人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

道尾秀介著「スタフ staph」を読む ~ 意外な数学の知識も身に着く、著者初の女性を主人公にした小説

2019年10月26日 07時20分09秒 | 日記

26日(土)。わが家に来てから今日で1853日目を迎え、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ米大統領の指示により 米ホワイトハウスが連邦政府機関に対し ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポストの米有力2紙の購読を中止させることを計画していると報じた  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

        トランプが批判する「香港を封じ込めようとする中国政府」と変わらないよね?

 

         

 

昨日、夕食に「とんぺい焼き」と「トマトとレタスの卵スープ」を作りました とんぺい焼きの材料は豚バラ肉、もやし、卵、とろけるチーズで、調味料は塩胡椒、マヨネーズ、ソースです 初挑戦ですが、娘の感想は「滅茶苦茶 美味しい!」でした

 

     

 

         

 

道尾秀介著「スタフ  staph」(文春文庫)を読み終わりました 道尾秀介は1975年生まれ。2004年「背の眼」でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー 2010年に「月と蟹」で直木賞を受賞したほか数々の文学賞を受賞しています

9か月前に昭典と離婚した掛川夏都は移動デリ「柳牛十兵衛号」を経営する32歳の女性。借金を返済しながら海外赴任中の姉の息子・智弥を預かる生活はぎりぎりだった ある日突然、中学生アイドルのカグヤのファンたちに車ごとさらわれた夏都は、芸能界の裏社会に渦巻く闇に巻き込まれていく 当初 カグヤとファンの暴走と思われた事件は思わぬ展開を見せる

 

     

 

道尾秀介の本を読むのは久しぶりです 彼の小説は少年を主人公とした作品が圧倒的に多い中で、この作品は初めて女性を主人公にした作品であり 異色です

智弥が通う学習塾の講師・菅沼が「1から100までを全部足したらいくつになるか?」とカグヤに問いかけるシーンがあります カグヤは答えられませんが、智弥は「5050」と即答し、公式を示します。Sn1/2(n+1)。これについて菅沼は次のように解説します  

「1から100までの数字を横に並べたとする。右端と左端の数字同士を足してみると、1プラス100で101。その隣の数字同士を足すと、2プラス99で101。次も3プラス98で101。これを50回繰り返すわけだから、101が50個で答えは5050になる

道尾秀介の本を読むと、このような意外な知識が身に着くことがあります 伊坂幸太郎の作品でもよくトリビアが紹介されますが、数学はあまりないかもしれません

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