9日(月・休)。11月21日(火)19時からハクジュホールで開かれる「N響チェンバー・ソロイスツ」室内楽シリーズ公演のチケットを取りました プログラムは①モーツアルト「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 ト長調 K.423」、②同「弦楽四重奏曲第13番 ニ短調 K.173」、③ブラームス「弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 作品18」、④メンデルスゾーン「弦楽八重奏曲 変ホ長調 作品20」です 演奏はヴァイオリン=郷古廉、宇根京子、大宮臨太郎、三又治彦、ヴィオラ=佐々木亮、三国レイチェル由依、チェロ=中実穂、宮坂拡志です
気が付くのが遅かったので、後方の席しか取れませんでしたが、メンデルスゾーン「弦楽八重奏曲」がどうしても聴きたいので取りました ハクジュホールは何年前か分からないほど昔に行ったきりで、本当に久しぶりです
ということで、わが家に来てから今日で3191日目を迎え、来年の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領が、マッカーシー下院議長の解任に伴う議長選で、関係が近いジョーダン下院司法委員長を推薦すると6日表明し、選出が難航する場合は自身が暫定議長になるとも述べた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
トランプは犯罪容疑者 厚かましいにも程がある 彼の言いなりの共和党も情けない
新文芸坐でマイケル・ウィナー監督による1974年製作アメリカ映画「狼よさらば」(93分)を観ました
この映画は、妻子が3人の不良少年に襲われた土地開発会社に勤める建築家の男ポール・カージー(チャールズ・ブロンソン)が、ニューヨーク市内で夜な夜な犯罪者たちを拳銃で処刑していくというアクション・スリラーです
この映画はブライアン・ガーフィールドの1972年の同名小説(原題「Death Wish」)を原作として製作されました
ニューヨーク市警のオチョア警部は、この連続殺人事件が復讐目的の自警主義的な犯行であるとすぐに気づき、ポールに辿り着き 証拠も見つけますが、検察と署長はポールの活動によって街頭犯罪が約半分にまで減っていることや、警察への市民感情の悪化を怖れ、ポールの逮捕状請求を棄却し処刑行為を自主的に引退させる(ニューヨークから出ていくように説得する)よう命令します この辺りは牧歌的というか、守備範囲から出ていけば問題は解決するという警察の事なかれ主義が現れていて苦笑を禁じ得ません
この映画は公開当時、明らかに自警主義を肯定し、犯罪者に対する無制限の処罰を奨励していると批判されましたが、商業的には大成功を収め、犯罪率が上昇していた1970年代のアメリカの世論の共感を得るものだったと言われています しかし、「自警主義」に焦点を合わせてその時代から現代までを振り返ってみると、アメリカ全土における高校での銃乱射事件をはじめ「銃が自由に手に入る社会」を反映した理不尽な事件が後を絶ちません 今ではこういう映画は撮れないのではないかと思います
この映画では音楽をハービー・ハンコックが担当していますが、センスの良いジャズ音楽が全編を通して流れます
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