我が家の猫の額に勿忘草(忘れな草)が咲きはじめました。
昨年の株が残ったものと、こぼれ種が育ったようで、昨年よりかなり大株になりました。
小さい花で、つぼみや咲き始めは紫色のようですが、きれいな青色に変わります。
語源は、悲恋伝説(※別記)にまつわるとのことです。可憐できれいな花です。
暑さに弱く花後に枯れてしまうことが多いので、一年草として扱われているようですが、本来は多年草だそうです。
この夏は、もう少し暑さ対策を講じてやろうと思っています。
※別記
昔、ドイツの騎士ルドルフは、ドナウ川の岸辺に咲くこの花を、恋人ベルタのために摘もうと岸を降りたが、誤って川の流れに飲まれてしまう。
ルドルフは最後の力を尽くして花を岸に投げ、?Vergiss-mein-nicht!“(僕を忘れないで)という言葉を残して死んだ。
残されたベルタはルドルフの墓にその花を供え、彼の最期の言葉を花の名にした。
このような伝説から、この花の名前は当地ドイツで Vergissmeinnicht と呼ばれ、英名もその直訳の forget-me-not である。
日本では、1905年(明治38年)に植物学者の川上滝弥によって初めて「勿忘草」「忘れな草」と訳された。
(ウィキペディアフリー百科事典より)