新年明けましておめでとうございます。アイスランド語ではGledilegt nytt ar グレージィレクト·ニヒト·アウルです。
旧年中、ブログを訪ねてくださった皆さんには心より感謝申し上げます。また今年もよろしくお願いいたします。
もう何度か触れたことがあるのですが、大晦日と元旦にかけては必ずアイスランドと日本の間の9時間の「時差」をひしひしと感じさせられます。
日本で年が明ける頃、アイスランドはまだ午後の3時。こちらまで「新年」がやってくる頃には日本ではすでに日が昇っています。
その一方で、例えばFacebookなどでアイスランドにいる人とも、日本にいる人とも同時にコミュにケーションが持たれていますので、どのタイミングで「明けましておめでとう」と言うのがベストなのか、いつも迷ってしまうのです。日本の友人にアケオメを伝える時には「こっちはまだだけど」なんて注釈をつける始末。
ただこのブログでは原則として日本時間に合わせることにしています。日本向けに書いているブログですから。時間は自分では調整できないですからね。どこかに合わせないと。
さて、新年には「新年の誓い」とか「新年の抱負」とかが付き物ですね。皆さんはいかがでしょうか?私個人としては年々この「新年の誓い」を見つけるのが難しくなってきているのですが、アイスランドの国にとっての新年の「誓い」ではないでしょうが、「課題」は見え見えです。
こちらでは、10月末の選挙以来、依然として新政権が発足しないままに年を越しています。バラバラに分かれてしまった選挙結果から「難しい政権樹立·組閣になるだろう」とは思いましたが、まさか年を越すとまで予想した人はいなかったのではないかと思います。
毎年12月には翌年の予算を法制化しなければならないという、大切な法案審議があるのですが、これも審議はもちろん10月末選挙で選ばれた議員さんたちがしたわけですが、内閣は「実務代行内閣」のまんまで済ませてしまいました。
アイスランドにとっての新年第一の課題は、政権を作ることでしょうね、まずもって。このままでいったら、本当に国会が内閣化してしまいますよ。のんびりしているのかノーテンキなのか。改めて「不思議の国アイスランド」を実感しています。
次に私自身のことを言わせていただきますが、今書いたように「新年の誓い」とか「抱負」とか、見つけるのが毎年難しくなってきています。ですが今年は例外で、昨年のうちから決まっていて、すでに実践に取りかかっています。
というか、これもともと全然「新年の誓い」とは関係なく、違う動機で始めたものなのですが、ちょうどタイミング的に合っているのでそのまま「新年の誓い·抱負」にもしてしまいました。
それはペルシャ語の勉強です。やり始めてみると結構面白いので、またあらためて詳しくレポートしてみたいと思います。
私が定期的に会う難民申請者、あるいはもと難民だった人の中には大勢のペルシャ語を母国語とする人たちがいます。主としてイランやアフガニスタンの人たちです。
英語ができる人の場合はいいのですが、実際は英語ダメな人の方が多いのです。で、集会などでは英語のできる人が、その場で通訳的なボラを買ってでてくれてやりくりできています。
週一回とか定期的に会っているにもかかわらず、直接話しができないというのはつまらないですよ。コーヒーとかの懇談の時間でも話しができない。特に必要な時はスマホのアプリとかで用件をわかってもらおうとしますが、非常に限られたことしか伝えられません。
こういう状態にいいかげん痺れが切れてきたので、いっそのこと自分でペルシャ語を少し勉強して多少はコミュにケーションが取れるようにしよう、と思い立ったわけです。
私はコースに通うのが苦手で、基本独習です。わからないことは訊きます。周りに先生がいっぱいいますから。心強いな。
まだ始めて三週間くらいですが、それでも挨拶くらいはできるようになりました。二言三言ですけどね。それでも人間関係というのは面白いもので、「近さ」「打ち解け度」が随分変わっていくのを感じます。
というわけで、今年は「ペルシャ語で簡単な会話ができるようになる」というのが私の誓い、というか抱負です。
皆さんの今年2017年の夢、抱負、約束ごとはどんなものでしょうか?世の中、自分個人の抱負や努力だけで変わるものではないでしょうが、何かしら「これをやろう」というものが胸中にあった方が、一日一日の大切さを示してくれるのではないか、と考えます。
末筆ながら、皆様の今年一年のご多幸をお祈りしています。また世界ができるだけ平安でありますように。
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
旧年中、ブログを訪ねてくださった皆さんには心より感謝申し上げます。また今年もよろしくお願いいたします。
もう何度か触れたことがあるのですが、大晦日と元旦にかけては必ずアイスランドと日本の間の9時間の「時差」をひしひしと感じさせられます。
日本で年が明ける頃、アイスランドはまだ午後の3時。こちらまで「新年」がやってくる頃には日本ではすでに日が昇っています。
その一方で、例えばFacebookなどでアイスランドにいる人とも、日本にいる人とも同時にコミュにケーションが持たれていますので、どのタイミングで「明けましておめでとう」と言うのがベストなのか、いつも迷ってしまうのです。日本の友人にアケオメを伝える時には「こっちはまだだけど」なんて注釈をつける始末。
ただこのブログでは原則として日本時間に合わせることにしています。日本向けに書いているブログですから。時間は自分では調整できないですからね。どこかに合わせないと。
さて、新年には「新年の誓い」とか「新年の抱負」とかが付き物ですね。皆さんはいかがでしょうか?私個人としては年々この「新年の誓い」を見つけるのが難しくなってきているのですが、アイスランドの国にとっての新年の「誓い」ではないでしょうが、「課題」は見え見えです。
こちらでは、10月末の選挙以来、依然として新政権が発足しないままに年を越しています。バラバラに分かれてしまった選挙結果から「難しい政権樹立·組閣になるだろう」とは思いましたが、まさか年を越すとまで予想した人はいなかったのではないかと思います。
毎年12月には翌年の予算を法制化しなければならないという、大切な法案審議があるのですが、これも審議はもちろん10月末選挙で選ばれた議員さんたちがしたわけですが、内閣は「実務代行内閣」のまんまで済ませてしまいました。
アイスランドにとっての新年第一の課題は、政権を作ることでしょうね、まずもって。このままでいったら、本当に国会が内閣化してしまいますよ。のんびりしているのかノーテンキなのか。改めて「不思議の国アイスランド」を実感しています。
次に私自身のことを言わせていただきますが、今書いたように「新年の誓い」とか「抱負」とか、見つけるのが毎年難しくなってきています。ですが今年は例外で、昨年のうちから決まっていて、すでに実践に取りかかっています。
というか、これもともと全然「新年の誓い」とは関係なく、違う動機で始めたものなのですが、ちょうどタイミング的に合っているのでそのまま「新年の誓い·抱負」にもしてしまいました。
それはペルシャ語の勉強です。やり始めてみると結構面白いので、またあらためて詳しくレポートしてみたいと思います。
私が定期的に会う難民申請者、あるいはもと難民だった人の中には大勢のペルシャ語を母国語とする人たちがいます。主としてイランやアフガニスタンの人たちです。
英語ができる人の場合はいいのですが、実際は英語ダメな人の方が多いのです。で、集会などでは英語のできる人が、その場で通訳的なボラを買ってでてくれてやりくりできています。
週一回とか定期的に会っているにもかかわらず、直接話しができないというのはつまらないですよ。コーヒーとかの懇談の時間でも話しができない。特に必要な時はスマホのアプリとかで用件をわかってもらおうとしますが、非常に限られたことしか伝えられません。
こういう状態にいいかげん痺れが切れてきたので、いっそのこと自分でペルシャ語を少し勉強して多少はコミュにケーションが取れるようにしよう、と思い立ったわけです。
私はコースに通うのが苦手で、基本独習です。わからないことは訊きます。周りに先生がいっぱいいますから。心強いな。
まだ始めて三週間くらいですが、それでも挨拶くらいはできるようになりました。二言三言ですけどね。それでも人間関係というのは面白いもので、「近さ」「打ち解け度」が随分変わっていくのを感じます。
というわけで、今年は「ペルシャ語で簡単な会話ができるようになる」というのが私の誓い、というか抱負です。
皆さんの今年2017年の夢、抱負、約束ごとはどんなものでしょうか?世の中、自分個人の抱負や努力だけで変わるものではないでしょうが、何かしら「これをやろう」というものが胸中にあった方が、一日一日の大切さを示してくれるのではないか、と考えます。
末筆ながら、皆様の今年一年のご多幸をお祈りしています。また世界ができるだけ平安でありますように。
応援します、若い力。Meet Iceland
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