アイスランドに暮らしていると、邦人である希少性の故に日本でなら経験できないような体験を色々とする機会があります。日本人であるというだけのために、様々な役割が勝手に廻ってくるのです。私の場合、そのひとつが「ナレーション」です。
何故かナレーションには男性が請われるということがあり、少ない邦人の中でも少数派である男性であるためにナレーションは何度も体験させてもらいました。
パッと思い出せるものは2005年の愛知万博での北欧館の中でのアイスランド紹介のビデオのナレーションです。これは話しが来てから録音までが三、四日という、チョウ短い準備期間でまいりました。
この時だけでなく大抵いつもそうなのですが、日本語の訳が英語からなされているために日本語で読み上げる文が長過ぎるのです。言葉というのは面白いもので、英語ならぴったりするような饒舌なナレーションは日本語では陳腐なものになってしまいます。
日本語のナレーションというのは基本的に、NHKの「大日本紀行」のようなのんびりゆったりしたテンポのものが自然だろうと思います。
この万博用のビデオ(DVD)の場合は、画面が変るまでにその場面のテキストを読みきれない、というくらいに長かったので相当削りまくりましたが、それでも間に合わず、かなりな早口になってしまいました。恥ずかしいできでしたがオレ知ーらない、です。(知らんプリ)
お土産用のDVDもふたつ担当しました。ひとつはアイスランドの観光スポットを紹介するもので、これは訳から担当しましたので事前に短く短くテキストを切っていきました。ただ読み方があまりうまくいかず噛みまくりました、アナウンサーじゃないし。(言い訳)
もうひとつのDVDはオーロラのもので、これはこちらに長く在住されていた女性の方が訳されたテキストを使いました。この方、まだ若かったのに癌で亡くなられてしまい、このDVDは何か形見の仕事のように思えています。ナレーションはいまいちですが映像は天下一品なので、機会があればぜひお土産にしてください。
この他にあと二回、アミューズメントのナレーションをしたことがあります。ひとつはストックスエリというレイキャビクから車で一時間弱の南にあるお化け屋敷(Draugasetur)です。
国内のいろいろなお化けの話しを集めてきたものジオラマのような感じで展示しています。その展示を見て回る際に、iPodのようなものでヘッドセットを使って解説を聞いていくのです。このお化けの話しはなかなか面白いものがあったので、いつかそのことだけでご紹介してみたいです。(訳したものを紛失してしまったので、細部を描写できないのです。困ったものだ)
そしてもうひとつのアミューズメントが、ボルガネスというこれもレイキャビクから一時間ほど西へ行ったきれいな町にある「ランドナウムスセートゥル」(Landnamssetur)という展示館です。ここでは紀元十世紀くらいからのアイスランドへのヴァイキングの入植の歴史を、これもジオラマ風に展示しています。
アイスランドの有名な古典文学かつ歴史であるサーガを元にしての展示で、これもいつかこれだけでご紹介したいですね。解説をiPod風なディバイスで聞いていくのはお化け屋敷と同じです。ここのナレーションでもいい間違いをひとつしています。もし訪れる機会がありましたら、間違い探しをしてください。(開き直り)
これらのナレーションは、プロではないとはいえそれなりに時間と労力を費やしますので何がしかの謝礼をもらいます。ただそれぞれに勉強になりますので、全般的に楽しいアルバイトではありますね。
最後にひとつ短ーいナレーションを紹介します。これはボランティアで「アイスランド脊髄損傷協会」に頼まれたPR用のコマーシャルでした。
アイスランド脊髄損傷協会のPR用ビデオ
日本人だ、というだけでこのように色々な役が回ってくるアイスランド。得をしたような気がすることもあります。退屈しないための生活上のアクセントにもなってるみたいです!(^_-)☆
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
何故かナレーションには男性が請われるということがあり、少ない邦人の中でも少数派である男性であるためにナレーションは何度も体験させてもらいました。
パッと思い出せるものは2005年の愛知万博での北欧館の中でのアイスランド紹介のビデオのナレーションです。これは話しが来てから録音までが三、四日という、チョウ短い準備期間でまいりました。
この時だけでなく大抵いつもそうなのですが、日本語の訳が英語からなされているために日本語で読み上げる文が長過ぎるのです。言葉というのは面白いもので、英語ならぴったりするような饒舌なナレーションは日本語では陳腐なものになってしまいます。
日本語のナレーションというのは基本的に、NHKの「大日本紀行」のようなのんびりゆったりしたテンポのものが自然だろうと思います。
この万博用のビデオ(DVD)の場合は、画面が変るまでにその場面のテキストを読みきれない、というくらいに長かったので相当削りまくりましたが、それでも間に合わず、かなりな早口になってしまいました。恥ずかしいできでしたがオレ知ーらない、です。(知らんプリ)
お土産用のDVDもふたつ担当しました。ひとつはアイスランドの観光スポットを紹介するもので、これは訳から担当しましたので事前に短く短くテキストを切っていきました。ただ読み方があまりうまくいかず噛みまくりました、アナウンサーじゃないし。(言い訳)
もうひとつのDVDはオーロラのもので、これはこちらに長く在住されていた女性の方が訳されたテキストを使いました。この方、まだ若かったのに癌で亡くなられてしまい、このDVDは何か形見の仕事のように思えています。ナレーションはいまいちですが映像は天下一品なので、機会があればぜひお土産にしてください。
この他にあと二回、アミューズメントのナレーションをしたことがあります。ひとつはストックスエリというレイキャビクから車で一時間弱の南にあるお化け屋敷(Draugasetur)です。
国内のいろいろなお化けの話しを集めてきたものジオラマのような感じで展示しています。その展示を見て回る際に、iPodのようなものでヘッドセットを使って解説を聞いていくのです。このお化けの話しはなかなか面白いものがあったので、いつかそのことだけでご紹介してみたいです。(訳したものを紛失してしまったので、細部を描写できないのです。困ったものだ)
そしてもうひとつのアミューズメントが、ボルガネスというこれもレイキャビクから一時間ほど西へ行ったきれいな町にある「ランドナウムスセートゥル」(Landnamssetur)という展示館です。ここでは紀元十世紀くらいからのアイスランドへのヴァイキングの入植の歴史を、これもジオラマ風に展示しています。
アイスランドの有名な古典文学かつ歴史であるサーガを元にしての展示で、これもいつかこれだけでご紹介したいですね。解説をiPod風なディバイスで聞いていくのはお化け屋敷と同じです。ここのナレーションでもいい間違いをひとつしています。もし訪れる機会がありましたら、間違い探しをしてください。(開き直り)
これらのナレーションは、プロではないとはいえそれなりに時間と労力を費やしますので何がしかの謝礼をもらいます。ただそれぞれに勉強になりますので、全般的に楽しいアルバイトではありますね。
最後にひとつ短ーいナレーションを紹介します。これはボランティアで「アイスランド脊髄損傷協会」に頼まれたPR用のコマーシャルでした。
アイスランド脊髄損傷協会のPR用ビデオ
日本人だ、というだけでこのように色々な役が回ってくるアイスランド。得をしたような気がすることもあります。退屈しないための生活上のアクセントにもなってるみたいです!(^_-)☆
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com