昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

にあんちゃん ~大晦日のことだ~ (三十一)

2016-02-27 10:13:00 | 小説
「じいちゃん、じいちゃん」  ほのかが飛び込んだ。枕元には道子とそして次男が座っていた。 「おじいちゃん。ほのかが来たよ」  次男が声をかけると、閉じられていた目がうっすらと開いた。穏やかな表情だった。 . . . 本文を読む

NTTコム リサーチ

NTTコム リサーチモニターに登録!