市内中心部に出かけた帰路、安楽寺(東区牛田本町)へ寄ってみました。
大イチョウの紅葉(黄葉?)がきれいでした。
原爆から安楽寺本堂を守ったというこの大イチョウ、たくましい姿でした。
お寺の歴史は古く、天文2年(1553年)建てられ一度焼失、1778年再建されたそうです。
その本堂も1945年(昭和20年)に被爆(爆心地から2160m)し、本堂や山門は骨組みだけとなったそうです。
原爆の類焼から大イチョウが本堂を守ったといわれています。
傾いた骨組みを起こして修復されたのが今の本堂だそうです。
幹だけを残して焼けただれた大イチョウは、翌年には芽吹きはじめ、市民に大きな勇気を与えたそうです。
今は、大きな枝が山門を突き抜け、その雄姿を見せています。
山門再建(H3年)の際、被爆から寺を守ったイチョウを大切にし、この方法とされたとのことです。
樹齢は350年余、樹高20m、幹周4.55mだそうです。
その雄姿をスライドショーにしてみました。クリックしてみて下さい。↓