冒頭の解剖シーンには、度肝を抜かれました。
どんな風に展開していくのか、ワクワクドキドキ物でした。
中世時代なのでしょうけれども、
極貧生活を送る人たちばかりの登場で暗澹たる気持ちです。
どうにもヨーロッパの生活習慣を知らぬわたしにとっては、
戸惑うばかりの話です。
ゲーテ作の「ファウスト」だったよな…確か…
そんな思いが過ぎります。
私の知る「ファウスト」ではないのです。
もう四十年以上も前になります、読んだのは。
高校時代だったと思います、読み耽ったのは。
私の記憶の中で、ダンテの「神曲」とゲーテの「ファウスト」が入り交じってたのか?
そんな疑問が、湧いて来もしました。
たくさんの映画賞を獲得したとありましたが、素晴らしい作品なのでしょう。
わたしには、正直のところ、不満が残る作品でしたけれど。
原作に忠実な作品が観たかったのに……
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