早朝から田舎の墓参りに帰ってきました。
盆は渋滞に巻き込まれるため、一足早い墓参りでした。
途中の道路沿いでハス(蓮)の花と出会いました。きれいでした。
9時過ぎころ写したものです。 このつぼみは明日の朝には開きそうです。
この2輪は、開花2日目か3日目のようです。
蓮の花の命はわずか4日間だそうです。その4日の経過は次のとおりだそうです。
(「古代蓮の里」ホームページより)
1日目・・開花初日は、午前6時頃から花弁が開きはじめ、3~4cmほど開いたのち、
8時頃には閉じはじめつぼみの状態にもどる。
2日目・・早朝より咲きはじめ、午前7~9時頃には満開に。
花はもっとも美しいときを迎え、やさしい香りがただよう。
そしてまた、夕方つぼみの状態に戻る。
3日目・・2日目と同じ経過をたどり最大に開く。受粉しためしべは黒っぽく変化し、
花の色が光退色する。昼頃には閉じはじめるが、閉じかけたまま夜をむかえる。
4日目・・7時頃には完全に開く。
早いものでは8時頃から散りはじめ、昼にはすべての花弁が散ってしまう。
面白い形のものが見られました。
これは花弁が散ったあとの花托(かたく)だそうです。乾燥し茶色になると果托というそうです。
この花托(果托)の形状が蜂の巣に似ていることから、「はち巣」→「はす」になったという説があるようです。
つぼみと花はちらほらの状態で、すでに花托はたくさんできていました。
仏教では、西方浄土の極楽は神聖な蓮の池、と信じられているため、
寺の境内にハス池をつくって 植えるようになったそうです。
また、多くの仏典に「蓮華(れんげ)」の名で登場し、仏像の台座にこの蓮の形が使われているそうです。
お盆を前にいい花と出会いました。