今日は朝からお墓参りに出かけてきました。
すべて広島市内ですが、4か所のお墓を回るのに半日がかりでした。
これは通りかかった中区寺町での風景です。
まだ今日は11日、これからまだまだド派手に飾られると思います。
広島の夏の風物詩の一つです。
この「盆灯ろう」は、安芸地方(安芸門徒)の特徴的な風習です。
江戸時代の広島城下、娘を亡くした父親の話に由来するそうです。
「亡くなった娘のために石灯籠を立ててやりたいと思っても、そのお金がなく、竹をそいで紙を貼り、
それを灯籠として供えたことから始まり、城下に広まった」
とのことです。
灯ろうといっても、風などで火事を誘発することから、最近は灯はともされません。
昔田舎では、実際にろうそくで灯をともしていました。
夕方暗くなり始める頃、山際のあちこちで幻想的な風景が見られていました。