昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空~(十六) 酔っ払い

2015-08-10 09:20:23 | 小説
彼の視線に気付いた酔っ払いは、傍らを通り抜けようとする彼の腕を掴んだ。 酒臭さをプンプン匂わせながら、「おいっ、兄ちゃん」と、話し掛けてきた。 「どうした、彼女にでも振られたか? それなら、酒を飲みな。 やけ酒は、男の特権だ。 . . . 本文を読む

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