にあんちゃん ~通夜の席でのことだ~ (十三) 2016-02-07 11:28:06 | 小説 学校の裏手にある土手の草むらに腰を下ろした二人、流星群をここで観ることにした。 「ほのかね、毎日ね、婆ちゃんとお話ししているんだよ。あそこの樹の下でね、少しの時間だけど、婆ちゃんが話しかけてくれるの」 「そうか、ばあちゃんと話をしているのか。そりゃ良かった」 . . . 本文を読む