昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

[舟のない港] (六十三)

2016-06-27 09:15:03 | 小説
しばらくの間は、平穏な日々が続いた。 しかし男の給料だけでは生計が立たず、共稼ぎの状態が続いた。 ミドリは休暇が取れるのだが、男はそのことを会社に言い出せないでいた。 籍こそ入れていないが、夫婦生活を営んでいるのだ。 . . . 本文を読む

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