17日(土).昨日,家に帰ると新日本フィルから2012-2013年の定期演奏会の速報が届いていました 新日本フィルは2012年に創立40周年を迎え,同時にクリスティアン・アルミンクの10年にわたる音楽監督としての契約最終年になるとのことです
「トリフォニーホール・シリーズ」,「サントリーホール・シリーズ」とも年間8回の定期公演ですが,私が会員になっている「トリフォニーホール・シリーズ」のプログラムは次の通りです.
9月=ブラームス「ドイツ・レクイエム」(指揮:アルミンク)
10月=ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」より”前奏曲と愛の死”,ベートーヴェン「交響曲第3番」(指揮:ハウシルト)
12月=ショスタコーヴィチ「ヴァイオリン協奏曲」,同「交響曲第10番」(ヴァイオリン=崔文珠,指揮:ダニエル・ハーディング)
1月=J.シュトラウス「ウィーンの森の物語」,ヤナーチェク「利口な女狐の物語」組曲,R.シュトラウス「アルプス交響曲」(指揮:メッツマッハー)
4月=ブラームス「ピアノ協奏曲第2番」,シューマン「交響曲第4番」(ピアノ=清水和音,指揮=アルミンク)
6月=マーラー「交響曲第6番」(指揮:ダニエル・ハーディング)
7月=ブルックナー「交響曲第7番」(指揮:大野和士)
8月=マーラー「交響曲第3番」(アルト=藤村実穂子,指揮:アルミンク)
このプログラムの魅力はマーラーの交響曲が2曲入っていることと,大野和士がブルックナーを振ることです 次に期待したいのはブラームスの「ドイツ・レクイエム」とショスタコービィチの「ヴァイオリン協奏曲」です ちなみに「サントリーホール・シリーズ」にはマーラーは1曲も入っていませんので,選択の余地はありません
東京交響楽団や東京フィルなど在京オーケストラのほとんどが,4月からのシーズン制になっているのに対して,新日本フィルは9月からのシーズン制になっているのが特徴です.企業の9月採用と同じ考え方なのでしょうか?定期会員獲得のための一つの工夫なのでしょうね
上記のようなプログラムであれば,余程のことがない限り「トリフォニーホール・シリーズ」の定期会員の延長手続きをすると思います