長谷寺から鎌倉大仏まで歩く。5分で行ける。長谷寺と大仏はワンセットみたいなものだ。
仁王門。参拝客は少なかった。
拝観料を払い、境内に入る。
長谷寺はかなりの人出だったが、大仏にはほとんど観光客がいなかった。長谷寺だけでオシマイにしたのか。静かで良かったが…。
大仏の背後に回廊があるが、以前はなかったものだ。1951年の小津安二郎の名作「麦秋」は大仏でロケしているが、大仏だけがポツンとある。
背後に回り、観音堂をお詣りした。鎌倉三十三観音めぐりのときは、こちらをお詣りする。
鎌倉大仏と云うが、ご朱印にもあるように阿弥陀如来である。鎌倉の観光名所で有名だが、創立の経緯が不明というナゾの寺である。鎌倉大仏(高徳院)の属する宗派は浄土宗である。
今では露座だが、もとは御堂の中にあった。1495年に洪水があり、1498年に津波があった。この間に露座になったようである。
津波があったのだから、長谷寺はどうだったかというと、長谷寺は高台にあり、津波の被害を免れたようだ。