昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

[舟のない港] (五十四)匂い

2016-06-04 12:39:45 | 小説
「このごろ、時々道夫兄さんの目が怖くなるの。何だか、今までとはちがったものに感じるんです。わたしの思い過ごしかもしれないけれど。道夫兄さんの目の中に、妹としてではなく女として見ているような、そんなものを感じるんです。 . . . 本文を読む

NTTコム リサーチ

NTTコム リサーチモニターに登録!