幼い頃
背丈の 何十倍もの大木の下で
その高さのあまりに ただ ため息を漏らしつつも
あすなろを 感じた
その純な 心は 何処に?
れんげ草の咲きほこる 畑の中に寝転んでは
花から花へ飛び交う 蝶に心を許し
共に蝶になり その蜜の世界に 浸った
その純な心は どこに失われた?
いつか 沈みゆく太陽が隠れる
彼方の雲は オレンジに輝く
青い青い海に 落としたオレンジ色を
オレンジの雲に乗って どこまでも追い続けてみたい
そしてやはり いつかは ここに戻る
=背景と解説=
この詩に解説は不要ですね、素直に不安を吐露してます。
だ、まだ自分をさらけ出せていません。
もっとも、どこまで自分をさらけ出せばいいのか……。
どこまでえぐり取るべきなのか、未だにためらいがあります。
九州旅行によって蘇った記憶を、「せからしか!」という作品に仕上げましたが、まだまだ書き切れません。
そして今、「ぼく、みつけたよ!」を構想中ですが、その作品で更に踏み込んでみようかと思っています。
思ってはいますが、どこまでえぐり取れるか……。
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