[舟のない港] (五十四)匂い 2016-06-04 12:39:45 | 小説 「このごろ、時々道夫兄さんの目が怖くなるの。何だか、今までとはちがったものに感じるんです。わたしの思い過ごしかもしれないけれど。道夫兄さんの目の中に、妹としてではなく女として見ているような、そんなものを感じるんです。 . . . 本文を読む
[舟のない港] (五十三) 2016-06-01 21:54:10 | 小説 ミドリは、心地よさそうに男の手の動きを楽しんでいた。 身体の芯から火照っている。 ミドリは、男の右手を自分の乳房に押し当てると、男の肩に頭を預けた。 . . . 本文を読む
死の入り口 2016-06-01 21:27:42 | よもやま話 びっくりのタイトルですみません。 昨日、体調不良で会社を欠勤しまして。 その折のことを書いておこうかと、思った次第です。 朝です。 いつもの時刻に、目覚ましの音で目が覚めました。 . . . 本文を読む