昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~(一) 僕をどうしたいのだろう?

2014-09-14 09:20:47 | 小説
彼の脳裏を、又してもかすめた。 彼の右側の車窓に、ガードレールが流れて行く。 車に疎い彼には、この車がドイツの高級車メルセデス・ベンツであるとは、分からなかった。 左ハンドルであることが、奇異なものとして感じられているだけだった。 麗子にしてみれば、そんな彼のウブさに心を動かされているのかもしれない。 . . . 本文を読む

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