人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

クリスマス・シーズン到来!~ピアノ発表会のお知らせを受けて思うこと

2011年12月07日 06時32分11秒 | 日記

7日(水)。昨日、町田市在住のEさんからピアノ発表会のパンフレットが送られてきました。Eさんはお姉様とともに、小学生から社会人まで生徒さんにピアノを教えています 12月11日(日)正午から相模原南市民ホールで、ピアノ教室の発表会を開くので、時間があったら聴きにきてほしいとのことでした

プログラムによると、第1部が生徒さん(36人)のピアノ独奏で、第2部が2台のピアノ・歌によるクリスマスソング・メドレーになっています.  彼女の添え状によると「次から次へとメンバーが変わり、楽しめる内容です」とありました

姉妹2人で教えているとはいえ、36人の生徒さんの発表会の準備はさすがに大変なようで、「11月27日のリハーサルでは”あ~どうしましょう”という具合でしたが、ようやくここにきて固まりつつあります。が、ハラハラ、ドキドキ、ヒヤヒヤの本番前です」と書かれていました。彼女らしい表現だなぁ、と思わずほくそ笑んでしまいました

EさんはM音大で声楽を専攻しましたが、卒業後、大学の先輩K氏の指導のもと,自力でピアノを勉強して、何回かジョイント・リサイタルやリサイタルを開いてきました。JR吉祥寺駅が改装工事に入る前までは、地下の広場LONLONで「霧丘朱代」のステージ・ネームでショパンを中心にミニ・コンサートを開いてきました  演奏のスピードを競うような世相の中で、ゆったりとしたテンポで弾く彼女の演奏を聴くのを楽しみに、毎回LONLONに通ってくる常連さんも少なくありませんでした

毎年、音楽大学からは数百人の卒業生が巣立っていきますが、音楽の道で生計を立てることができる人は一握りに過ぎないと聞きます  自分の演奏を聴いてほしい人が多くいるのに,それを発表する場,あるいは機会が余りにも少なすぎると思います.彼ら,彼女らは決して報酬を求めている訳ではないと思います.とにかく,聴いてほしいのです

そうした厳しい状況の中で、ピアノを教えながら、自身の演奏スタイルの確立を目指して日夜練習に励んでいる彼女の姿勢をみると頭が上がりません  せめて、毎日の練習の成果を発表できるチャンスが与えられることを祈るばかりです

今回の発表会は残念ながら所用があって聴きにいけません  持ち前のファイトで頑張ってほしいと思います.町田市の近くにお住まいの方で、特にお子様がいらっしゃる方は、是非、行かれてみてはいかがでしょうか。会場の相模原南市民ホールは小田急線「相模大野駅」北口から徒歩10分で、相模原市合同庁舎内にあるとのことです。

クリスマスソング・メドレーは楽しいと思います また、最後に先生方の連弾でチャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」の抜粋が演奏されます。これ、聴きものですよ

 

 

                

 

 

コメント (4)
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