昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第一部~(十三) 家出したのよ

2015-05-21 08:37:45 | 小説
何かしらぎこちない空気が流れた。高木も、「一人か?」と尋ねてきた。どうして一人で帰って来た事を気にするのか、どうにも彼には理解できなかった。問い質したいという気持ちはあるのだが、触れてはいけないような気もしていた。 「じゃ、また」 「おう、またな」 . . . 本文を読む

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