人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

今日はベートーヴェンの誕生日~1770年12月16日

2011年12月16日 07時16分48秒 | 日記

16日(金)。昨夕、9階の宴会場で「BELCA賞受賞感謝の集い」があり、約180人のゲストがお見えになりました。ビルの関係のお祝いなので、関係業者、テナント事業所、近隣のビル関係者などのお客様が中心でした

BELCA賞というのは公益社団法人ロングライフビル推進協会(Building and Equipment Long-life Cycle Association)が、適切な維持保全を実施したり、優れた改修を実施した既存の建物のうち、特に優秀なものの関係者を、ロングライフ、ベストリフォームの2部門により表彰し、良好な建築ストックの形成に寄与することを目的に設けられた表彰制度です。当ビルは第20回BELCA賞「ロングライフ」部門(23年2月発表)を受賞しました

受賞の賞牌(レリーフ)は、パーティー会場に飾られた後、1階玄関ホール入口脇の壁に埋め込まれます。3.11東日本大震災以降、高層ビルから低層ビルに移る会社が増えていると言われています。大規模な地震が発生した際に、高層ビルから避難するのは困難を伴うからです。当ビルは11階建てで、地震にも強いため、震災後に入居してきたテナントさんもあります

BGMを任されたのでモーツアルトの「フルートとハープのための協奏曲」「管楽器のための協奏交響曲」と「アダージョ・カラヤン」の2枚のCDをかけたのですが,スタッフを含めて200人規模のパーティーになると,ボリュームを最大に上げても音楽が話声でかき消されて,ほとんど聴こえないことが分かりました.半分の100人位だと大丈夫なようです.初めての経験でした 次の機会に活かしたいと思います

スタッフはゲストが歓談中は少しアルコールを飲んだ程度で,ほとんど食べることができなかったので,パーティー終了後,残った料理をいただきました.主催者側として言うのもナンですが,いいパーティーだったのではないかと思います.終了後,有志で地下の炭火焼鳥0に行きましたが満員盛況だったため,串焼きRに行き6人で飲みました 関係者の皆さんお疲れ様でした

 

 閑話休題 

 

今日はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの誕生日です 1770年12月16日です。彼の音楽は、古典派音楽の集大成、ロマン派音楽の先駆けと言われています

私のクラシック音楽入門は、モーツアルトの「フルート協奏曲第2番」ですが、初めてLPレコードを買ったのはベートーヴェンの交響曲第5番と第9番の2枚組でした 演奏はヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルです。当時は指揮者と言えばカラヤンしか知らなかったし、オーケストラと言えばベルリン・フィルだったのです。はっきり言って、モーツアルトのフルート協奏曲は誰の演奏がいいのかなど、さっぱりわかりませんでした そこで、取りあえず、有名なベートーヴェンの「運命」と「第9」に飛びついたわけです。当時、ドイツ・グラモフォンの黒地に黄色のタイトル表示のレコード・ジャケットは憧れの的でした

ベートーヴェンの生演奏で印象に残っているのは,まず第1に神奈川県民ホールで聴いたカルロス・クライバー指揮バイエルン放送管弦楽団の交響曲第4番と第7番です.クライバーの華麗な指揮振りが忘れられません

次に,宇宿允人(うすきまさと)の指揮,フロイデ・フィルによる交響曲第3番”英雄”です.音の塊が押し寄せてくるような迫力に圧倒されました.ドイツの名指揮者フルトヴェングラーが今の時代に生きていたら,宇宿のような指揮をするのではないかと思います 残念ながら宇宿允人は今年3.11大震災の数日前に死去しました

室内楽では,園田高弘(ピアノ)と豊嶋泰嗣(ヴァオリン)が,すみだトリフォニーホールで開いたヴァイオリン・ソナタ演奏会の,とくに初期の作品の軽妙洒脱な演奏が印象に残っています.残念ながら園田高弘はその数年後に亡くなりました.

これからも,1回でも多く印象に残るベートーヴェンの演奏に出会うことが出来れば幸せだと思います

 

〔写真は宇宿允人指揮フロイデ・フィルによるベートーヴェン「交響曲第5番,8番」のCD〕

           

 

コメント (3)
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