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人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ああ、無情!~東響「名曲全集」と「オペラシティシリーズ」が同じプロ!

2013年07月06日 07時20分48秒 | 日記

6日(土)。4日の日経朝刊・文化欄に指揮者の本名徹次氏が「ハノイで育てる音楽の芽」というエッセイを書いています 要約すると、

「ベトナム国立交響楽団の指揮を始めてから12年、音楽監督に就任してから4年が経った ベトナム国立交響楽団はホ―・チ・ミンの提唱で1959年に設立されたが、ベトナム戦争ですぐに活動を休止、本格的な活動再開は82年ころから。2001年2月にベートーヴェン「第5交響曲」などを指揮した 当初、リハーサルでは信じられないことばかりが起こった。指揮者の合図より先に演奏を終えてしまう 『やめ』と言っても誰かが延々と続けている。隣同士の奏者が何小節かずれたまま気付かない 時間を守らない。さぼる。トイレに立ち、携帯電話に出る。クライマックスでティンパ二奏者に合図したら居眠りしていたことも度々 何度怒ったかわからない。粘り強く向き合ううちに家族のような絆が芽生え、ゆっくりではあるが、技術も意識も向上してきた 05年からは現地にアパートを借りて1年の大半を過ごしている。定期演奏会も05年から始め、マーラー、ストラヴィンスキー、バルトークなどを初演した。今年は日越外交樹立40年の節目。秋には日本7か所を訪れてベートーヴェン『第5交響曲』『第7交響曲』などを演奏する。オーケストラとの挑戦はまだ続く

本名徹次氏の活躍ぶりはこれまで新聞報道で何度か目にしてきましたが、創世記のオーケストラは凄まじいものがありますね 日本のオケも創世記のリハーサル時は同じような状態だったのでしょうか?日本人は真面目な民族なので、そこまでひどくはなかったのではないかと想像しますが、指揮者というのは大変な職業ですね 民族が違えばなおさらです。本名氏のご健闘をお祈りいたします

 

          

 

  閑話休題  

 

来週のコンサート日程を再確認していたら、東京交響楽団の2つのコンサートがまったく同じ演奏者・同じプログラムであることが判明しました 一つは14日(日)午後2時からミューザ川崎で開かれる「第88回名曲全集」で、もう一つは翌15日(月・祝)午後2時から東京オペラシティコンサートホールで開かれる「第74回東京オペラシティ・シリーズ」です。プログラムはともに①ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」、②同「交響詩”海”」、③ショーソン「詩曲」、④ラヴェル「ツィガーヌ」、⑤同「ボレロ」で、指揮はミシェル・プラッソン、ヴァイオリン独奏は成田達輝です

年間会員の契約更新時に年間プログラムを確かめた上で申し込んでいるはずなのですが、ろくに日程を見ないで申し込んでいることがあからさまになってしまった失態です

言い訳めいたことを言えば、東響の定期演奏会は「サントリーホール・シリーズ」と「ミューザ川崎シリーズ」は同じ演奏者・同じプログラムであることは多くの人と同様に承知しているのですが、まさか「名曲全集」と「オペラシティ・シリーズ」のプログラムの一部が同じであるとは思ってもみませんでした こういうのって、定期会員が増えない原因になっていないかな・・・・・って言うか、一つのオケで3つの定期会員になっているのが想定外なのかも

いずれにしても、会場が違うとはいえ、同じコンサートを2回聴くのも気が進まないし、そうかと言って片方を無駄にするのももったいないし、と迷ってしまいます

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