人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

矢月秀作著「D1警視庁暗殺部」を読む~こんな組織があったら大変だ!

2013年10月16日 07時08分13秒 | 日記

16日(水)。いま朝6時です。超大型台風26号が関東地方に接近中 外はほとんど暴風雨です。午前中は大荒れになるでしょう 多分、会社に出てこれるのは私を含めて数人でしょう 地上を走る電車を使っている人が多いですから。私の場合は最寄り駅の地下鉄都営三田線・西巣鴨まで6分くらい歩けば、あとは電車に乗って内幸町駅で降り、地下通路で会社まで行けるので、どんなことがあっても出勤できるのです。これってラッキーなのでしょうか、アンラッキーなのでしょうか 

 

  閑話休題  

 

昨日、東急線で通勤している人から「東急沿線スタイルマガジン・SALUS」というフリーペーパーの10月号をいただきました

この中に「コンサートの事件簿」という連載コーナーがあり、音楽ライターの飯尾洋一さんが「音楽が先か?食事が先か?」というエッセイを書いています

先食べ派の言い分は「コンサートが終わるのは午後9時ごろで、それまで空腹が我慢できない」、「コンサートが終わってから食事をすると帰りが遅くなる」というもの。一方、後食べ派の言い分は「先に食べると眠くなってしまう」、「終演後に飲食しながら、おしゃべりする方が楽しい」、「仕事を終えて7時までに会場に行くだけでも大変なのに、開演前に食事をする余裕などない」というものです

どちらの言い分もよ~く分かります。ちなみに飯尾さんは「両食べ派」とのこと 私の場合は「先食べ派」です。ただし、腹八分目に押えます。そしてアルコール類はいっさい飲みません。軽く食事を取って、コーヒーを飲みます。これは眠気覚ましです

コンサート会場やオペラ会場で開演前からビールやワインを美味しそうに飲んでいる人をよく見かけます。ヨーロッパ諸国では「コンサート会場やオペラ劇場は社交場である。したがって、開演前からビールやワインを飲みながら会話をするのは当然だ」というのが普通なのかもしれません

しかし、私は”絶対に”と言ってもよいほど開演前にアルコール類は飲みません その理由は、第一に私の場合、通常一人でコンサートに行くので、自慢ではありませんが会話の相手がいません 第二に食事を摂った上でアルコールを飲んだら、それこそコンサートの最中に眠ってしまいます 決して安くない入場料を払って音楽を聴くのに眠るのは”最高の贅沢”でしょうが、別の言葉で言えば”お金をドブに捨てるようなもの”です 

さらに言えば、コンサートから帰ってからも基本的にアルコールは飲みません なぜなら、翌日朝7時にはコンサートの感想をブログにアップするため、文章の組み立てを考えなければならないからです

 

  も一度、閑話休題   

 

矢月秀作著「D1警視庁暗殺部」(祥伝社文庫)を読み終わりました 矢月秀作は1964年兵庫県生まれ。著書に大ヒットを続ける「もぐら」シリーズがあるとのことですが、まだ読んだことがありません 彼の作品を読むのはこれが初めてです

法律で裁けない悪人をこの世から抹殺するために警視庁の中に密かに設けられた「暗殺部」。そこには射撃の名手・周藤一希や刃物使いの名人・神馬悠大をはじめとする精鋭部隊が揃っている ある日、吉祥寺の放火事件で遺体からエボラウイルスが検出された。防犯カメラに映っていたのは白装束の集団だった。その現場では女性が誘拐されたことが判明する。暗殺部はターゲットを定め、罠をしかけて本物のワルを暴き出し、文字通り暗殺する

さて、警視庁に「暗殺部」はありません しかし、法の網をくぐってぬけぬけと生きている本当の”ワル”をいつまでも放任しておくわけにはいきません。そこで著者は、もしも警視庁に「暗殺部」があって本当の”ワル”を退治してくれたら一般大衆は溜飲を下げるだろう、と考えて、とてつもない組織を作り出したのでしょう。ちなみにD1のDとはデリート(消す)のDです こんな組織があったら大変です。読み始めたら止まらない本です

 

          

 

  またまた、閑話休題  

 

今しがた1階のメールボックスに新聞を取りに行ったら、朝日、日経ともビニール袋に包まれた朝刊がきちんと届いていました 新聞配達の方がこの暴風雨の中を届けて下さったのです。有り難いと思いますちなみに今週は「新聞週間」。今日、鹿児島市で「新聞大会」が開かれます。文字・活字の役割をあらためて考えてみる絶好の機会だと思います

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