生活時間と、バランスの良い食生活、免疫力、抵抗力、体力をつけること、花粉を家の中に入れない、身に付けないようにするなどの努力と注意で、何とかこの辛い季節を乗り切って、少しでも明るい春にしていこう!

侍の遺伝子を持つ全ての人へ―THE LAST SAMURAI―

2004-01-06 13:50:00 | 徒然なるままに
1月1日(木)

午後から中学生2人と『THE LAST SAMURAI』を見てきた。
映画の予告のコピーの『侍の遺伝子を持つ全ての人へ』という言葉がずっと私の心を捕らえていた。
トム・クルーズ扮するオールグレンと、渡辺謙扮する勝元の生き様とセリフが心に響く。
勝元の形見の刀に込められた『祖先たちが何のために戦って死んでいったのか』と言うメッセージ。
押し寄せる近代化の波に押しつぶされ、流されていった日本の魂・プライド・・・。
幕末に多くの血が流れ、累々と重なった屍を乗り越えて、日本の近代化の夜明けを迎えた。
『武士道』は今の日本にはかび臭い教えなのか?
黒澤映画に憧れた外国の映画人が、日本人が置き去りにして風化させつつあった『侍魂』を蘇らせてくれた。
小雪扮するたかが、夫の敵であるオールグレンに夫の形見のよろいを着せるシーンは、どんなラブシーンより切なくエロチックだ。
映像は、かなり衝撃シーンがあり、行き詰まる合戦や殺陣があり、中1の娘は思わず目を被っていた。
見終わった後
「ああいうこと、本当にあったの?」
と聞いてきた。

髻(ちょんまげ)を切ると言うことがどういうことなのか。
明治天皇は名君だったか。
官軍とは?
廃仏毀釈、文明開化・・・・

中3の息子も加わり、元旦早々、日本の近代化の夜明けの光と影を講義してしまった。
自分でもちょーっとあやふやな所があったりして、帰宅してから歴史書を確認したりして。

ところで、「勝元」と言うのは名字がなかったが「武田」のことなのだろうか・・・?
英語に堪能なところがまた魅力の一つだ。
やはり、気持ちが通じ合うためには、言葉を理解し合わなくては成り立たないし、二人の友情は、勝元が彼との会話を心がけた賜物だと思う。
ラスト近くの壮絶な戦いの後のシーンが感動的だった。『完璧』な最期だった。

『侍の血を引く者』として、どうしたら遺伝子の奥底に眠っている『侍魂』を呼び覚ますことができるのだろう?
「この国の人たちは、朝起きた時から、一つ一つのことに完璧を求める。妥協を許さない。」
「心の中にはいろいろな感情があるのだろうが、笑顔で接してくれる」
侍だけではなく、村人一人一人、子どもも、女性もそうだ。誇り高く、親切で、潔い。
今の時代、物も豊かに、便利になったが、その分、欠落しているものや、不器用な日本人が溢れてしまった。

日本、アメリカに限らず、世界のどこかで無駄に血を流している国や、病んだ国、どの世界の人々にも通じるメッセージがたくさんこめられた映画だと思う。

金魚と笹かま

2004-01-06 13:49:00 | 徒然なるままに
1月5日(月)

ようやくヘルペスも完治したので、午前中は、歯の治療再開。
正月休み明けで混んでいた。

午後から、息子と長女を散髪させに駅前の床屋と美容院に連れて行った。
待ち時間の間、末娘を連れて買い物。
末娘はもらったお年玉で、金魚の仲間を買うといって、ペットショップへ。
はじめは、姫めだかとえびを買うと言っていたのだが、お店の方に
「結構育ってしまった金魚と一緒に飼うと、餌にされてしまうよ。なるべく同じ種類や大きさのものがいいですよ。」
と言われ、仕方なく和金の『コメット』という種類の金魚を買ってきた。
ところが、この『コメット』、今は稚魚だから言いが、順調に育つと小さな鯉ぐらいに育つのだという。
最初は2匹買うつもりでいたのだが、今の水槽では2匹が育ってしまったら窮屈になりそうなので、しばらくは様子見に1匹だけ買うことにした。
それにしても、去年のソーランのお祭りの時に買った金魚が、今では小さな鮒のように大きくなってしまっているのだから、その子たちはこれからも大きくなっていくわけよね。いずれ、庭に池でも作らなくちゃいけないかしら?

夜、妹のお土産の笹かまを食べた。
やっぱり、石巻の笹かまは美味しい!
石巻にいたときは、高価でとても夕飯のおかずになんか食べられなかったなあ・・・。
(小さい時は、『べろかまぼこ』と呼んでいたっけ・・・)
御遣い物で頂いた時だって、もったいなくて大事に食べていたものだった。
安くても1枚150円はする。
新幹線で売っている真空パックチーズ入り何某みたいな消しゴムのような食感とはまったく違う!
ましてや、そこらのスーパーで売っている5枚で200円のものとは素材からして違うのだ。
久々に、妹が買ってきてくれた日本酒を頂いた。
これがまた笹かまと両方の美味さが引き立てあって、美味しいのなんの!
でも、ぐい飲み2杯も飲んだら、気持ちよくなって、今日のレポートを書かないうちに眠くなってしまった。

明日からは気合いを入れて、レポート作成に打ち込むぞ!