四季折々

~感じるままに~

広島の盆

2018-08-11 17:35:20 | 日記・エッセイ・コラム

今日は朝からお墓参りに出かけてきました。
すべて広島市内ですが、4か所のお墓を回るのに半日がかりでした。




これは通りかかった中区寺町での風景です。
まだ今日は11日、これからまだまだド派手に飾られると思います。

広島の夏の風物詩の一つです。

この「盆灯ろう」は、
安芸地方(安芸門徒)の特徴的な風習です。
江戸時代の広島城下、娘を亡くした父親の話に由来するそうです。

「亡くなった娘のために石灯籠を立ててやりたいと思っても、そのお金がなく、竹をそいで紙を貼り、
それを灯籠として供えたことから始まり、城下に広まった」
とのことです。

灯ろうといっても、風などで火事を誘発することから、最近は灯はともされません。
昔田舎では、実際にろうそくで灯をともしていました。
夕方暗くなり始める頃、山際のあちこちで幻想的な風景が見られていました。

コメント (2)
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