レイキャビク西街ひとり日誌 (Blog from Iceland)

北の小さな島国アイスランドはレイキャビクの西街からの、男独りブログです。

ジュネーブ中街ワイワイ日誌(19-1)– 久々のグループ旅行珍道中

2019-09-28 20:35:44 | 日記
ユニクロのウルトラライトのダウンコートが必着となったレイキャビクを抜け出し、ジュネーブに来ています。ここはかなり南欧に近い位置にありますので、やはり暖かく、ジャケット不要くらいの気温にまで達してくれます。

事前に気温をチェックした時は「ジュネーブ日中気温は23〜4度」とかなっていましたので、ジャケットはユニクロで買った夏用のものにしました。自宅を出る時はもちろんダウンジャケットを着ていましたが。

日本に来る時もそうなのですが、たとえ日本ではコート不要の時期でも、出発、及び帰国時の「自宅―ケフラビク空港」間は寒いことが普通ですので、余計な一枚を携える必要があります。

今回は久―しぶりの「集団旅行」です。とはいっても七人だけですが。バカンスではなく仕事です。一週間ほどの短い旅程ですが、逆にスケジュールはかなり詰まっていて、ほとんど自由になる時間がありません。

ちょうど週末を含んでいるので「今回は定期時のブログ更新は無理かも」と思っていました。ですが(今これを書いている)土曜日の朝は、日程開始時間が9時半とゆっくり目なので、頑張って早起きして(ウソです。老人性の早起きなだけです)、更新を目指しているわけです。




宿舎の救世軍ホテルの前の通り いかにもヨーロッパ的


旅の目的とかは、また説明するとして、先に書きましたように今回の旅は仕事でのグループ旅行です。私の仕事は教会の牧師さんですので、旅のお供連も皆さん牧師さんたちです。

総勢七人(ひとりは現地集合)なのですが、男性四人、女性三人、高齢者四人、若い世代三人と、良いバランスのグループです。なぜそういう組み合わせなのか?ということも次回あたりに書かせていただきます。

さて、一人で旅行する場合と、グループ旅行―しかも会社(教会)の公用での旅行―の場合では異なる点があります。それは「自分で手配する部分が少ない」ということです。

フライトの会社や時間、滞在する宿等々、すべてあてがわれたものをいただくしかありません。逆に言うと「自分では何もしなくてよい」。

私は現地でマゴマゴするのが嫌なたちなので、ひとりで出かける時は必ず周到にガイドブックを見たり、地図を調べたりして事前情報の入手に余念がありません。

ですが、今回はまったくの「グループ旅行」モードが入ってしまっていて、要するに「誰かが知ってるだろ」という「おまかせモード」だったのです。それはそれでいいのですが、問題は御一行様の皆がそういう「おまかせモード」だったことです。(^-^;




ホテルの真ん前から 正面のアパートでお婆さんがひとり通りを眺めているのが素敵な画に


往路のスケジュールを見ると、ケフラビク発がアイスランド航空の朝7:30の便。フランクフルトでルフトハンザのジュネーブ行きに乗り換えるのですが、待ち時間が三時間ちょっと。「長いなあ」と思い、かなりだれた旅路になることを予測していました。

ところが順調にフランクフルトに着いてみると、乗り換え便は別のターミナルにあるということ。一同「そのターミナルはどこにあるの?」

ご承知の方も多いと思いますが、フランクフルト空港は世界各地とヨーロッパを結ぶハブ空港のひとつで、要するにヒースロー並みに「でかい」空港なのです。私は知識としてはそのことを知っていましたが、恥ずかしながらここに来るのは初めてで、どのくらい大きいのかまったく予備知識がありませんでした。

で、しばらく皆でウロウロ。「乗り換えるには一度、空港外に出るのか?」「そうらしい」「ホント?そんなことある?」

そういえばヒースローや成田でさえ、ターミナル変更時には一度空港外へ出るじゃないか。(成田で直接乗り換えたことはないのですが、そうですよね?第一、第二は直結してませんよね?)

やっと乗り換えターミナルに向かう電車に乗り込みました。案内通りに下車したのですが、今度は「どこでボーディングカードをもらうのだろうか?」私たち一行は、ケフラビクでは通しのボーディングカードを受け取ることができず、フランクフルトで発券してもらうことになっていたのです。

あっちで尋ね、こっちで尋ねた末にようやくボーディングを入手。ついでに言っておきますと、今回はひとつのブッキングナンバーに五人が連なっており、これは皆にとって初めての体験。

自動発券機でボーディングカードを発券させるためには、誰かの名前や必要な情報を入力する必要があったのですが、そのことの説明がまったくなくマゴマゴするばかり。

そんなこともあり、私の印象では「ドイツの空港は近代的で、とても良くデザインされているー 様に見えるが、実は場所についてもシステムについても説明不十分で、それほど良くデザインされているわけではない」となりました。ドイツびいきの方、スミマセン。m(_ _)m

そのあと、これも丸一時間はかかった様なセキュリティを、ケフラビクに次いで再度通過しなければならず、十分だったはずの「待ち時間」三時間は、結果的にピッタリの待ち時間と化してしまいました。

まあ、これもドイツのシステムよりは己の準備不足を反省する方が先でしょうね。




ホテルの屋上のテラスから 綺麗なお城がライトアップされてます


最後に着いた宿屋は救世軍の経営するホステル。ダウンタウンの真ん中にあり、場所は最高。「もしかしたら大部屋で雑魚寝か?」と不安があったのですが、普通に綺麗なホテル(三つ星)で、冷蔵庫がない点を除けばパーフェクトでした。

おまけに屋上には夜間も利用できるテラスまであり、さすがにフランス人は人生を楽しむなあ、と感じ入りました。ジュネーブは文化的にはフランスの街の様です。よーく世界地図で見ますとね、ジュネーブはスイスの左の端っこで、フランスに食い込んでいる様なロケーションにありますよ。

と、ここまで書いて時間切れです。次回にはもう少しまとまりのある内容にしたいと思います。内容が濃くなるとは思いませんが… (*^^*)


藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com

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コメント (1)
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