ヒガンバナ(彼岸花)によく似た花が咲いていました。
ナツズイセン(夏水仙)という花でした。
夏に咲き、葉がスイセンに似ているから、この名がついたそうです。
ヒガンバナが咲きそうな小川沿いの土手でした。周りに花がなく、目立っていました。
また、違う場所で出会いました。ちょっと高い土手に咲いていて、見上げると青空に映えてきれいでした。
花の姿などは、スイセンというより、ヒガンバナそのものでした。
花びらは、ヒガンバナよりは幅が広く、一輪一輪は百合の花に似ているようでした。
花びらは淡いピンクで、先の方は薄くブルーがかっており、反り返っていました。
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の球根植物だそうです。
スイセンに似た葉は、早春に出て真夏になると枯れ、そして花茎が伸びて花が咲くのだそうです。
ヒガンバナは花のあと葉が出てきます。同じヒガンバナ科でも、葉の出方が違うとは、不思議ですね。