今、あちこちでヤツデ(八手)の花と出会います。
球形の花をたくさんつけています。
冬に咲くがゆえにこんな形になっているそうです。
茎の先端に球形の花序(花の集団)をたくさんつけていて全体で円錐状になっています。
この円錐状の下方から順番に開花するようです。
一つの球形の花も一斉に咲くのではなく少しずつ咲いているようです。
花が少ない時期なので、時間差で長期間に渡って咲き続け、虫にアピールしているのだそうです。
ヤツデ(八手)は文字どおり、葉を「手のひら」に例えたものだそうです。
ただ、切れ込みは七つか九つの奇数で裂けていて、八つに裂けることはないそうです。
このお宅のものは九つでした。
こちらのお宅のものは七つでした。
「八手」の名になったのは、多いという意味と、末広がりで縁起がよいことからのようです。
縁起がいいということからか、あちこちの庭に植えられているようです。
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