人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

鈴木優人 ✕ バッハ・コレギウム・ジャパンで J.S.バッハ「ブランデンブルク協奏曲 BWV1046-1051」全曲を聴く ~ 第135回定期演奏会

2019年11月26日 07時20分24秒 | 日記

26日(火)。わが家に来てから今日で1884日目を迎え、政府への抗議デモが続く香港で24日に行われた区議会選挙で民主派が圧勝し、地元メディアは全452議席の8割を超える385議席を獲得したと伝えた というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

      70%台の高い投票率が民主派の躍進を促した  どうする香港政府 中国政府!?

     

         

 

昨日、夕食に「大根と挽肉の煮物」「豚汁」「生野菜とアボカドのサラダ」を作りました 「大根~」は久しぶりに作りましたが、美味しく出来ました

 

     

 

         

 

24日(日)午後3時から東京オペラシティ・コンサートホールでバッハ・コレギウム・ジャパンの「第135回定期演奏会」を聴きました プログラムはJ.S.バッハ「ブランデンブルク協奏曲 BWV1046-1051」全曲です 演奏はトランペット=ギ・フェルベ、フラウト・トラヴェルソ=鶴田洋子、リコーダー=アンドレアス・ベーレン、ホルン=福川伸陽、オーボエ=三宮正満、ヴァイオリン=若松夏美、高田あずみ、山口幸恵、管弦楽=バッハ・コレギウム・ジャパン、指揮&チェンバロ=鈴木優人です

「ブランデンブルク協奏曲」はヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750)が作曲し、1721年にブランデンブルク辺境伯クリスティアン・ルートヴィヒに捧げられた6曲の協奏曲です この協奏曲集の大きな特徴は、それぞれがまったく異なる楽器編成で演奏されることです

 

     

     

会場は教会カンタータ・シリーズの時と違い、3階席まで満席近い状況です 宗教曲ではなく管弦楽曲であることで聴きやすいと判断した聴衆が多かったのでしょうか

6曲は①第1番、②第6番 、③第2番、④第4番、⑤第5番、⑥第3番の順番に演奏されました 各曲の楽章構成と楽器構成は次の通りです

①第1番 ヘ長調 BWV.1046 第1楽章「アレグロ」、第2楽章「アダージョ」、第3楽章「アレグロ」、第4楽章「メヌエット~トリオ1」、第5楽章「ポロネーズ~トリオ2」

(ホルン2、オーボエ3、バス―ン、ヴァイオリン、弦楽、チェンバロ)

②第6番 変ロ長調 BWV.1051 第1楽章「アレグロ」、第2楽章「アダージョ・マ・ノン・トロッポ」、第3楽章「アレグロ」

(ヴィオラ2、ヴィオラ・ダ・ガンバ2、チェロ、チェンバロ)

③第2番 ヘ長調 BWV.1047 第1楽章「アレグロ」、第2楽章「アンダンテ」、第3楽章「アレグロ・アッサイ」

(トランペット、リコーダー、オーボエ、ヴァイオリン、弦楽(ヴィオラ等)、チェンバロ)

④第4番 ト長調 BWV.1049 第1楽章「アレグロ」、第2楽章「アンダンテ」、第3楽章「プレスト」

(独奏ヴァイオリン、リコーダー2、弦楽(ヴィオラ等)、チェンバロ)

⑤第5番 ニ長調 BWV.1050 第1楽章「アレグロ」、第2楽章「アフェットゥオーソ」、第3楽章「アレグロ」

(フラウト・トラヴェルソ、ヴァイオリン、弦楽(ヴィオラ等)、チェンバロ)

⑥第3番 ト長調 BWV.1048 第1楽章「アレグロ」、第2楽章(2つの和音のみ)、第3楽章「アレグロ」

(ヴァイオリン3、ヴィオラ3、チェロ3、コンティヌオ、チェンバロ)

①第1番 ヘ長調 BWV.1046では、福川伸陽(N響首席)と藤田麻理絵?(新日本フィル)のナチュラル・ホルン、三宮正満のオーボエが冴えわたりました

②第6番 変ロ長調 BWV.1051では、ヴァイオリンの若松夏美と高田あずみがヴィオラを弾きましたが、軽快な演奏を展開しました  

③第2番 ヘ長調 BWV.1047では、アンドレアス・ベーレンのリコーダー、ギ・フェルベのトランペット、三宮正満のオーボエが素晴らしかった トランペットは縦長ではなく、ホルンを小さくしたような形をしていて切れ味鋭い高音が特徴です

④第4番 ト長調 BWV.1049では、アンドレアス・ベーレンのリコーダーが楽しく聴けました

⑤第5番 ニ長調 BWV.1050では、鶴田洋子のフラウト・トラヴェルソが美しい音色で響き渡りました 鈴木優人のチェンバロは音が小さすぎて会場の後方ではあまり良く聴こえませんでした ピアノと違って、音が小さいのはチェンバロの宿命ですが、もっと前面に出ても良かったと思います

⑥第3番 ト長調 BWV.1048では、では、弦楽器同士のアンサンブルが楽しく聴けました また、第2楽章は2つの和音が書かれているだけなので、鈴木優人がチェンバロで即興演奏を入れて第3楽章に繋げました この演奏は素晴らしかった

蛇足ですが、鈴木優人が弾いていたのは「チェンバロ」ですが、これはドイツ語の呼び名で、同じ楽器を英語では「ハープシコード」、フランス語では「クラヴサン」と呼びます

ブランデンブルク協奏曲に関して言えば、第3番と第6番が好きです 意図したわけではありませんが、楽器構成は両者とも弦楽合奏のみで、管楽器は入りません 私の場合は楽器編成よりも心地よいリズム感やメロディーが好きです

午後3時に始まったコンサートは、20分の休憩を挟んで5時30分に終了しました 次は「管弦楽組曲」全曲演奏会にチャレンジでしょうか

外に出ると、オペラシティの地下広場にクリスマスツリーが飾られていました

 

     

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジョナサン・ノット ✕ 荒絵理... | トップ | ロバート・レッドフォード主... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事